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ルシアン・ネイハム「シャドー81」を読んで(B777さんより寄稿)

※当原稿は、2010年1月3日に配信した、武田一男さんの「航空小説の楽しみ」に対する、B777さんからのレスポンスです。
「航空小説の楽しみ」には、誰でもがたのしめる航空小説の素敵なエッセンスがたくさん詰まっていますので、よろしければこちらも併せてご覧ください!

シャドー81 (ハヤカワ文庫NV)
「シャドー81」ルシアン ネイハム,中野 圭二訳

・軍隊が出て来る、それも大概がアメリカ軍。
・最新鋭の戦闘機やミサイルが旅客機を損傷または爆破する。(実際に存在するかは不明)
・「神の名の下」や「世界平和」という偽りの戯言で攻撃を始める。
・本のキャッチコピーで、「パニック」「スリル」「アクション」の3つが入る。

 突然ではあるが、航空小説は大概こんな感じで描かれているであろう。云っておくが、航空小説を茶化しているのではない。特にパニックものは、危機感を持てない現代の日本にとっては、良い刺激を与えるものである。航空小説を読み出したのは、ここ最近なので偉そうに云えないが、紹介されてスカッ!と読めたのが航空ファンの必読書「シャドー81」である。「シャドー81」の素晴らしいところは、他の航空小説と違って誰も殺さない。それと爆発などで機体が損傷して負傷者や死傷者が出る、所謂、血みどろの話は一切ない。そう言う類いの話は好きではないので、最近読んだ本で云えば「霧のソレア」や「超音速漂流」は、好きになれない。

 ちなみに「霧のソレア」はスリル感はあまり感じられないが、B747-200Bの操縦系統の描写が細かくテクニカルな面に於いては素晴らしい。舞台となるB747-200Bはクラシック・ジャンボと云われる機種であるが、本の中ではFMS(Flight Management System)が搭載されている。読んでいておかしい…と思いつつも、知り合いに聞くとクラシック・ジャンボにはFMSが搭載されたことはないとのこと。テクニカルな面をご存知な方は一読されては如何だろうか。また小説の中と云えども日本の自衛隊は素晴らしいと感じた作品でもあった。最後は全てが無かったかのように揉み消された政治的な部分で物語が終わるのが、如何にも日米同盟の真髄を見たかのような感があった。

 「超音速漂流」はパニック航空小説だが、ホラー小説を読んでいるかのように思えて、
描写が非常にリアル感を醸し出している。ストラトン797という音速旅客機なのだが、ジャンボ機とコンコルドを足して二で割った感じの旅客機である。高度62000フィートで航行中に、アメリカの戦闘機が発射したミサイルが本来の標的を外して、ストラトンの胴体を突き抜け、それによって機体内の気圧が急激に減圧され乗客は酸欠による脳損傷を起こしゾンビ化する。そこで意識を回復した一人の客室乗務員がゾンビ化した乗客の青年に鉄の棒で殴り殺され、同じく一人の乗客がゾンビ化しつつある家族と共に、貫通した胴体から身を投げる。読んでいてその光景を浮かべると、さながらホラー映画である。ハッキリ云って読後感は満たされなかった。

 話を戻すが、「シャドー81」では誰も傷害されていないし、ましてや誰も殺されていない。最初から最後までスリルを味わえる小説であることは間違いない。パニックという面はそれほど感じられない。アクション面はスリル面と合い間っているので感じられないが、スリル同様最後までアクション感はある。

 本書はベトナム戦争を舞台にした軍人としてのプライドと誇りを掛けた男達の話である。アメリカ空軍のグランド少将が極秘裏に開発された垂直離着陸TX75Eのパイロットとして北ベトナムを攻撃し、任務完了間近、行方不明に・・・そしてエンコ中将指揮の下、捜査を始めるが発見されない。それより数週間前、アメリカのミステリ作家デントナーが大型船と小型船を香港で購入し、南シナ海のパラセル諸島の小島に到着し小型船で香港に引き返す。ほぼ同時に行方不明として捜索対象となっていたグランド少将は、北ベトナム攻撃中に味方を巻いてTX75Eを強奪したのである。そして大型船が停泊している小島に向かい、戦闘機を船に乗せて一路、北米大陸へ向かう。数日後には到着し戦闘機でその場を立ち去ることに。時を同じくしてロサンゼルス国際空港を出発したパシフィック・グローバル航空のB747が離陸後、グラント少将が操縦するTX75EがB747の後尾に付き、パイロットにハイジャックを宣言する。

