モロッコから帰国しました

こんにちわ、竜子です。
えぇと、今日は羽田空港特集の日ですが、おとといの晩に帰国いたしまして僭越ながら無事に帰ってきたご報告を。

まずは、更新予定だった火曜日のB777さんの記事を落としてしまい、申し訳ありませんでした。連絡を十分に出来てなかったことなど、わたしの準備不足がたたった結果となってしまいました。
それからパソコンの電源やらカードリーダーやらをなくしてしまい、関係者のみなさんにご心配とご迷惑をおかけしたことを、この場を借りてお詫びします。

さて。
今回は羽田空港からANAのコードシェア便にて関空へ、そこからの深夜便でカタール航空の本拠地はドーハ空港へ。ドーハ空港からは同じくカタール航空にて、リビアはトリポリ空港を経由(機内待機)してカサブランカ・モハメド5世空港着、という飛行機ファンにとってはウハウハの、それでもけっこうハードなフライトでした。

そして予想外の出来事といえば、やはり物をなくしてしまったこと、それから旅行初なのですが…お腹を壊したことと、ラクダに乗って熱が出たことです。はい、中盤以降体調がボロボロ(笑)。サハラ砂漠ときたらラクダに乗らねば、なんて欲をかいたわけですが(ラクダに乗らなければ日の出の鑑賞スポットまで、徒歩50分! 砂漠の足下の悪い丘陵コースをえっこら…しかも寝ぼけ眼でですよ? これはラクダに乗る以外選択肢はありません)、少し気にはなったんです。というのも犬や猫に触ると、次の日必ず風邪をひくので。でも、自分の体力を過信し過ぎてました。それまで絶好調だったので、どーしても知りたかったんですねぇ、ラクダの毛の手触りを。
その辺りから鼻はムズムズするし、目は重いし。砂漠の砂で花粉症かっ?! と思っていたんですが、案の定その日の晩から高熱にうなされ、おもいっきりアレルギー症状が出てしまいました。んー。やはり日本でしないことは最新の注意を払わないといけないですね。サハラ砂漠の砂は淡い赤褐色のレンガ色でした。

サハラ砂漠へは四駆で川を渡り…でもってキャラバン・サライ!
サハラ砂漠には四駆で
サハラ砂漠でキャラバン・サライ?

お腹を壊したのは…お水が悪いってわけでもなさそうだし、原因がよく分からないのですが、まぁ…熱が出た次の日の晩に調子に乗って、生野菜をガッツリと食べてしまったからでしょうか? メインもスープもパンも食べずに、生野菜だけをペロリと3皿も平らげまして…。今思えば、お腹をくだしたのはその次の日でしたね。
さいわい後半はゆったりとマラケシュに連泊していたので、特に焦ることはなかったのですが、マラケシュでは写真をとる気力が全くなくて撮ってないとですよ(笑)

でもってモロッコですが、それはそれは魅惑的な国でした。
どこへ行ってもフランスの風が吹いているのです。まるでサガンの世界なんです。サガンが描くフランスの独特なブルジョワ階級の世界。別に町自体がフランスのつくりをしているわけじゃないんですけど…。んー。なんていうかなぁ。
たとえば、フェズの迷路の町を歩くでしょ。ロバが売り物の織物を乗せてたり、強烈な糞尿の臭いを放つ革製品を乗せていたり。道幅はロバの荷馬車が1台通るのがやっとだから、荷馬車が通るときは小さなお店にみんなが身を屈めながら、都内の満員電車顔負けのギュウギュウさで荷馬車を通すわけです。臭いはアメ横、御徒町の高架下の生鮮品屋さんの香りに、香辛料をたくさんふりかけたような…。そういうところにアフリカ社会だとか、イスラム社会のあるようでないような、ないようであるような秩序だとか、ともかくわけの分からない混沌とした活況があって、それがモロッコらしさなのかもしれないと感じながら、蠅のたかる肉屋や、またまたぎっしり詰まったナッツと思いきや蠅で埋め尽くされたヌガー屋さんなんかの通りを抜けて広場へ出る。それも小さな小さな通りが交差しただけの小さいところなんだけど。
そこから続く石畳の坂道をふと見上げるでしょ。すると、ここはモンマルトルの坂道なんじゃないか?! ってな気分になるのです。

