旅は冒険だ!

こんにちは、竜子です。

先日、なにげなく某氏の日記を見てたら、突然こんな風に書いてあったんだよ。

ima oslo airport no sas lounge ni imasu
4/2 ha toromuso kara frankfurt he oslo
noritsugi de tobu yotei desita ga
oslo ni oriru koto ga dekizu
stanvanger to iu machi he mokutekichi-hennkou
to nari flight no hennkou wo kachitoru noni
kuroushimasita…

imakara frankfurt he tobi masu…
4/4 ni nihon he modorimasu.

syosai wa izure kakimasu..
deha gokigennyo…

なんと、オスロ空港に行ってた(笑)。
どうもオスロ乗り継ぎでトロムソへ向かう予定が、スタンバンゲルというとこへダイバード。
無事に?! オスロのSASラウンジでこの日記書き込みとなったようなのです。

しかし、この日記を書いたとき、どんな気分だったんだろう? 読んだだけでもフライトの変更を「勝ち取るのに苦労しました…」ということはなんかしらの奮闘をして、それを勝ち取って、現地からの勝利の書き込みとなったのが伺われました。日本語フォントが入ってるのかどうか分からないようなパソコンを前に、それでもローマ字でカタコト日本語を打電する某氏の日記、これを見て胸が高鳴りました。

某氏は飛行機と旅のファンなのですが、その彼のことを思うと「旅へ出たんだ〜」というだけで、なんだかこちらまで嬉しくなりました。旅というのはロマンがあって、本当に素晴らしいものだと思う。
旅って、冒険ですね!

私の最初の冒険は、小学校1年生のとき。これは私の中でもけっこうな悲しい記憶で、前にもこのブログで書いたことがあったかもしれないけれど(どこで書いたか忘れた…)、栃木にある母がたの祖母の家に、東武線の浅草駅から、新鹿沼って駅まで「けごん」だったか「きぬ」だったか…、なんしかそういう特急に乗って行ったのが私のささやかな冒険初めだ。

アライグマのリュックを背負って、”キキとララ”のビニールの財布にお小遣いを入れてもらって、水筒までぶら下げて。特別なときだけのポッキーを買ってもらい、母は、近くの若者3人組に「この子、新鹿沼(しんかぬま)で降りますのでよろしくおねがいします」などと言って、電車を降りて行った。
私は意気揚々で母とさよならをして、若者たちが「こっちにおいでよ」と言ってくれても「大丈夫です」なんて言って、「みかん食べる?」なんて言ってくれても「大丈夫です」と。おそらく相当無愛想だったと思うけれども、「東武動物公園」の駅を通り過ぎて一安心、「みぶ、おもちゃのまちへお乗り換えのお客様は…云々」というアナウンスをきいて「よし、いつも通りだ!」と一安心。そうして1時間半か2時間。
「しんかぬま〜、しんかぬま〜」というアナウンスで「よし! 降りるぞ!」と張り切ってドアの前に立ったのも束の間。開いたドアからの景色がいつも見ていたものとまるで違う。
「どこだ、ここは!」と目の前が真っ暗になったけれども、駅の柱に貼ってある看板には「しんかぬま」と書いてあるじゃないか。けれども、わたしが知ってる「しんかぬま」はここじゃない。背筋が凍るほどゾッとした、というか、ほんと不安になって泣きたい気持だったところ、件の若者がそばに来て「しんかぬまだよ」と声をかけてくれた。「わかってる…、でも、ここはしんかぬまじゃないんだ…」と心だけでつぶやきつつ、「しんかぬま」の看板を信じて、降りちゃった。降りたら進むしかないので、てくてくホームを歩いてみたら、ようやく私の知ってる「しんかぬま」の駅の景色が出て来たのでした。

