おばあさんのひこうき

ブログをやったり、とか。楽しいですよ〜。
なにが、って聞かれてしまうと困っちゃうけれど、「ああしたい、こうしたい」と考えてみたりして。
ただ書くのは、もしかしたらそんなに楽しくないかも。でもひとつ楽しいなと思えるのは、何を書いたらいいか分かんないときに、音楽をかけてリズムに乗ったりして、こうやってパソコンのキーボードをパチパチ打っていると、ピアノを弾いてるみたいな気分になる時があるんだよね。でもって、リターンキーでシンバル、パーンッ! みたいな(笑)。こうなったらもうノリノリですね、気分だけは! なにを書いてるんだか分かんないけど、どんどん文字が増えてゆく〜。
なかなか思うようにはいかないのだけれど、なんだか楽しい!
よくよく考えたら、こんな恥をちょくちょく人に見せるなんて、と自分でも思うけど、明日、新しい記事で上書きされればクリアってことで、お許しください!

「おばあさんのひこうき」佐藤さとる(作)/村上 勉(絵)

さて、今回紹介するのはそんなノリでいま決まった「おばあさんのひこうき」です。
「ひこうき」というタイトルに惹かれて買った、いわば「タイトル買い」の1冊ですが、なかなかのヒットです。先日から子供向けの本の紹介が続いてしまいますが、今回も童話になります。
つくることって、なんなんでしょうね?
物語を作る、ということについて作者の佐藤さとるさんがまえがきでこのように紹介しています。

おはなしを つくるのは、あみものをあむのに よく にています。
おはなしは、みんなが しっている ことばを ペンをつかって、ひとつひとつ つないでいきます。
ちょうど、あみぼうを つかって、ひとめ ひとめ、けいとを あんでいくのと そっくりです。
こころを こめて、しんぼうづよく つづけていくと、やがて、できあがっていくとこども そっくりなのです。
佐藤さとる「おばあさんのひこうき」/小峰書店刊

わたしにはお話を作るという経験はないのですが、なんだか楽しそうですよねっ。
編み物って、編んでる時はちっとも楽しくないんですけど、出来上がった時の感動はひとしお。なにより、毛糸を選ぶ時が一番楽しかったりするんですよね…。

さて、お話の内容です。
田舎の外れに、一人暮らしをしているおばあさんがいました。長いスカートを履いた小柄で丸顔のおばあさん。編み物が得意で、オーダーを引き受けていました。町では「おばあさんの編んだセーターを着ると風邪をひかない」と大評判で、おばあさんは夏も冬も毎日編み物をしています。
そんなおばあさんのもとにあるとき孫のタツオから手紙が来ます。「僕たちの街に引っ越しっておいで」といった内容でしたが、おばあさんはまだまだ元気だったのと、タツオの家が団地住まいなのと、それからなにより、いまの町で好きなだけ編み物をしたいと思ったので、断ることにしました。
おばあさんの編み物生活がまたいつもの通りはじまります。今度は新しい模様にチャレンジしていました。おばあさんは編み物名人です。できない模様はないはず、と何度も編んではほどいて編んではほどいてを繰り返しながら新しい柄を模索していました。そんなときにチョウチョが手のひらにとまりました。虫眼鏡で眺めると細かくて美しい模様をしていたので、それを真似ることにしました。
しかし、なんど編み直してもうまく再現できません。編み物を覚えた少女の頃を思い出しながら、朝から晩まで一生懸命がんばります。それでも何日経っても満足いきません。10日ほど没頭して、ようやく5cmを編めたくらいの頃、編んだものがピクンピクンと動き出します。せっせせっせと編んでゆくと収集つかないほど跳ね上がる。どうやらおばあさんは、飛ぶ編み方をマスターしてしまったようなのです。
だからおばあさんは、飛行機を編むことにしました。竹竿やロープや麻ひもなんかを用意して枠を作り、そこに編んだものを貼れば翼になると考えてまた来る日も来る日もせっせと編み続けます。
そうしてできた編み物飛行機。もちろん行き先はタツオの家です。

しかし、この先どうやって着陸して、おばあさんがどうなったかは内緒。100ページほどの物語ですので、立ち読みでご確認ください。

おばあさんの挿絵が、絵に描いたような物語のおばあさんなのでなんだかほっこりしちゃう。
メカニックな飛行機も楽しいのだけれど、こういう飛行機の夢ロマン物語ってとてもいいなって思うんだなぁ。
それから、ものを作るのに没頭するというのも楽しそうだ、ということ。
この本、生まれてくる姪っ子か甥っ子にプレゼントしようっと。

では、また!

作も絵も同じ作家さんでも、ふたつの出版社から発行されています。

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