羽田空港で働く人たち リムジンバス編

空港で働く人たちの中で、花形といえばいわゆる地上職員といわれる人たち。ディスパッチャーや整備士さん、各航空会社のグランドホステスあたりが有名なところで、いろんな本でも彼らの活躍ぶりが紹介され、登場の際には実際にわたしたちもその活躍ぶりを目にすることができる。

だけども今日はそういう人たちからちょっと離れて、普段よく目にしているのにあまり話題にされない人たちを紹介しようと思う。それはリムジンバスのお客さんをさばく人たち。実は羽田空港で働く人たちの中でも、竜子がいちばん注目している人たちだ。
飛行機の運航にはほとんど無縁。航空会社ともさして接点も見当たらず…あえていうなれば、空港の敷地内でクルーを運んだり、搭乗口から沖止めスポットまでを運んでくれるのがオレンジと白のボディに黒の窓がついたエアポートリムジンだ。
リムジンバスと一口に言っても、これは各主要スポットから空港などをシャトル形式で結ぶ形態の総称。だから羽田空港には京浜急行のリムジンバスや京成電鉄のリムジンバス、東京空港交通のリムジンバスなどが主要に乗り入れている。

羽田空港リムジンバス

羽田空港のターミナルに到着し、バスを出るのが2階出発ロビー。地方から羽田に戻って家に帰る時は1階到着ロビー。この、到着ロビーでバスをさばくお兄さんとおじさんがとにかく凄い。
このターミナルの道路の、歩道に面した部分はバスのためだけにあるといっても過言ではないほど、たくさんのバスが頻繁に到着しては乗っての繰り返しなのだけど、10分おきに到着するバスを案内板なしにマイクで案内するこの姿が、鮮やか!
ひとつのスポットに乗り入れるバスの時刻表、目的地と経由地、混雑状況などが頭に詰め込まれているのだ!

2番だとか、6番だとかって、だいたいの目的地ごとに使うスポット(バスの乗り口)が決まっているんだけど、100方面近くある目的地だからひとつのスポットにはいくつかの目的と共用している。そのスポットには10分おき間隔とかってバスが到着したりするのだけど、お客さんは必ずしも時間に合わせてくるわけじゃないですよね…。5分前に来るひともいれば、20分前だとかに来ないと安心できない人もいる。リムジンバスは高速道路を使用するので全席着席じゃないと乗れないこともあって、本来は予約が必要だ。といっても、リムジンバスの受付で当日の空き座席を購入できるし、指定時刻よりも早く乗りたい人は、空き座席さえあれば早い者勝ちでキャンセル待ちができる。
しかしこのキャンセル待ち、バスの乗り口でのみ受付なものだから、バスの発車の定刻時間の5分前にはおよそこんな人たちが集まる。

・目の前のバスに乗り込む人と、荷物
・次のバスに乗る人
・次の次のバスをまっている人
・次のバスのキャンセル待ちの人

たった5mほどの幅の歩道に、この人たちに誤解を与えないように一列にきれいに並ばせて、次から次へとさばいてゆく。乗り間違えをさせないように明確なMC!

文字にすると当たり前のようなことを当たり前にこなしているようにしか見えないのが残念だけど、そのさばき方といったら、職人技。
雨の日も風の日も、真夏も真冬も。地味なグレーのジャンパーを来たこの係員の人たち、凄い手腕を持っているなぁ、と感心するのでした。今度羽田からリムジンバスに乗る機会があったら、その見事なさばき方に注目してみてください。

ちなみにリムジンバスが高速で予想外の大渋滞に巻き込まれて、羽田空港の到着が大幅に遅れてしまい、予定していた飛行機に乗れなかった…。
こんなときは公共交通機関の遅延ということで、キャンセルの効かない割引チケットなどでも融通がききます。

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