どうもそれまでは、ホームと改札口をつなぐ階段付近にドアがある、先頭車両〜中頃車両に乗っていたようなのですが、その日に限って後部車両だったみたいで、田舎の駅なので屋根は無いし、改札も見えないし、というのがこの日のわたしの「しんかぬま」駅だったのです。
「あ〜、やっぱり降りて良かった」と嬉しくて仕方がなかったのと、とてつもない達成感で階段を登ったのを覚えてます。それにきっとクラスで一番ノリくらいに、初ひとり電車デビューだったんじゃないかと、思ってましたから。ともかく嬉しさでいっぱいでした。ゆっても電車1本乗り継ぎもないわけで、実はたいしたことはしていないんですけどね…。それに電車が止まっている時間は、新鹿沼駅はやや長めだったんですけれど、それでも迷った時間なんてせいぜい1分もないと思います。でもその時間がやたらと鮮明によみがえります。

けれども、この鮮明な記憶と同じくらい鮮明に思い起こされるのが、この後の出来事なんです。
ルンルンで駆け上がった階段、切符きりの駅員さんの脇で、母方の叔母が車で迎えにきてくれていました。
笑顔で車に乗り込み、褒めてもらいました。「よくやったね」「よくひとりできたね」と。でもその叔母が、しきりに「おかあさんに見せてあげたいね」「おかあさんに会いたいよね」って笑顔で車のバックミラーを見ながらいうんです…。で、しらじらしく「あれぇ?」なんていって…。

母親が出てきたんです…。
なんだかわたし、このときの悔しくって悔しくって、泣きました。
「なんでついてきたのー」
「こないでよー」
「嘘つき!」
「来るんじゃなかったー」
ともかく、ありったけの恨みつらみを言っていました。人によっては「ホッとして泣いちゃったんだね」って思うのかもしれません。けれども、そんなことよりもムカついて、ムカついて、たまらなくムカついて、心底悔しかったことだけが思い出されて、今も泣きたいほどで、「あれはないよなぁ〜」って思っています。

もしかしたら自我が目覚めるのが早かったのかもしれませんけど、やっぱり、冒険は一人じゃないとダメなんですよね。
某氏の日記を見てたら、そんなことをふと思いました。

絶対、冒険は一人じゃないとダメなんです。
そう、思いませんか?

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    • 風天マン
    • 2011年 4月19日 11:07pm

    「絶対、冒険は一人じゃないとダメなんです」の意見に賛成します。
    っていうか、冒険は自分の好奇心がかきたてるものだし、ある意味づ自分探し、自分の本当の力を試す機会でもあると思うのです。
    私も、昔、アブダビの砂漠で一夜を過ごしたことがあります。
    街から車で2時間の砂漠の入り口で降りて、徒歩で2時間の場所で過ごしました。
    全く音のしない世界、夜の満天の星空と降り注ぐ流星はまるで宇宙にいるような感覚でした。

    • 竜子
    • 2011年 4月20日 1:24am

    ■風天マンさん
    アブダビの砂漠、いいですねっ。
    真っ暗闇に身を置くことなんてありませんもんね。
    見渡す限りの砂漠、砂漠、砂漠! なんだか方向を見失って一人では恐怖に陥るかも…。

    • SportsKite
    • 2011年 4月20日 11:18pm

    ローマ字の通信文は、テレックスを思い出させます。夕方の海外発信締め切り時間を過ぎたテレックスルームで、オペレーターが打電してくれない分を自分でパタパタとキーボードをたたいていた思い出もあります。
    電話がつながりにくかった中東でも、テレックスだけはよくつながり、心強かったです。