 アメリカの威信を掛けた戦争であると同時に、最新鋭の戦闘機TX75Eの開発中止が決まり、その責任者であるアメリカ空軍大将が中止によってプライドと誇りを傷付けられ恨みを晴らすべく、若手パイロットである大尉を取り込んでジャンボ機をハイジャックする。ハイジャックと言えば、犯人が機内に乗り込んで乗客を人質にして銃を振り回し、挙句の果てに射殺するというストーリーを想像させるが、本書は全く違ったハイジャックを行なう。TX75Eを操縦する大尉がジャンボ機の背後にピッタリとつけて、且つ同じところを旋回させる。そしてハイジャックされているという恐怖心を煽る為に、ジャンボ機を太平洋上の低い高度で飛行させ、後方を飛行しているTX75Eからミサイルをジャンボ機の前方の海面に打ち込む。戦闘機の姿は見えないが、逆に見えないだけに精神的に追い込み、恐怖心をより増幅させる方法としては抜群である。この作戦の首謀者である大将は、アメリカ本土で着々と遂行していく。さすが軍人と頷けるものである。ここであまり詳細に亘って書いては、未だ読まれていない方に申し訳ないので省略する。

 TX75Eは架空の戦闘機であり垂直離着陸機である。当初ハリヤーに似ている戦闘機と思ったが、大尉がジャンボ機に向かって飛行する時に、コックピットに食料品を積み込むシーンがある。それだけの物を積み込む程のスペースがあるとは思えず、頭の中で思いついたのがステルス爆撃機であった。しかしそれでは大型船に載せられない。航行中にアメリカ海軍に怪しまれるだけである。実際に大尉が油断してかアメリカの戦艦が近付いて来て、怪しまれるシーンがあるが結局それをやり過すことになる。粗雑なイメージだが、ステルスとラプターを足して二で割って、そこにハリヤーを少し掛けた感じと云えば云いのだろうか。

 登場人物も非常に面白い。大尉の自己中心的な価値観、作戦首謀者である大将の物静かだが気高いプライド。云うに及ばず、どちらも一匹狼だが何故か合い間見える感じに違和感を覚える。大尉が大将に唆されたのか分からないが、促されて作戦の実行部隊として遂行するのだが、パイロットとしての腕が良いのは承知のことだが、やはり軍人である。指示や命令に絶対服従で確実にこなして行く様は、流石と頷く。大将は身分を逸脱せず冷静沈着で粛々と実行に移し、完璧なアリバイを作っていく。そして驚きの格好をするのだが、最初は「誰?」と思わせ、軽く読み流す感じだったのだが、後で後悔した。そして作戦を順調に遂行して行くのだが、最後辺りで大尉がベトナムで捕虜になるという作戦変更を言われる。当然大尉は騙されたと思い反発するのだが、大将が懇々と説明し挙句の果てには上官としての命令により、泣く泣く承諾し捕らわれることになる。そして大尉は釈放され、アメリカ国民の英雄として賞賛され、作戦が完結する。

 どちらが善で、どちらが悪かは読み手によって変わるだろうが、私はどちらでもない。どちらも正義の名の下で行なわれている。戦闘機を略奪しハイジャックするのが正義なのかと言われれば、決して正義では無い。平和と自由を脅かす存在である以上、アメリカ政府は決して黙殺する訳がない。大佐から言わせれば、平和と自由と秩序を守る為に戦闘機を開発したが、様々な事情で中止を判断した政府に憤りがあったのだろうし、何よりアメリカ軍人として自らの力を世界に誇示、いや鼓舞する為には不可欠と考え、それがアメリカの為と思ったのだろう。軍人としての絶対的な規律を無視し、その力を利用して反旗を翻した。これは絶対許されることではない。しかし、国を守ると言う意識が政治家と違い現場にいる軍人の方がはるかに強い。上官の命令は絶対であるが、その上官である政府の命令に従わず、立場を利用して作戦を遂行させるその気概に、私は不思議と納得してしまった。

 何度も言うが、この作戦は一切人を殺傷していない。人を傷つけず恨みを晴らした。私はそれに感動した。軍事という脅威を振りかざしはしたが、天晴れとはこういうことを言うのだろう。善悪は抜きにして素直に読めば、本書は最高に面白い。因みに私は仕事が終われば喫茶店で黙々と読み耽り時計を見れば午後9時…。慌てて家に帰れば嫁さんに角と牙が生えていたことが幾度もあった。

B777

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2010年度の航空会社の動向をチェック!

