伊豆の飛行機雲

土肥温泉で飛行機雲

先日、野暮用で静岡の土肥へ行ってきた。土肥は天正時代以来、金山で賑わった街でその掘り出し作業でみつかった温泉でちょっとした観光スポットになっているという。

これといった観光はしていないのだけれども、少し時間があったので天正金鉱へ出かけた。天正金鉱はこじんまりとしていてちょっと寂れた金山だったけれども、杖をついたおじいさんが私一人の客にマンツーマンでガイドをしてくれた。

「龕付天正金鉱」(がんつきてんしょうきんこう)といって、「ガンをかけるの」龕なんだけれど、つまり金脈に沿って掘られた突き当たりに神様を掘ってまつっているという、日本で唯一の金山。これ以上掘り進めないようにと封じたものらしい。コウモリが何匹も飛び交う夕暮れ時の坑道は、距離は短いもののけっこうスリリング。

「そこにしゃがんでください」とガイドのおじさん。「もうちょっと右」「もうちょっと前」などといって、私の何度も座る位置を指示してくれます。いわれるがままにちょいちょい修正しながら、おじさんのいうタイミングで顔を見上げると、それが「龕」。女性の神様なのだという(どういうものかは想像してください…)。ガイドのおじさんは、もう何年も何十年もこの仕事やっているので、なってことは無いと思いますが、行き当たりばったりに一人で入ったアドベンチャーな空間で、おじさんと私の間になんともトホホな間が流れた。

約束までまだ時間があったので、ホテルへの帰り道は、海岸線に沿ってのんびり歩いてみた。
海に繋がる空ってのは広いなぁ、としみじみしていたら飛行機が雲をひきながら頭上をかすめて行ったのでした。
砂浜でこんなものを見たら、なんだか飛行機を追いかけて走りたくなっちゃいますよねっ。
といいつつ…トボトボ歩いていましたけど。

飛行機雲を見ると、最初は「おっ!」っと嬉しくなるんですけど、たまに一瞬心が静寂になっちゃったりして、なんだかなぁ〜…。ふと、しょうもないことを考えたりしちゃいます。

みなさんは、なにか思ったりしますか??

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