    • Mattari
    • 2011年 4月21日 2:37am

    ちょっと日記の内容パクらせてなんて言うからと思えば
    こうなっていたか(笑)
    そう!オスロへ行ってやがったのですよ。編集長どの。
    まあ某氏からの解説なのですが。。
    トロムソからオスロ経由でフランクフルトへ向かう予定で
    両方ともボーイング737-600という全世界で60機程度の
    レアモノの737に乗れると期待してたら乗客が多いからか
    SASがブラーセン航空を吸収合併した時に手に入れた
    更に珍しい経年機の737-400だったから大喜び!
    しかしこの飛行機が離陸しても空一面真っ白!雲だらけ。
    で案の定、濃霧に包まれたオスロに降りれず
    スタンバンゲルというクロスランウェイがある空港へ
    降りたわけです。。。
    まあこの後が大変。
    SASサービスセンターへ行けとSASの職員がいうので
    そこへ行くと約140名ほどの人間が既に行列。
    何故か銀行の番号札の様な機械で番号札を取るのも
    知らずに並び、あとでそれを知って取るというお馬鹿を
    やらかし、スタアラゴールド用、普通席、ビジネス席用で
    番号札を取って、進まぬ番号の呼び出しにイライラ
    しながら約3時間ほど待ったわけです!
    だって初めは2名のSASの職員が対応して、何故か手書きで
    航空券を作製し、搭乗券を印刷するわけだからどおりで
    遅いわけです!何とも手際が悪く、どうせならダイバートが
    決まった時点で代替便の手配をして欲しいもんですが
    彼らにはそういう考えがないようです。。
    オイラを担当してくれた北欧美人の若い女の子は
    極めて頓珍漢な事をしそうになって失笑モノ。。。
    手書きで書き出している便名がコペンハーゲン経由で
    なんとSK983便!つまりオイラをこのまま東京へ
    強制送還しようとしてたのです。
    まああの状況ではパニックになって機械的事務的な
    対応になりがちだが、もう少し客の要望を聞けと
    いいたい。挙句の果てには旅行代理店へ行って
    航空券を買えなんて言うんですよ。下手な英語だからって
    馬鹿にしすぎですわ。。
    私は4月3日のNH210便でフランクフルト→成田便で
    予約を入れており、頭に来てたけど何とか落ち着かせて
    下手に出て今日中にフランクフルトへ行けたら
    いいから東京の便の予約は一切イジるなと強調し
    何とかNH210便のキャンセルを免れたわけです。。
    この便は新型座席のCクラスだったから必死でしたよ。。
    SASの予約端末アマデウスの研修を受けているのか
    疑問でしたが、何とかオスロ経由でフランクフルトまで
    搭乗券を出させたが、何故か座席は両方ともYクラス!
    更に疲れが出たけど、まあオスロ〜フランクフルト間は
    元の航空券がCクラスで発券してあるから変更しろと
    言うとオスロで交渉してくれと言われ、その後
    オスロのSASで交渉後無事ルフトハンザのCクラスに
    変えて貰い、あのSASラウンジから更に慣れない
    マックのPCから打電したわけです。。(苦笑)
    今回のチケゥトはCクラスの特典航空券だったのですが
    特典でも諦めずに交渉したら変更して貰えることを
    知る事が出来て良かった。
    如何に代替便を勝ち取るのに苦労したのが
    よくわかったでしょ?竜子編集長どの。。
    あっ!長文失礼しました。