久し振りの記事で緊張しているB777です。
先般、ANAが2010年度の事業計画を発表しました。これって、何かワクワクするんですよね。
「どこに飛ばすんやろ?」「機材は何やろ?」とか…。
今年は成田の発着枠増加と羽田拡張と、大事業が控えていますので、それを踏まえた計画になっています。といっても大掛かりなものではなく、経済状況と企業状況・経営理念とを図った上での、慎重な計画ではないかと思います。実にANAらしい、慎重を期しながらも、チャレンジ・冒険をする、でも決して大きな冒険はしない、小さなことからコツコツと力を蓄えて、それを次の起爆剤にする、「石橋叩いて渡る」タイプですね。
あっちなみに、私はあくまで素人ですからあしからず。

ANA保有のB747-400を全機退役

いつかこんな時が来るだろうと分かっていましたが、長年、日本から世界に羽ばたいていたB747-400が、全機退役が決まりました。残念でなりません。その功績は多大であったことは、間違いありません。
そこで突然ですが、ANAにお願いがあります。盛大なお別れ会的なものを企画して頂けないでしょうか。特に強く望むことは、1機だけでも良いので、モヒカン・スタイルにして欲しいのです。
「環境」というキーワードが世界中に浸透しているのもあり、その点ではジャンボは経済的では無いのでしょうが、やはり淋しいものです。何もせず ひっそりと静かに幕を下ろすのも美学でしょうが、今までの功績を考慮すれば、最後は華やかに、そして感謝の誠を捧げるような場を催していただきたいと思います。

国際線の新規就航及び増便

これが一番ワクワクします。JALの状況を踏まえれば、ANAがどのような戦略をするのかを注目していました。
新規路線で決定しているのは、成田=ミュンヘン、羽田=台北のみ。アジア・中国路線は増便となっています。JALが成田=青島(中国)から撤退するのに伴い、現行機材(A320-200)をB767-300ERに大型化して顧客の取り込みを図ります。羽田=金甫(韓国)/虹橋(中国・上海)/北京(中国)はチャーター扱いから定期便扱いになり、羽田=香港は深夜から昼間に変更になります。しかし、関空=金甫(韓国)/厦門(中国)線が休止、青島線が減便となるのは関空が使い勝手が悪いあらわれのようで残念ですね。

国内線の増便・減便・休止

新規路線では関空=旭川(但し、季節運航)が決定し、あとは既存路線の増便です。増便分の中にエアドゥ(AIR DO)やアイベックスエアラインズ(IBEX)とのコードシェア便が新規・追加設定されています。減便・期間運航は地方間路線に集中していて、経済状況を鑑みればやむを得ないのかと思います。ANAは昨年より地方間路線の一部を提携している航空会社に移管し、かつコードシェア便に切り替えて経済基盤の安定化を図っています。休止路線は2路線(広島=千歳、福岡=仙台)ですが、福岡=仙台はIBEXに移管しコードシェア便に設定しています。

北海道内路線の再編

これは報道でも大きく取り上げられました。札幌・丘珠発着の道内路線(稚内/女満別/中標津/釧路/函館)が、千歳発着に変更になります。丘珠は札幌市内にあるのですが、道内のみの路線だけなので、道外への乗り継ぎ路線がありません。経済状況による航空需要不振もあり、ANAも地元の要請を断るのは、断腸の思いだったと思います。しかし機材繰りの効率化と利便性を考えると、千歳にすることでこの点が解消され、新たな顧客を取り込むチャンスとなり、旅客にとっても道内移動がスムーズになるのではないかと思います。

機材の動向

全体的に機種の変更はあまりありませんが、同一路線に複数機種を織り交ぜて運航する態勢になっています。
例えば、成田=上海(浦東)は現行のB777-200ERにB767-300ERとA320-200を追加しています。
それと、やっと! B787-8(8機)の導入が始まります。どこの路線に就航するのか楽しみですが、導入してしばらくは慣熟飛行で国内線なのかな? と勝手に予想しています。
オールラウンド・プレイヤーであるB767-300ER(5機)も導入されます。これはB787の納入が遅延していたため、穴埋めで発注されたものだと思います。
あと私のダイスキ! なB777-300ER(4機)が導入され、ANAの新しいコンセプト「inspiration of Japan」(ワクワク/個性/モダンジャパン)がどんなものになるのか楽しみにしています。
B767-300ER(2機)が退役しますが、これをBCF化して、現在展開中の「沖縄ハブ事業」における貨物ネットワークの増強に投じています。BCFとはBoeing Converted Freightersの頭文字を取ったもので、旅客機を貨物機に改造することをいいます。ちなみに世界で最初にB767のBCFプログラムを導入したのがANAです。
使い勝手の良い機材と環境負荷の掛からない(=燃料節減)機材とのバランスがキチンと取れていると思います。

