フィンランド航空MD-11のラストフライト!

本日は予定を変更して、フィンランド航空のMD-11の引退について紹介したいと思います。
Mattariさんから頂きました。さっそくですが、では、どうぞ。

フィンランド航空のプレスリリース発表によると、フィンランド航空の長距離路線主力機であるMD-11がとうとう2月22日付けのAY022便、デリー〜ヘルシンキ間でラストフライトを迎えました。
使用された機材のシップナンバーはOH-LGGという7機目のMD-11。
以前、予約サイトから調べていた時はバンコク〜ヘルシンキ間で12月末という説が強かったんですが、あっけなくデリー線へ復活して航空ファンを驚かせました。
しかし残念ながら、燃料高騰の波には勝てず後進のエアバスA330やA340へバトンタッチされます。

3発エンジンワイドボディ機の最終型ともいえるMD-11という機体は、フィンランド航空の規模にはちょうど良かったらしく前作のDC-10-30の運航実績もあったことから、他社がB777などへ切り替えてもかたくなに飛ばし続けた感があります。

フィンランド航空は世界で一番初めにMD-11を就航させた航空会社です。
そして1990年のヘルシンキ〜ラス・パルマス線への就航を皮切りに、日本線のほか経済成長が著しい中国線やインド線などを切り開いていきました。いわばフィンランド航空のMD-11は路線開拓者だったのです。全部で7機が導入され、合計で約40万飛行時間と5万回以上の離着陸をこなし、約1400万人もの世界のお客様に安全なフライトを提供して来ました。
私もその約1400万人のひとりとしてシンガポール〜バンコク間を飛んだことがありますが、離陸時のハイパワーなエンジンの加速は身体が座席へ引き込まれるように力強くて何ともトライジェットの名に恥じないフライトを楽しませてくれたものです。

同時に長年フィンランド航空の発展を支えたDC-8、DC-9・MD-80シリーズ、DC-10、MD-11といったマクダネル・ダグラス社の航空機運航も終止符を打つことを意味します。
そして同時に、フィンランド航空の機材もここ10年で大半がエアバスやエンブラエル、ボーイングなどの旅客機に主力が移っており、平均機体年齢も約6年と更に若くなるそうです。

これで旅客型MD-11を就航させている航空会社はKLMオランダ航空のみとなりました。現在は主に大西洋路線のカナダ線やカリブ海、中米と言った路線へ就航しています。しかし既に代替機ともいえる、B777-200ER/300ERも就航しているので乗りに行くなら、早いほうが良いかも知れません。

Mattari

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    • B777
    • 2010年 2月25日 11:28am

    さすがに時代の波には勝てないですね。
    一つの時代が終わるのですね。
    MD-11も数少なくなっていますが、フレイターは健在ですね然し、MD-11Fも何れはB777FやB767F、B747-8Fに置き換えられるのでしょうか。
    フィンランド航空と言うと、エアバスのイメージが強烈にあります。

    • Mattari
    • 2010年 2月26日 11:55am

    B777さん
    確かに一番古いMD-11で20年になるんで無理ないですね。
    比較的後半に作られたMD-11がフレーターとして
    延命しているのがまだ救いですね。
    フィンランド航空も初期にA300を一時期使っていたけど
    大きすぎてすぐ売却されたので、エアバス機のイメージが
    定着したのはここ最近なんですよ。

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