    • 竜子
    • 2011年 4月21日 4:45pm

    ■SportsKiteさん
    こんにちは。
    テレックス!! いいですね〜! その存在を小説の「沈まぬ太陽」でみながら
    、駐在、って感じでカッコいいなぁ〜、と思っていました。
    カラチでテレックス、とか…。中東のほうがなぜかしっくり来るテレックス。
    う〜ん、カッコいいですねぇ…。
    ■Mattariさん
    自ら名乗ちゃった!(^^
    コメントがエッセイみたいだよ、Mattariさん!
    ビックリしたのが、737を求めての旅というのが本当に「えええええ!」って感じだった。さすがMattariさんといってはなんだけれど、ほんとさすがですね…。
    737って、いちばん鳥に近い形をしてて、着陸の時なんかは小型ながらに圧巻の翼を見せてくれますが、普通、-600とか-400とかって求めて旅立ちますか?!
    いやぁ、ほんとビックリしました。
    ところで、あの銀行みたいな番号札って、無条件に腹立ちますよね。
    昔、私の仕事の業界の専売公社みたいな(公社でもなんでもない民間企業なんですけど)とこにいって、担当者と会うために、この銀行みたいな番号札でロビーに並んだときは、なんだかそれだけでむしゃくしゃしてきましたね。
    けれども、手書きの航空券て…。持って帰ってきました? 見たことないです。
    Cクラス…優雅ですね。「アマデウス」というのは予約端末の名称なんですか?
    そしてあの打電って、Macだったんだ…。
    しかし向こうも母語じゃない英語で、Mattariさんも慣れない英語で。それでもやり遂げたのは凄いですよ。私だったらくじけて、もういいや、ってなるかも。…英語勉強中です。
    カメラ持って行きましたか?
    ※編集長どのやめてー(><
    編集長も、どの、も。どっちも!!

    • B777
    • 2011年 4月21日 5:11pm

    -600といい、-400といい、「こだわり」ですね(^o^)
    何をそこまで追い求めるのだっ〜!
    何をそこまでさせるのだっ〜!
    さすがっ!Ma・・・
    もとい。。。某氏・・・
    勝ち取るって云う表現も、さすがっ!Mat・・・
    いや、違った・・・某氏っ!
    そう思いますよね?
    編集長どのっ!(^^)v
    紀行記事、楽しみです\(^o^)/

    • 竜子
    • 2011年 4月22日 1:45am

    ■B777さん
    やめてくださいーーーー!(><

    • Mattari
    • 2011年 4月22日 2:04am

    ☆竜子さん
    いえいえ、トロムソは北極圏でも大きな町のひとつなんです。
    つまりもうひとつの趣味であるオーロラ撮影がメインなのですよ(^^;
    まあ737を追っかけるのはオーバーですけど、飛行機に
    乗れるのはやはりいつでも楽しみですね。
    SASで乗れるボーイング737って
    今のところ大まかに737-400/500/600/700/800の5種類で
    更に700と800はJALやANAと同じWLと略される
    ウィングレット装備のタイプも増えていますね。
    今回のSASはA340-300,MD-82,737-800WL,737-400,737-800に
    乗って来たので、なかなか乗り応えありました。。
    手書きの航空券ですか?記念に欲しかったので
    オスロのラウンジでしっかりコピー取ったよ!(笑)
    今回の旅では一番の笑い所と見所だからねぇ。。
    カメラ?もちろんオーロラは無事撮れて良かったけども
    やはりスタンバンゲル空港での出来事が一番印象深いね。
    アマデウスは航空券予約端末ネットワークの大手です。
    TGやLHなど多くの大手航空会社が使っていますよ。
    英語は大昔に比べるとボキャブラリーが減ったかも。
    でも非常時になるとわりと何とかなるもんですね(笑)
    ☆B777さん
    航空券予約時に大まかな機種はわかるのである程度は
    予想もつくのですけど、予想外の飛行機に乗れると
    やはり嬉しいものです。
    >何をそこまで追い求めるのだっ〜!
    >何をそこまでさせるのだっ〜!
    だってそこに飛行機があるからじゃないけど
    どうせ乗るなら、乗ったことない機種に出来る限り
    乗りたいからねぇ。。
    ダイバートは2度目で海外ではこれが初めて!
    代替便は手配して貰うのがいかに大変かが
    よくわかりました。そのため勝ち取ったという
    表現を使わせて貰ったのです。ホントもっと
    英語勉強した方がいいなと思いました。

    • 竜子
    • 2011年 4月25日 10:12pm

    ■まったりさん
    はい^^ オーロラですよねw
    コピーとったんだ!
    確かに、最大の見どころですね。
    いずれブログで、披露してくださいねっ!(どさくさにまぎれてお願いしてみるw
    ボキャブラリーですか。
    でも、トラブル時に発揮できれば充分ですよね。

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