第24回 ハチャメチャ乗務員が今回の被災で思うこと

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この世でおこることがすべて必然であり、すべての行為に意味があるととらえたとき、この地震は私たち日本人にとってどういう意味があるのでしょうか?
「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波を利用して、我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」
と発言して、謝罪した石原都知事のコメントではないですが、日本人にとって、立ち止まり考える大きな機会にはなったはずです。
変わるきっかけはよほど大きな病気や災難ではないとだめで、高血圧や高脂血症などでは、自分の生き方を変えるかたはほとんどいません。しかし命にかかわる「癌」である場合、人は立ち止まり考えます。
そして食事、運動などはもちろんですが最終的には心まで変えていきます。

そう考えたとき、私はこの地震に、あえて意味を与えるとしたら、個人における癌と同じように、日本人が生き方を、立ち止まって考えるチャンスではないかと思っています。
この数十年、世界で一番お金とモノを持っていたのは多分日本人でした。しかし、「幸せか?」と聞かれれば決して「イエス」ではなかったはずです。それはなぜか、「心」、「精神的な豊かさ」がなかったからです。

この地震は、「モノ」を壊し、津波は「モノ」をさらい、大切な家族までもを押し流していきました。
この数十年日本人が最も大切にしてきたものを押し流したのです。そこに何が残ったのか・・・「心」と「家族との思い出」です。
ここに一つの動画があります。
世界中が日本のために祈り、そして日本人が日本のために祈り、行動している姿です。
そこには人類の優しさ、日本人の温かさがあふれていました。
私は感動して涙が流れました。
これから訪れるであろう「心」の時代、それを引っ張っていくのが、われわれ日本人であること、そして世界を変えること、それこそが、まさに今回の地震をあえて必然と考えたときの日本人の役割だと思います。

あまりにも多くの尊い命が失われました。
その方たちに少しでも報いるためにも、その方たちが「日本は本当に素晴らしい国になった」
「優しさがあふれる国になった」と言ってもらえる国にしなければなりません。

立ち止まり、考え、そして今こそ、地球市民の一人として、「心」の時代の先駆者として皆さんと一緒に行動したいと思います。

風天マン

実録「ハチャメチャ乗務員の飛行日誌」
© 風天マン
【著作について】実録「ハチャメチャ乗務員の飛行日誌」のすべては風天マンが著作権を保有しています。一般的な「引用」の範囲を超える紹介を除き、商用、非商用に関わらず無断転載、複製の一切を禁止いたします。詳細については当ブログ info@airjapon.com(管理人:竜子)までお問い合わせください。

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こちらもよろしくです。

ANA義援マイルで震災支援

●期間:2011年3月17日(15:00)〜4月15日(23:59)(終了)
●一口:1,000マイル=1,000円相当(1,000マイル以上、以降1,000マイル単位)
●国際人道支援組織「ジャパン・プラットホーム」を通じ、被災者の救済活動に使用します
●義援マイルの詳細:http://www.ana.co.jp/amc/news/info/gien_1103(終了)

なお、「東日本大震災 被災地域復興支援 ANA義援マイル」では、受付件数:5万2995件、総受付マイル数:3億1351万5000マイル(3億1351万5000円)が国際人道支援組織「ジャパン・プラットフォーム」ならびに社会福祉法人「中央共同募金会」を通じて、東日本大震災復興支援の義援金として寄付をされることになりました(2011年4月20日ANA発表)。

JALマイルで支援金

●期間:2011年3月14日〜4月15日まで(終了)
●一口:7,500マイル=7,500円相当(7,500マイル以上、以降7,500マイル単位)
「赤い羽共同募金」でおなじみの「社会福祉法人中央共同募金会」が実施する、被災者の方々への支援活動に使用します
●救難支援マイルの特設ページへ:http://www.jal.co.jp/shien/(終了)

JALの「東日本大震災救難支援マイル」では、受付会員数:1万2875名、総マイル数:1億2261万7500マイル(1億2261万7500円)が「社会福祉法人中央共同募金」へ寄付されることになりました(2011年4月20日JAL発表)。

    • 竜子
    • 2011年 3月23日 8:53am

    ■風天マンさん
    人はいろいろ考え方があるので、わたしもひとつ。
    やっぱりこういうのって偶然だと思うし、自然からのメッセージにしてはあの惨状は残酷すぎます。
    それに津波に飲まれた場所はなんで東北だったのでしょうか。東京に比べたら家族のつながりもありそうだし、素朴で純朴で、六本木だとかの享楽の街に比べても、お金も我欲も少なそうに見える街なのに。必然だというなら都内が飲まれたほうがよほど理解できますよ…(><
    さて。幸せについてですけど、本屋へ行っても、社会での生き残りをかけたビジネスHow to書だとか自己啓発書ばかりで、世の中病んでるなぁ、と思うこともあったけれど、それなりに幸せだったとおもいます。それに私の年代からみたら、私の両親や風天マンさんの年代の方たちはもっと幸せそうに見えました。きっと希望のようなものがあったように見えたからでしょーね。
    天変地異が起こって、私たちのところにようやく希望の種が回ってきたように思います。
    ●「危機的状況の中の希望」/村上龍さんがニューヨークタイムズに宛てた寄稿
    http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/
    あと、優しさについてですけど、わたしの場合は悪名高い2chのやさしさに、癒されました。紹介いただいた動画もいいですけど、面白いですよ、コレ。
    ●被災者が調子のってるから電池大量に送りつけてやったぜwwwwww/まめ速
    http://mamesoku.com/archives/2426297.html

