【航空100年】DC-3空撮映像とグレンミラー・スウィング・ミュージック

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【航空100年】DC-3特集_第4回
DC-3空撮映像とグレンミラー・スウィング・ミュージック
武田一男

 DC-3の特集はこれまで3回配信しましたが、楽しんで頂いていますか? 特集の最後はアメリカの空撮の名手でパイロットの、クレー・レーシーがダグラス社の依頼で撮影したDC-3の空撮映像です。

 空撮は特殊なカメラを装填した小型ジェット機で撮影するのですが、ダグラス社の広報の話によると、DC-3を空撮するのは大型ジェット旅客機を撮影するより、はるかに難しいそうです。なぜなら、小型ジェット機のスピードをプロペラ機に合わせて遅く飛ぶので、しかも、その状態で飛行機とカメラを同時にパイロットが操って撮影する、それが至難の業ということでした。

 それにしても、50周記念飛行のために新しく塗装されたダコタの姿はほんとに美しい。 それで映像にはP&Wのエンジン音とこれまたDC-3と同じ時代に流行したオールドファッションなグレンミラースタイルのビッグバンドスウイングを入れて編集しました。あわせてお楽しみ下さい。
 曲目は「インザムード」「アメリカンパトロール」「ムーンライト・セレナーデ」の3曲です。



【航空100年】DC-3特集
解説 武田一男 ©Director’s House
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  1. 冒頭から心臓のバクバクというか、ドキドキが!
    最後まで目が話せませんでした。
    心に響くエンジンの音と綺麗なDC-3の雄姿。
    永遠に残したい映像です!!
    素晴らしい映像をありがとうございます。
    本当に素晴らしい!!
    まだ、ドキドキが止りません。。。。

    • 武田一男
    • 2010年 6月22日 1:01am

    Airman さん。考えてみればDC-3はおろかダグラス社もなくなった現在、この映像はとても貴重なものになりました。航空史の上でも大切な映像資料だと思います。そんな意味も含めて今回公開させて頂きました。

    • 武田一男
    • 2010年 6月22日 5:21pm

    Airmanさんへ追伸。航空史の音の記録も映像記録と同様に大切に保存しなければならないものが沢山あります。唯、テープレコーダーが一般的になったのは1950年にソニーが開発したあとで、それ以前は音を確実に記録できる機器がなかった。このブログで連載している「我が心のキティホーク」のプロペラ機の音も、当時の音ではなく、「飛行機そのものを復刻し実際に再飛行させて撮影、録音したときの音です」と木村先生はおっしゃっていました。来週、第二次大戦の戦闘機、零戦や97式陸爆などの音をこのブログで公開する予定ですが、これらの音は35ミリ、16ミリで撮影されたフィルムのトーキーからとったものです。第二次大戦の頃には「音」を固定するにはフィルムのトーキーが最も実用的な方法でした。ところが、おもしろい話があって、第二次大戦中に当時、日本では珍しいドイツ製のワイヤーを使ったサウンドレコーダーで日本軍が飛行機の音を録音した例が一件だけあるのです。昭和17年、終戦の3年前、日本軍が捕獲したアメリカのボーイングなどの爆撃機を国内で飛行させその音を録音したのです。そしてその音をレコードにして小学校(昔は国民学校)の生徒に聴かせたのです。名目上は音感教育ということでしたが、実際は子供達の鋭敏な耳で敵機を識別させるのが目的であったといわれています。軍は終戦の3年前から本土空襲があることを予測していたのでしょう。このレコードは「敵機爆音レコード」とも「敵機識別レコード」とも呼ばれましたが、終戦でそのことごとくが崩壊し「幻の爆音レコード」として今ではとても貴重な音と言われています。偶然、幸せにもこのレコードが手に入ったので、これも来週には公開出来ると思います。「航空100年」とは単なるキャンペーンではなく歴史を知って未来を見る機会でもあるとおもいますのでぜひ、聴いて下さい。常々、思うのですが、Airmanさんは「写真」、僕は「音」で飛行機をみていますが、それぞれの人がそれぞれの側面から飛行機を表現することは、航空雑誌やテレビ番組には出来ない「航空機」の表現が、ブログでは可能なんだと思えてきます。今後もAirmanさんの良い作品を期待しています。長いコメントになりました。すみません。

    • 竜子
    • 2010年 6月22日 10:48pm

    ■Airmanさん
    この、グレンミラーのスイングミュージックというのが、バッチリと相まって高揚感を高めますよねっ。銀色がなんとカラーで見れるという、凄さ…。
    ■武田さん
    フィルムのトーキー? 映画などの画像をフィルムに記録し、そのフィルムの隅に音声を書いていくのがトーキー、というのであっていますか?? ワイヤーに録音するというのは、想像もつきません。テープレコーダーのワイヤー版みたいなものなのでしょうかねっ??
    よくよく考えると、音声を記録する、記録してみよう、と思った最初の人は凄いことを成し遂げましたね。鳥をみて飛びたい、と考えるのはまだ分かる気がするのですが、音声のような一瞬で流れていくものを記録するには、と考えた人はどんな心境だったのでしょうかね…。
    ところで、
    > Airmanさんは「写真」、僕は「音」で飛行機をみていますが、
    とありました。的確な表現だと思いました。
    自分は何で飛行機を見ているのだろうかと、考えちゃいますね^^;

  2. 武田さん、
    映像同様、「音」の記録も貴重ですね。
    当時の飛行機の息遣いが聞こえてくるようです。飛行機にはそれぞれ”声”があり、”息遣い”がありますね。そしてシーンによってそれらが変わる。。。飛行機の感じ方の一つだと思います。
    子供の頃、まだ自分の足で空港へ行くことが出来ず、いつもラジカセで聴いていたのは、飛行機の音でした。
    トーキーやワイヤーでそういった飛行機の音を録音してきた先人のご苦労に感謝です。そしてそれらを大切に保存している方々のお陰で今、こうして私達航空ファンが歴史上活躍した飛行機達に接することが出来るんですね。
    私自身、かなり以前に飛行機の音の録音に挑戦したことがあるのですが、風の音や周囲の雑音が入り、クリアな音を残すことが出来ませんでした。ここで公開されているような生々しい音を記録することはなかなか大変なことなのでしょう。
    来週の「幻の爆音レコード」・・今から楽しみです!
    竜子さん、
    武田さんが書かれているとおり、この「航空100年」の企画は単なるキャンペーン、エンターテインメントを超え、立体的な航空史になっていると思います。ご苦労も多いことと思いますが、このブログならではの企画を推進いただいていること、感謝いたします。
    なかなかコメントすることが出来ませんが、ページをめくるように日々拝見させていただいております。

    • 竜子
    • 2010年 6月23日 3:11pm

    ■Airmanさん
    Airman、飛行機の音の録音に挑戦された経験があるのですね!
    わたしは、テープレコーダーに雨の音を録音したことがあります。といってもマイクなんて機材らしいものはなく、灰色の縦置きのごついラジカセ。一般的な、赤いボタンと白だったか黒だったかのボタンを同時に押すやつ…。しかもベランダですけどね(笑)
    その程度ですから、飛行機の音を録音するなんて考えつきもしなかったです。
    友人に、子供の頃デコチャリに乗って風の音を集めてたという人がいました。収集するなんてことも思いつきもしなかったので、驚きました。
    固執、というのはひとつのパワーなんだと思います。

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