ありがとう、B747-400!

こんにちは。昨日は雨、今日は曇りときどき晴れ!
ゴォゴォ、と今日も上空でエンジン音が鳴り響いています!
昨日はB747-400の退役の日ということで、…最後の姿を見に行くかどうか、ずっと迷った挙げ句、やっぱり行かなかったのです。いまだに「え、ほんとのホントに引退なの?!」と、お天気のようにいまいち気分が晴れなかったり、時折陽が差し込んだり、行ったり来たりしている竜子です。

羽田最後の日もまた「行くなら成田もあるしなぁ〜」なんておもいつつやり過ごしたわけですが、なんだかね、いまだに実感がないんですよね。だって、ほんとに747-400って居て当たり前の存在だったんです。
いまやヤマト運輸じゃなくっても、佐川急便だろうが福山通運だろうがペリカン便だろうがだろうが宅配のことを「宅急便」と呼んだりして慣れ親しんでいますけど、こちとら「ジャンボ」ですよ。ジェット旅客機の総称のような扱いの「ジャンボ」が引退って?!
ん〜。2009年の-300引退の方が、よほど「最後なんだ〜!」と思いましたし、見に行きたい!って思いました。でも、-400の引退ってやっぱりなんだかピンとこない。JALに限らずANAの-400の引退もそうです。

いえ、わかってるんです。日本航空にとって重要なB747、日本にとっても重要なB747、航空史上で非常に重要なB747。それが日本の空から引退って飛行機ファンとしては見逃せない事件、ということも。でも、それだけになんだか足が、気持が、動かない。これって、いつか「あのとき見に行けば良かったなぁ〜」なんて後悔するのかなぁ?

「B747の思い出って何かあったかなぁ〜?」なんて思い起こそうとすると、些細なものばかりホイホイ出てくるんですよね。
「あのとき、知らない人に声をかけられたまま、寝れなかったんだよなぁ〜」とか、「おそるおそる2階席を見学しにいったよな〜」とか、「おでこがデンッ! とした正面の顔とにらめっこしたなぁ」とか、「思い出」にもならないしょうもないただの記憶。数は出てきてもべつにこれといって鮮烈な思い出がない…。飛行機が好きになったきっかけがB747だった、というセンセーショナルさがあるわけじゃなし。

かといって、人からどの機種が好き? って聞かれれば迷いなくこの2つを答えるよ。
「カッコ良さならB727。思い入れならB747」

これといってパンチのある思い出がないのにもかかわらず「思い入れ」ってなんなんだろう? なんて思わず自分にツッコミいれちゃったよ。何度か友人に聞かれたこともあるし、ブログでも書いたような気がするけれど、B747はあまりに馴染みがあるからそれを出さない方が不自然、みたいな感じでそう言ってたと思う。でもって、それがB747が好きな理由のすべてだ。
でもって、-200がいいとか、SRじゃなくちゃとか、とかそういうことも特段なくって、しいていうなら-400かなぁ〜、みたいな感じ。
そりゃ「無論、DC-8だ!」とか「やっぱりトライスターだね」とか「コンコルドに勝るものなし!」とか言ってみたいよ! でも、そんなにあれこれ選べるほど生きてないし、乗り比べできてないんだよ!(笑) 

でも、747-400の離着陸はとにかくカッコいい。
雨の日の着陸なんかは「ゴウォォォォォォォーーーーーーーー」っていって、雲のようなしぶきで足下が見えなくなったりとか、おもわず「おぉぉ〜」なんて声が出ちゃったりするし、「よく頑張ったな!」ってねぎらいの気持でいっぱいになる。
逆に離陸のときはのっそりと機体を起こすまでは「頑張れっ!!」て心で叫ぶし、「ブォォォォン、ブォォォォン」と駆け上っていくさまは「アイツ、大丈夫かなぁ〜」なんて思わせるし。
なんだか逞しくて頼りがいがありそうなのに、案外かわいらしいヤツ。それがB747-400なんだなぁ〜。

成田での最後の日の前日にあたる2月28日は、羽田でJAL鶴丸が初お目見え。
もうね「さよなら」なんだか、「こんにちは」なんだか、わたしの頭はしっちゃかめっちゃかだよ。
さらには今年の後半には747-8がデビューして、もしかしたら日本のキャリアが導入したりして、まさかまさかの鶴丸747-8が誕生しちゃったりして…(さすがに、ないかw)
でも、時代の流れには逆らえず。しょうがないですよね。
しょうがないとはいっても、さびしかったりして。
でもやっぱり、しょうがない。しょうがないというより、しゃーない!