  1. 初めまして。こんにちは。
    とても興味深い記事の内容だったのでコメント残しました。
    そうですね。私も全ての事には何か意味があると思っています。
    最近のTVをつければ日本の政治も含めて内輪もめなどいがみ合いばかり。
    ばらばらになり、今の日本人も自分さえよければと個人主義になっていたので、
    この先日本が孤立してしまうんじゃないかと心配していました。
    震災に見舞われた方は本当に辛い思いをしているので
    このコメントは申し訳ないと思いますが
    この自然災害をきっかけに日本が1つにまとまり、
    若者を中心に復興に向けて頑張って欲しいですネ!
    きっと以前の日本よりも素晴らしい国に生まれ変わってくれるはず!
    私も震災を受けた方々の、1つ1つを受け止めながら
    一生懸命に生き延び、復興を願っている姿を見ながら
    心から応援し続けたいと思ってます!

    • siera
    • 2011年 3月24日 3:31pm

    風天マンさん
    竜子さん
    素敵な動画をご紹介くださり ありがとうございました。
    感動して 涙が流れました。
    記者会見などを伝える報道は 記者たちの質問の多くがギスギス とげとげしていてイヤな気持にさせられます。
    正確な情報を迅速に伝える、という使命はわかります。また東京電力や原子力保安院の初期対応のまずさもわかります。しかし、上げ足を取ったり、責任を問うたり、誘導的な質問をしたりすることに「今」とんな意味があるのでしょう。
    一方、人々の温かい思いや 応援しようとする気持ちを伝える報道には、人を動かす力があります。
    震災発生以降、灯油を購入するために長いガソリンスタンド渋滞に並ぶことが度々ありました。そんな時、FMラジオから流れていた曲は、70年代〜90年代の曲が多く流れていました。その曲の多くは、決してあからさまではなく、さりげなく人々を元気づける曲でした。聞いているうちに、各曲目への懐かしさよりも、ディレクターの配慮に目頭が熱くなりました。
    野菜の出荷停止の報道でも、「口に入るものである以上、規制値の範囲内でもやはり手が出ません」という人がいる一方、「気にしません!」ときっぱり言っている主婦の方もおられました。その一言が、どれだけ農家の方々を精神的に支えたか、とても大きいと思えるのです。僕も、規制が解除されたら、真っ先に福島、栃木、茨城、群馬県産の野菜を選んで購入したいと思っています。
    個人ができる一つ一つのことは、ローソクの炎のようなものかもしれません。でも、その小さな温かさは、人々をあたため、人を動かす力があると思います。今回ご紹介いただいた動画に出てくる一般の方々、お菓子を配布して回った女子たち、また買えばいいと言って募金した青年、こうした小さな炎を見ることで、次々と小さな炎が増えていく。素晴らしいことじゃないですか。
    本当に、この震災を契機として「優しさがあふれる国」に戻してゆきたいですね。

    • 竜子
    • 2011年 3月27日 5:18am

    ■mapleさん
    はじめまして。
    すっかり体調を壊してしまいまして、コメントのレスが遅くなって大変申し訳ありませんでした。
    さきほどメールを見ていたら、ロサンゼルスに住む知人からメールが届いていました。
    わたし用に簡単な英語で毎日NHK worldを見ていて日本を心配していること、それからローマ字の日本語で、応援のメッセージがありました。
    トルコの旅先で出会った女の子、モロッコのガイドさん、これまでにも旅のつれづれで知り合った人すらも「私たちは日本と共にある」といった内容のメールをもらいました。スマトラでもニュージーランドでもこんな言葉、わたしはいままで使ったことがありません。ついこないだまで、ニュージーランドの震災だったというのに。不思議な感覚ですね。
    ■Sieraさん
    コメント、遅くなってごめんなさい。
    記者会見、なかでも東京電力の記者会見は本当にひどいですよね。
    風邪をひいて記者会見を見る気力がなくなりましたが、東電も東電ですけど、記者の品格が問われるやりとりに愕然としました。ワイドショー化している報道なんて必要ないと思いました。
    それから、ラジオのサウンド。本当に筆舌にはしがたい感動がありました。
    これからどんな世の中になるのでしょうかね。早く兆しを見いだしたいものですね。

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