プレスリリースされていたものを簡単にまとめただけですが、こうやって見ると、航空業界の動きを垣間見ることが出来ます。今の時期、何よりもJALの状況を見ながらも、他社がどのような動向を示すかが、今年の注目になるのではないでしょうか。また、日米のオープンスカイ協定も決まりましたし、それによる国内航空会社にどういう影響があるのかも注目したいと思います。
しかし、関空は、ますます使い難くなる。需要喚起に繋がるモノが、段々と無くなってきます。大阪湾に沈む運命なのか…?

ANA・JAL以外の航空会社の現状と動向

JALの再建に伴い、各社とも動きを見せて来ています。その中でも新興の航空会社は、ビジネス・チャンスと捉え、JALが撤退する路線を引き継いだり、新規に開設したり、増便したりと、活発になって来ました。そんな新興の航空会社の現状を見てみたいと思います。

スカイマーク

羽田=新千歳 8往復
羽田=旭川 2往復
羽田=福岡 10往復
羽田=那覇 4往復
羽田=神戸 6往復
神戸=新千歳 1往復 ※新規就航(7月より)
神戸=福岡 2往復
神戸=鹿児島 3往復 ※新規就航(9月より)
神戸=熊本 3往復 ※新規就航(10月より)
神戸=長崎 2往復 ※新規就航(12月より)
神戸=那覇 2往復
福岡=那覇 2往復

当初は、中部国際空港(セントレア)を第2の拠点と位置づけていましたが、経済状況により延期となっています。暫く、動きがなかったのですが、神戸を第2の拠点として動き始めました。季節運航をしていた神戸=那覇の利用が好調だったこと、羽田線も好調に維持していること、更にJALが神戸から撤退をしたのもあり、新千歳線と九州路線の展開を始められます。伊丹からの九州路線は充実しているので、伊丹からではリスクが大きいのか、発着枠の問題もあると思いますが、神戸であれば着陸料や近隣府県からのアクセス、それと運賃で勝負出来ると考えたのでしょうね。でも宮崎線がないのが不思議です。どこの航空会社にも言えることですが、九州新幹線が全線開通するとなると、山陽新幹線と相互運転することになるので、関西方面から九州方面の路線の影響は大きくなると思われます。減便・休止の可能性が高くなるのでは…
使用機材はB737-800のみです。過去にはB767シリーズを保有していましたが、機種統一による整備コストなど諸々の削減で低運賃をしている、日本のLCCです。

AIR DO

新千歳=羽田 10往復
新千歳=仙台 4往復
新千歳=新潟 2往復 ※昨年就航
新千歳=福島 2往復 ※昨年就航
新千歳=富山 1往復 ※昨年就航
新千歳=小松 1往復 ※昨年就航
女満別=羽田 2往復
旭川=羽田 3往復
函館=羽田 2往復

北海道産まれの航空会社で北海道の足となるべく設立された会社です。「AIR DO」は愛称で正式名称は「北海道国際航空」です。しかし過去に民事再生手続きを申請し、ANAの全面支援で見事に再建しました。全便、ANAとのコードシェア便になっています。使用機材はB767-300、B737-500の2機種です。北海道国際航空の名の通り、国際線進出を大いに期待したいと思います。

スカイネットアジア航空

宮崎=羽田 6往復
熊本=羽田 4往復
長崎=羽田 4往復
鹿児島=羽田 4往復
那覇=鹿児島 2往復 ※昨年就航
那覇=宮崎 1往復 ※昨年就航
那覇=熊本 1往復 ※昨年就航
那覇=長崎 1往復 ※昨年就航

宮崎で産声を上げた航空会社で、過去に産業再生機構の監督下に入り、再建を果たしました。産業再生機構が保有していた株は、航空業界に強い総合商社の双日が取得。今後も収益向上に向けて活躍が期待したいところ。東国原知事に就任以来、認知度が上がり、宮崎へ訪れる人が多くなりました。ほとんどの路線でANAとのコードシェアを設定、また、エア・ドゥとも連帯運送をしています。
使用機材はB737-400のみ、スカイマーク同様小型のジェット機を飛ばすことでコスト削減しています。