航空業界に限らず、世の中は大きな変革の渦の中にあるようで、B747-400の引退もそのひとつに過ぎないようで、それがどうもこれから来る時代への不安とリンクして「なんだかなぁ〜」って気分にさせるのかもしれません。

でも飛行機のトキメキは、その時々の経済や社会、文化と一緒に華やぐから面白い!
B747だって、そうやってギラギラした時代に根付いた飛行機だ。おかげで一介の私の飛行機の思い出は、ワクワク楽しかったこと、酸っぱいながらもキュンとなるものばかり。直接の動機ではないけれども、おまけにすっかり飛行機ファンにもなった。

ありがとう、B747-400!

あら、不思議。こうやって書いているうちに、なんだか気分もスッカリ晴れた!
おまけに空も晴れ間が多くなってきたっ!

さて。現地には行きませんでしたが、成田でのB747-400最後の勇姿を見に行った方のレポートを拝見しました。
おつかれさま! のひと言に尽きますね!

ラストクルーのみなさんの姿もあります。おススメです。
飛行機にかこまれて。

雨天の中、最後のランディングの時には雨がやんだそうですよ。
Airmanの飛行機写真館

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
    • SportsKite
    • 2011年 3月2日 10:19pm

    30数年前、初めての海外での仕事が中東への駐在だったのですが、その時にテヘランまで搭乗したのが倒産してしまったパンアメリカンの世界一周便(西回り)のB4でした。香港、バンコック、デリーと飛び石伝いのような経路でした。香港以外では降機が許されず、自分は座席に座ったままで回りの乗客とクルーが入れ替わるという面白い体験をしました。離陸するたびに食事が出され、そのメニューが段々と中東風に変わっていったのも興味深かったです。
    帰国便のテヘランからのパンナムの世界一種便(東回り)のB4でしたが、エンジントラブルで到着ごとに部品交換をしながらの飛行でしたので、ひやひや物でした。結局、成田には8時間くらい遅れて到着したように記憶しています。
    その後も、特に北米との間をB4でなんど行き来したことか。ノースウエストのビジネスクラスがお気に入りで、アッパーデッキのCクラスの座席は静かでくつろげました。
    前にも書きましたが、シベリア上空でのB4のコックピットからの眺めは最高でした。
    乗客としては、B4はとても安心できる機種でした。

    • 竜子
    • 2011年 3月3日 10:11am

    ■SportsKiteさん
    中東への駐在ですか! また凄い経験ですね。
    いまなら、直行で行けるようなところでも、飛び石で…どれだけ時間がかかったのでしょうか。寝るにも寝れないですねっ。
    それに当時の社会情勢もまた大変だったのではないですか?
    テヘランからの世界一周便もまた、ひやひやながらも、羨ましいエピソード。8時間はあまりにひどいですが、昔はしょっちゅう遅延していましたね。30年前は、私の渡航はあまりなかったですが、親戚をよく出迎えにいっており、成田空港のフライト情報の電話は欠かせず、4時間、5時間遅れというのもザラでした。
    SportsKiteさんは素敵なエピソードをたくさんお持ちですよね!

    • Mattari
    • 2011年 3月4日 12:13am

    3歳の初飛行はJALのHND-FUK線のSR。
    中学の初海外もJALのNRT-GUM線のLR。
    不思議と縁があったのがJALのジャンボたち。。
    空港へ行けば普通に見ることが出来たJALのジャンボも
    これで終わりかと思うと残念でならない。。。
    777の航続性能の良さは素晴しいと思うけども
    万が一の事を思うと、4発エンジンの安心感は乗っていて
    ホッとするものがある。それが例え太平洋の上空で
    あろうと、凍てつくシベリア上空であろうと
    極上のシャンパンを片手に何とも快適なクルージングを
    楽しませてくれたものだ。
    近々計画している旅ではジャンボの搭乗は叶わなかったけど
    またジャンボのフライトをしたいですねぇ。
    何とかフライト300回記念は200回記念と同じように
    ジャンボ機の機内で迎えたいもんです。。
    747-8がぜひJAL、ANA共に採用される事を祈りたいと
    思います。
    ジャパンエアの747-400よ!不死鳥となれ〜!

    • 竜子
    • 2011年 3月4日 9:55pm

    ■Mattariさん
    コメントどうもありがとう!
    私の小さな頃なんて、機材なんかに興味なかったと思う。
    こうやって振り返れる材料があるMattariさんもまた羨ましいです。
    極上のシャンパンを片手に、とはまた渋いですね。飲めるとこういうひとときがまた一段と良い思い出になりそうですね。
    Mattariさん、次はどこへ行くんですか?
    ところで、これまでのフライトをログに残しているのですか??
    回数も趣味で乗ってると考えると凄く多いですよねっ!

  1. トラックバック 0