行ってみたいパリ航空ショー
こんにちは。竜子です。
こないだ、大韓航空のA380が成田に就航しましたね。日本に就航しているのは、大韓航空がエアバスに発注したA380の第1号機で、2階フロアは全て2-2-2配列、94席のビジネスクラス。大韓航空社員の呼びかけで、東日本大震災の被災地へとミネラルウォーターを搭載してやってきました。
ところで、ほぼ同じタイミングで6月20日からパリ国際航空ショーが行われていました。
パリ航空ショーは、イギリス・ファーンボロー国際航空ショー、ドイツ・ベルリン国際航空宇宙ショーと並んで、世界的に有名な航空ショー。なんだか、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭、ベルリン国際映画祭、って感じで、文化や商業の素地の整っている地でのショーのなんと華やかなことか(想像だけw)。映画祭にしても、航空ショーにしても、世界的規模だと街中が活気だっていいですよね! 羨ましい限りです。
会場となっている、ル・ブルジェ空港はパリの郊外に位置し、フランスで最初に開港した空港(1919年)でもあります。
ご存知の方も多いことと思いますが、世界初となる大西洋無着陸横断飛行でリンドバーグが目指したのが、このル・ブルジェ空港(1927年)。そしてこちらも世界記録、ロンドンを目指した朝日新聞の「神風号」が立ち寄ったのもこのル・ブルジェ空港。神風号がル・ブルジェ空港に到着したときには、たくさんのパリ市民が出迎えてくれたそうです。
ル・ブルジェ空港の脇には、ル・ブルジェ航空宇宙博物館があって、コンコルドが展示されていたり、サントス・デュモンのとんぼ号や、アンリ・ファルマンが1km周回飛行に成功したヴォアザン機、あの英仏(ドーバー)海峡横断に成功したブレリオXI機が展示されているそうです。さすがに歴史のある地はすごい、のひと言です。いつか行ってみたいですね。
さて。航空ショーといえば、デモ飛行が見どころのひとつですが、エアバスが行う予定だったA380のデモフライト、実は開催を目の前に控え、飛行用の機体が会場の構造物と接触。ウィングレットが破損してしまったので、デモ飛行を中止すると発表することになってしまいました…。
しかし、ここにきて名乗りを上げたのが大韓航空A380。デモ飛行に急遽かり出されることに。このデモフライトを行った大韓航空A380は2号納入予定機で、当然、成田就航のものではありません。大韓航空に引き渡される予定のA380がちょうど航空ショーに展示中だったので、急遽、ってことのようです。
そんなエアバスも今回のパリ航空ショーでの受注は好調。ボーイングの93億ドルを上回って、144億ドルの受注となった模様。今回の人気の核となったのは、燃費が15%向上した「A320 neo」。ネオでいいのか!? って感じですが、航空ショー初日でスカンジナビア航空などから計90機、77億ドルを獲得しました。
パリ航空ショーで発表されたもののうち、これから期待したいのは、EADSの「ZEHST」。バイオ燃料で成層圏をマッハ4で飛行する、いわば最新型のコンコルドのようなもの。スピードはコンコルドの2倍、東京〜パリを2時間半で結ぶという…なんとも夢のようなコンセプト。こちらは2050年以降の実用化を目指すんだとか。これ、生きてる間に乗れないじゃん…。
さて。
今日はブログ集中の日です。またもや一気に溜め込んでしまいましたが、本日は途中野暮用を挟みながら、ちょいちょい更新していきますのでよろしく。

遠い昔の遊学中にそのパリ航空ショーへ
行く現地航空ファン向けツアーに参加予定でしたが
集合場所のガドウィック空港で集合が出来なくて
後日ツアー料金を返金して貰ったのを
思い出します。
ファンボローでもパリでもいいから
いつかどちらかの航空ショー撮影に
行きたいですね…。
■Mattariさん
えええ、残念!(><
現地ツアーとかあるんですね!
一般開放日って、当日券とかでも入れないのかな?
ファンボローかパリ航空ショーか。
ほんと一度行ってみたい場所ですよね!
いやぁ、ホント行きたくなってきた…。