アナトリア半島(西南トルコ)周遊:トゥズ湖〜アンカラ・エキスプレス
トゥズ湖というのは、塩湖です。80km×50kmに及ぶ土地ながら、年間の平均水深は50cm、夏になるとそのほとんどが干上がるという。トルコで消費される塩の7割は、このトゥズ湖のもの。
湖の水際まで歩いてきました。水面が鏡になって、雲に隠れた太陽の光を反射していました。
トルコの首都・アンカラまでは長距離のバス移動。本を読むつもりで乗り込んだものの、牧歌的な景色が続き、暗くなるまでずっと外を眺めていました。こんなに何時間も移りゆく空を眺めたのって何年ぶりだろう?
雲の動きも、太陽の色も、あっという間に表情を変えていくけれど、数時間後にはまた同じ太陽が昇って、違う景色を見せるのだから、空っておもしろい。
とか言っちゃったけど、ほんとうは、ただじっと眺めてるだけで、なんにも思ったり感じたりはしていなかったな。
陽が沈む瞬間って、どうして太陽の色が赤く変わるんですか? 知っている人はぜひ教えてください。
小高い丘のてっぺんにあるアンカラ城でご飯を食べました。
そして、アンカラ・エクスプレスに乗ってイスタンブルへ再び戻ります。
駅は天井が高いけれど、こぢんまり。なんだか銀行の受付待ちみたいです。
アンカラ・エクスプレスの食堂車。子供のときに広州から香港まで乗った特急の食堂車で、お嬢様気分でサーブしてもらったのを思い出した。年もとり、さすがにセレブ気分なんてことにはならないけど、食堂車っていまだに子供が焦がれる物語の世界。
夜も朝も車掌さんがベッドメイクをしてくれる。1等個室寝台というのに乗ったけど、冷蔵庫のお菓子も飲み物もフリー。よく寝れたし。とても楽しかった!
到着駅のハイダルパシャ駅。
旅の途中の写真、メモリトラブルで写真が抜けてしまったのが残念だけど、だいたいこんな感じでした。
トルコ旅行、以上。

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