空港ではたらく車 エアポートスイーパー編

こんにちは、竜子です。
「空港ではたらく車」第4回は「エアポート・スイーパー」。

エアポート・スイーパーという名前に馴染みのない方もいるかと思います。「スイーパー」っていったら通信販売でもおなじみ、掃除機のことなんですが、高速道路や大通りでたまに見かける(もしかしたら深夜がメイン?!)アスファルト路面の清掃車と同じようなものであります。またの名を「ロード・スイーパー」「塗装面清掃車」などともいいますので、ここではエアポート・スイーパーとして紹介しますね。

エアポート・スイーパー

エアポート・スイーパー

空港の滑走路は着陸時の耐性の観点から、普通の道路よりも分厚いアスファルト塗装がされていたり、ブレーキ代わりになるように溝が彫られていたり(グルービング)、空港によってはランウェイ・エンドを斜面状にしたり、水はけを考えて山状にしたりと、もともと特別な施行がされていますが、その路面をいつもきれいに保たせているのがこのエアポート・スイーパーです。滑走路をはじめ誘導路やエプロンから小石やゴミを取り除いています。
この車の前輪と後輪の間にあっる回転ブラシと後部にある回転ブラシで、路面のゴミを車の中心に寄せ集め、そこから吸引していきます。

エアポート・スイーパー

ゴミひとつが重大事故に

以前、車を運転していたときに、前だか横だかを走行している車から小石みたいなものがスコッと飛んできて冷や汗をかいたことがあります(憎たらしいことに、フロントガラスに小さな豆粒くらいの傷がついてしまいました)。
これが車でなく飛行機だった場合、大事故に繋がることもあるわけです。
たとえば、滑走中に小石を踏んでしまって燃料タンクに当たってしまう、タイヤがパンクしてしまう、あるいはエンジンのブレードに絡んでしまう…。小石のような小さなものでも、離陸前にこんなことが起きてしまったら、とんでもない事故に繋がりかねません。

2000年にシャルル・ド・ゴール空港で実際に起きた、エールフランスのコンコルド墜落事故は乗客100名、乗員9名の全員が亡くなったほか、地上にいた人の合わせて113名が亡くなるというとても悲惨な事故でしたが、この事故の原因には、滑走路に転がっていた金属片がコンコルドのタイヤを破損させ、そのタイヤの破損片が主翼のタンクに激突して燃料漏れ、さらに引火、墜落に至った、という報告がされているようです。

飛行機の事故は、たまたま「運が悪かった」がいくつも重なってしまって起こるのかもしれないけれど、「悪い運」を引き寄せないようにするのは、ある程度は人の意識で出来るのかもしれません。地味な存在だけれども、こうした車の活躍は重要ですね…。
空港のアスファルトってどこへ行っても、だだっ広くて、ゴミひとつないように思えてきれいだな、と思いますが、成田空港、羽田空港、その他日本の空港のアスファルトは、海外の空港に比べて、色も状態も本当にきれいだと思いますが、皆さんどう思われますか?

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    • Mattari
    • 2011年 8月11日 9:48pm

    スイーパーのネタで引き合いに出てくると思ったけど
    やはりコンコルドの事故が想像通り出て来て驚いた(笑)
    確か某社が落としたパーツだったはずだけどね。
    オイラはフィンランド航空に乗って雪で凍てつく
    イバロ空港へ着陸した途端、タイヤがバーストして
    驚いたなぁ。その機長は着陸後落ち着いて機内アナウンス
    していて周りの乗客もごく普通に乗っていて
    降機してたのが不思議でした。やはりわりと日常茶飯事
    なんでしょうかねぇ。。

    • 竜子
    • 2011年 8月11日 11:39pm

    ■Mattariさん
    予定調和ですね…すみません!(^^;
    コンチネンタルのDC-10だとかなんとか…。けれども、こうした事故の原因はきっと複合だと思うんです。悪い運に悪い運がいくつも重なって、最悪になるのかと。
    パニックは無駄な二次災害をもたらしますからね、冷静な機内アナウンス、というのはポイント高いですよねっ!

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