フェズの小径と商店街
フェズの小径
フェズの商店

あんまり天気がいいのでホテルの中庭でフレッシュオレンジジュースを飲むでしょ。中央のプールでフランス人の老夫婦が泳いでいるでしょ。まわりではフランス人の子供たちがプールの監視員のお兄さんと遊んでる。そんな姿なんかを見てると、飲んでるオレンジジュースに、プロヴァンスの風が吹くんですねー。
アンチアトラス山脈を目の前にピレネー山脈を感じ、エルジャジーダの浜辺を見てニースの海岸を想い描き、マラケシュの町を彩る屋根をみて、マルセイユの町並みを想う…。夜のホテルの中庭でモンパルナスのアーティストが集うカフェなんかを想像したり。モロッコには失礼しちゃう話だけども、どこへ行ってもサガンが描いていた「ヴァカンス」の世界なんだ。そしてその気になれば、あら不思議。いつだってロマンスに巡り会えちゃう気になってくるんだよね。
はい、フランスに行ったことがありません!(笑)

夜、ホテルの中庭でキャッフェを飲んでみるが、あんまり美味しくなかった…、時間のたったエスプレッソの味(笑)
ホテルでキャッフェ

モロッコ自体は98%がムスリム(イスラム教徒)で女性もチャドラで身を包み、建築もイスラム独特のシンメトリックな文様柄の装飾で、文字もアラビア文字。それ自体にはヨーロッパの要素は特段ないし、洗練された町並みってわけでもない。それもこれも、どんな人たちでもみんながみんなフランス語を喋れて、どこへ行ってもフランス人が我が国のように歩いているからなんだけど(おまけに物価もそれなりに高いんです=少しでも外国人の出入りできるようなところは)、町を走るのはプジョーにシトロエンにオンボロだけどベンツのタクシー、さもリッチそうなフランス人ご夫婦はBMW。そういうどこへ行ってもおフランス、な国。
だけども町を外れてゆけどもゆけども礫漠、岩漠、土漠、砂漠…そのなかに現れるオアシスに実はアフリカ大陸だったんだ、と感じさせ、視殺されるんじゃないかってくらい、女性をガン見するあたりにイスラム圏を感じるのがモロッコだ。

くどいですが、フランスには行ったことがありません!
曜日に関係なく、ドーハ空港のレポートとカサブランカ空港のレポートをお届けしようと思っています。適宜差し込みますので、よろしくー。
でもって、羽田空港特集は日曜日にあらためます。

ご挨拶がてら近況報告まで。
ではでは。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
    • Airman
    • 2009年 10月23日 8:16am

    竜子さん、
    お帰りなさい!
    無事に帰国され、なんか、とってもホッとしています。
    楽しみにしていた写真も掲載していただいて、喜び2倍ですね。
    2枚目の砂漠の写真、ラクダの隊列の影がレンガ色の砂漠に映っていてとても素敵です。
    商店の軒先にぶら下がっているのは・・・?
    異国情緒たっぷりの記事、これからも楽しみにしています!

    • B777
    • 2009年 10月23日 10:08am

    日本から一歩も出たことがないので、外国には憧れます。
    外国に行く人が口を揃えて「価値観が変わる」と聞きます。
    写真を見てるだけでも、そう思います。
    他文化・他宗教に触れると言うのは、人間必要なことですね。
    狭苦しくセコセコ、バタバタと働いてたら、あきまへ〜ん(+o+)

    • Mattari
    • 2009年 10月23日 6:56pm

    フランスのお洒落さにアフリカらしさが加わり
    さらにイスラム世界などが交わっていく様子は
    何とも興味深いですね。
    砂漠で撮影されたラクダのシルエットの写真が何とも
    アラビアンナイトな感じでええなぁ〜
    ラクダというか動物アレルギー大変でしたねぇ。。
    ホントお大事に。

  1. トラックバック 0