航空科学博物館へ行こう!(3)東棟・企画展示、屋外展示場、アクセス

成田航空科学博物館

こんにちわ!
竜子です。

今日お届けするのはやっとこさ最後の3回目を迎える、航空ファンにお勧めしたいスポット、成田空港近くにある航空科学博物館(3)です。入り口から西棟、中央棟から寄り道して展望室へと案内してまいりましたが、今回は東棟です。

1回目:航空科学博物館・西棟
2回目:中央棟と飛行機撮影スポット
3回目:東棟・企画展示、屋外展示場、アクセス(この回)

では、行ってみましょう。2F中央棟を抜けていざ東棟。上の写真は東棟を入ってすぐの室内です。上の方でくるくる旋回しながらなにかが飾られていますね。
これをよ〜く見てみると、こんな感じ。

青秀祐「TRIAL」成田航空科学博物館

おおお! 紙飛行機じゃあ〜りませんか!
これは、現代アートの若手作家・青秀祐(あお・しゅうすけ)氏の「TRIAL」という企画展の作品です。

青秀祐「TRIAL」成田航空科学博物館

折り紙飛行機の展開図をモチーフにした作品の数々で活動されているようです。
機械チックでポップ、といっては変な表現ですが、構造計算なんかは別として、今はCADかなんかでスサーッっと設計図がひけてしまうわけですが、昔は飛行機の設計図でさえカラス口などで書かれていたわけで、メカニカルなのにアナログ、オートマチックなのにマニュアル…。そんな反転した世界が背中合わせの雰囲気がとても面白いですよね。

青秀祐「TRIAL」成田航空科学博物館

「へそ型飛行機」というのだそうで。
折り方が紹介されています。

青秀祐「TRIAL」成田航空科学博物館

着色すると、ポップになるんですよね。
色合いもキュート。とかいったら、作家さんに失礼なのかな。楽しい配色です(^^;

青秀祐「TRIAL」成田航空科学博物館

大きな作品。ホントはこういうアートを空港で見たいよ!
空港にあるカジュアルなアートって、良いと思いませんか?

青秀祐「TRIAL」成田航空科学博物館

先ほどの企画展は見入っちゃいましたが、そろそろ足も疲れて来たので、休憩したいところ。
な〜んて思ってたら、カラオケボックス(それも昔あったような本当のコンテナボックスみたいなの)のようなボックスを発見。こちらの東棟は企画展示とNAA(成田国際空港)の展示室になっているのです。
ではでは、入ってみますね。

成田航空科学博物館

なんと、ここは騒音体験室ならぬ…「音の体験ルーム」。響きのいい言葉ですが、実際はホントに騒音体験室であります。ちょっと薄暗い室内(昔のカラオケボックス…)のかたい腰掛け(カラオケボックス風)に座って、正面の液晶画面から、騒音を体験したい機材をセレクトします。当然、最初はB747-400から選んでみました。そうすると、○○km地点での騒音、○○地点での騒音、などと聞き比べが出来ちゃうのです。けっこう機材も揃っているので、エンジン音の聞き比べの習得にもってこいです。

成田航空科学博物館

右側に備え付けられているメーターは、騒音計。
流れてくる音が、何デシベルなのかを教えてくれます。よく「デシベル」って聞くけど、それがどの程度の音量なのかよくわからなかったので、新鮮。メモリは130デシベルまであって、けっこう上の方まで触れていました。B777だけちょっと音量が少なかった…。

成田航空科学博物館

他にも、APUに電源を送ってみる体験コーナーなどもありましたが、日も暮れて来たので早々と引き上げることに。正午には入ったものの、この時点で4時間は経っていました。
2Fから1Fへ降りると、DC-8のシミュレーターが。これ、ホントは各回整理券制なのですが、欠員さえ出ればギリでも入れそうでした。でも、それでも1人分しか空きがなかったようですが…。
運が許せば、ぜひ体験してみてくださいね〜。私は入りませんでした。

成田航空科学博物館

1Fの東棟一番奥が図書室になっています。
蔵書数は新橋の航空図書館の方が断然ありそうでしたが、入りやすさ、読みやすさ、居心地の良さはこちらの方が遥かに良さそうです。どこも一長一短あるものですね。

成田航空科学博物館の図書室

航空科学博物館は、コインで遊ぶゲームも多かったな。
シミュレーターゲームに、

成田航空科学博物館

わくわくランドのような乗り物に、

成田航空科学博物館

UFOキャッチャー。

成田航空科学博物館
成田航空科学博物館

それから、今ではよほどのさびれた観光地でしか見ることの出来ない、メダル製造機まで!!

成田航空科学博物館

お土産ものは、ちょっとイマイチかな…。これといって目を引くものがなかった。
空港で売っているものばかりかな。たとえばJALの「うどんですかい」とか。
あ、でも下敷きは買っちゃいました(成田空港のほうの分室ミュージアムショップでですけど)。成田空港に乗り入れている航空会社のロゴが入っています。

成田航空科学博物館

あとは、定番の宇宙食とか。
あるいは千葉県の名産品になってしまったぬれせんべいに、落花生のお菓子。

成田航空科学博物館

誰が買うんだろ…。「WONDERFUL SKY」

成田航空科学博物館

あとは、組み立て飛行機とか。

成田航空科学博物館

親子セットでどうぞ! とか??
どちらもデルタとユナイテッドノースウェスト。

成田航空科学博物館

特に買うものなし。
よし! 屋外展示へ行くぞ!
航空灯台発見!! 左のは昭和34年製で南極観測船「宗谷」のヘリポートのもの!
右は戦前のもの!

