今日は飛行機や空と関係のない話ですので…

妹の結婚式、結婚までにいろいろとあったわりに盛り上がって、楽しく終わりました。
バージンロードを歩く父親が入場。普段は大股でずさんな歩き方をする父親が、キリギリスのようなモーニングを着て丁寧に歩こうとする姿が滑稽だった。私は完徹で臨み、かなりテンションが高くなってたので、神父様の特徴ある言葉(外国の人)に終始笑いを堪えるのに必死で涙が止まりませんでしたが、ようやくヒィヒィいうお腹が止まったかと思ったら母親までもが下を向いたっきり吹き出す笑いに耐えている、というか…(笑いの)涙をハンカチで拭いながら終始吹いていました。

そもそもわたしは「アーメン」ものに弱いのです。幼い時も銀座の有名な教会で、それも由緒正しい荘厳で厳粛な祭儀に立ち合ったことがあるのですが、その時も笑うを堪えるのに必死、よじれるお腹との戦いでした。そんなことになってしまうのは、普段の生活と著しくかけ離れた文化だからだと思います。だって毎日仏壇に向かって手を合わせ、なにかの行事っていったら(主に法事)流れるようなお経をきいているのに、白人の神父様がメロドラマか!っていうくさいセリフ(誓いの言葉?)を慣れない日本語で言うなんて、それだけでコミカルだ。
もし「非日常」が笑いのツボだとすると、「結婚式」なんてイベントは笑いのドツボ。妹には失礼だけれど、誰も笑っちゃわないようなところでも、色んなところに笑えてしまう要素がいっぱいあって、自分でも自分の人格を疑ってしまうくらい笑っちゃうことがいっぱいだった。

大学時代からの友だちにカメラマンとして活躍している友人がいるので、その彼に結婚式の撮影をお願いしたのですが、友だちがそばにいてくれて本当に助かった。旧知の仲というのは相違する感覚や生活環境の違いを探らなくても、笑いのツボがピタッと合ってしまう。笑いだけじゃなくって、怒りのツボ、悲しみのツボ、楽しみのツボ、色んなツボがあるようで、そういうツボってどれがどんだけ合えばってことや数っていうのもでもなくて、なにがどこで合ってしまうのかは分からない。それにそのツボの感覚を言葉で説明することはとても難しいのだけれど、その説明すらいらない役割を果たすのが「ツボ」なんだと思う。ツボは色んなところに転がってるけれど、偶然に発見することが多くって両親や兄弟とかっていう血縁とも無関係だ。だからこそ、ほんとうだったらひとりで地味に見つけて眺めてるだけだったかもしれないことが誰か共有できたとき、けっこう救われた気分になる。

人のつながりは色んなものがありますよね。ツボが合うかどうかもそうだし、それから価値観が合うかってのもある。よく結婚の理由に「価値観が合うから」っていうけれど、離婚のときにも「価値観が合わなかった」とかいいます。価値観の違いなんか育った環境や生活環境で左右されるものなんだから、すべての人が違ってあたりまえだと思うし、それに価値観って便利な言葉ってだけで、それぞれの価値観は言葉で説明できるあやふやなもんなので、竜子はまったく重要視しませんが、価値観が重要だっていえちゃう人もいる。血縁関係やお金のつながりってのもある。あと、ソウルメイトってのもある。ツボだとか価値観だとか色んなものが組み合わさってなのかは知らないけれど、あっという間に友だちになってソウルメイトになる。

ヒィヒィとお腹から起こる笑いを必死に堪えている私に向かって、そのカメラマンの友人は撮った新郎新婦と神父様のワンショットを押さえてすぐに、神父様の顔だけをズームさせながら見せてきた。いやがらせだと思う。おかげで、慣れない和装の帯で締めつけられた腹筋が痙攣間近、呼吸困難だ。けれど、そういういやがらせは歓迎だ。

さて。今日から家にいない妹がさまざまなものをプレゼントっていって置いていった。
ラッピングをひとつひとつ開けると、手紙、お菓子、日常品…。
それから、それから…飛行機の本。

あ…。惜しい。持ってるよ、それ。

いろんな飛行機グッズをプレゼントしてくれた、私とはまるで対照的な妹。いろいろと考えながら選んでくれたんだろうか? ほっこりしてしまいました。どうか幸せな家庭を築いておくれ。

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  1. もつべきものは旧知の仲なんですね。
    ツボって大事ですね。
    アカの他人が引き寄せられるのって結局「ツボ」なんですよねー。

    • 竜子
    • 2008年 11月27日 12:22am

    おっと…、おつかれさまです!
    合うツボ合わないツボ。ツボってあるんだよね、きっと。
    「ツボトモ」って名付けてみようかな。

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