成田航空科学博物館

左から、滑走路の中心線と進入方向を示す進入灯(旧型)、中央が現行の赤色進入灯、右端、左の白いのが滑走路をふちどる滑走路灯、赤いのが滑走路両端の舗装面の終わりを記す過走帯灯。

成田航空科学博物館

あの、出発進入機の位置(空港から110km以内の空域)を特定しちゃう、空港監視レーダー(ASR/SSR)アンテナ

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

乙型航空路灯台

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

YS-11も展示されていて、中に入れます! JA8611、試作1号機だそうです!
ところで、この公園のように広々とした空間の屋外展示は、一応「展示」なので入館者だけが楽しめるものとなっていますので、ご注意くださいね(つまり、入館料払わずに、ここだけ遊びに来るなよ! ってこと…。あちらこちらに、そう書いてあった。多いのでしょうね…。よく使う人は3,000円で年間会員があります)。

成田航空科学博物館

コックピットには座れませんが、間近に見ることができます。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

これ、なんだろう…。電話の受話器とおもりかな。某氏の小説に登場した、YS-11のおもりってこれのことなのかな?! ちょっと何かはよくわからないけれども、当時の試作機のママ残されている感じがなんともいえないです。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

ガランとしたキャビンは広いと思いきや、体感では狭く感じます。
こんなだったっけかなぁ…。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

表ではひっきりなしにRWY34Lを目指す着陸機がやってきます。撮影が悪いせいだと思いますが、ここからの飛行機は格別で、かなりスレスレに感じるんですよ。
ちょうど、YS-11の鼻先がRWY34Lに向いています。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

早朝なら良い陽があたるのかもなぁ〜!

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

三菱重工MU-2

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

富士重工FA-300(試作機)

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

エアロスパシアルSA330 ピューマヘリ
元・東京消防庁「ゆりかもめ号」です。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

三菱重工でライセンス生産した、元海上保安庁のシルコスキーS62ヘリ。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

きゃー。なにこれ〜?!

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

カモフKa26Dだって! 1970年代のソ連時代にカモフ社で製造されたヘリコプターとのこと。日本に入ってきた3機のうちの1機。面白い形だけど、この丸っこさがなんとなくソユーズっぽいっちゃぁ、ぽいなぁ。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

セスナ411、元中日新聞社の「おおたか号」

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

「ビジネスジェット」というジャンルを確立したリアジェット25B(N67HB)!
最終フライトは成田空港までだったそう。ってことは乗ろうと思えば乗れる?!

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

航空大学校で使われたビーチ33ボナンザ。
ひたすら練習生の訓練で活躍したとか。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

セスナ172スカイホーク。元大洋航空所有で操縦訓練、や航空撮影などに使われていました。
でもって、これはですね。コインを入れると、プロペラが回るんだって!! おもしろそう!
100円です。

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

小ちゃなお子さまも!

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

最後はだいぶ駆け足になっちゃいましたが、成田空港近くといっても、歩いては行けません! アクセスは車、もしくは路線バス/高速バスになります。ま、車の方はともかく住所をナビればOKだと思いますので、このアクセスについてちょっとご紹介しましょう。

これが車のマップです。

航空科学博物館への地図

入り口はこの赤い2機を目印に!

YS-11 成田航空科学博物館の屋外展示

成田空港からは、
バスルートその(1)▶路線バスで
・第1ターミナル30番バス乗り場
・第2ターミナル3F2番バス乗り場
から、「AMB南三里塚行き」に乗っておよそ15分で航空科学博物館バス停に到着するので、そこで下車してください。これが、2時間に1本。

バスルートその(2)▶空港シャトルバスで
・第2ターミナル13番バス乗り場
から、「横芝屋形海岸行き」に乗って「航空科学博物館」で下車。1日に3本、それも10:00〜14:40までの間となっています。

バスルートその(3)▶空港シャトルバスで
本数がないのだったら、いっそのこと東京駅からバスで行く、というのもひとつじゃないですかね。
ただ一番早い便で、東京発12:00、到着が13:30頃になってしまうので、見学時間がやや短いかな? とも思います。私の場合は博物館に正午頃入館し、閉館間際までおりました。写真を撮りながら展望室でぼんやりしつつ…、だったからかもしれませんが、最後はちょっと駆け足だったように思います。

詳細は航空科学博物館のホームページにありますので、そちらをご覧ください。
航空科学博物館/バスの時刻表へ
2011年2月現在の情報ですので、下記で更新情報を確認してくださいね。
航空科学博物館ホームページへ

みなさまこの3日間、長らくのおつきあいどうもありがとうございました!
以上!

YS-11 成田航空科学博物館
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