BEXエアラインズ

仙台=新千歳 2往復 ※新規就航(7/1と10/1より各1便)
仙台=成田 1往復
仙台=小松 1往復
仙台=広島 1往復
仙台=福岡 2往復 ※1往復増(8/1より)
伊丹=仙台 1往復
伊丹=福島 5往復
伊丹=福岡 1往復 ※新規就航(7/1より)
伊丹=大分 1往復 ※新規就航(7/1より)
広島=成田 2往復 ※1往復増(7/1より)
小松=成田 2往復 ※1往復増(7/1より)
新千歳=成田 1往復

仙台を拠点に置く地方間路線を運航しているIBEXはフェアリンクの名前でおなじみでした。ANAとの乗り継ぎの利便性を売りに「ANA Connection」として、コードシェアし、さらにはユナイテッド航空やオーストリア航空(3社ともスターアライアンス)の一部ともコードシェアしています。使用機材はカナダ・ボンバルディア社のCRJ-100/200と、昨年にCRJ700を導入し、ネットワークの拡大が図られています。

スターフライヤー

北九州=羽田 11往復
羽田=関空 4往復

北九州空港をベースに路線を展開している航空会社で、経営陣には日本エアシステム時代からの日本航空、全日空出身者も多い。北九州空港近辺は工業地帯でもあり、ビジネスマンを主に利用が促進されている。特に、羽田線は早朝から深夜の時間帯にも運航しているので、ビジネスマンにとっては使い勝手の良いダイヤになっているのも魅力の一つで、福岡・小倉・門司・下関・行橋方面への乗り合いタクシーを展開するなど、意欲的に顧客を取り込んでいます。国際チャーターは北九州=ソウルで実績を上げて、昨年11月に北九州=香港のチャーター便を運航しました。
使用機材はA320ファミリーのみで、ゆったりと乗れて、優雅な気分に浸れて、ラグジュアリーな気分になれる、そんな飛行機です。
私は虜になりました。関空線以来、新規路線の展開が音沙汰なしです。機数も4機のみに留まっています。現状路線に特化するのか、はたまた展開を図りたいのか、分からないままです。黒いだけに不気味にも思えるのは私だけ!?

フジドリームエアラインズ

静岡=小松 2往復
静岡=鹿児島 1往復
静岡=熊本 1往復
静岡=福岡 3往復 ※新規就航(4/1より)
静岡=新千歳 1往復 ※新規就航(4/1より)
信州まつもと=福岡 1往復 ※新規就航(6/1より)
信州まつもと=新千歳 1往復 ※新規就航(6/1より)

昨年新規設立されたフジドリームエアラインズ(FDA)は、JALの静岡=福岡・千歳、福岡=信州まつもと=札幌を引き継ぐ形となりました。使用機材はブラジル・エンブラレル社のERJ170/175の2機種です。操縦桿がM字になっている珍しい飛行機です。それとカラーリングは、インターネットで幾つかのカラーリングをアンケート調査して支持を集めている色を選定するという、ユニークな試みをしています。現在3機保有し、レッド、ライトブルー、ピンクの3色のカラーリングです。次はどんな色になるのか楽しみです。

つたない記事をご覧頂いた方、最後までお付き合い頂き、有り難う御座いました。
また、会う日まで…。
ほな、サイナラ〜(^^)/~~~

B777

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まだまだ許さんJAL再建案、わてはふたたびもの申す!

この前、「沈まぬ太陽」見て来た。見応えタップリ! あっ、という間やった。見はった人らは、主人公の人間像に共感しはるみたいやけど確かに共感したし、あんな人間になれたらって思た。

が! わてはそこがポイントやない。言うまでも無く、架空の「NAL」たる会社の体質を問うた社会的ムービー。腐敗し陰湿な会社の体質、これを良しとしてきた社会そのものの責任やと感じた。まぁ、そういう世の中やったのもあると思うけど、結果的に見たら、そないなことになったんちゃいますかね。わてら国民がどーこー出来るものやないでっけど…。

それでや、この映画、まるで今の世の中を予見したかの如く、今のJALの根本を見たなぁ(…って、その通りやねんけど。敢えて言うてみた)。神さまって、居てはるんやね〜。でも、エエ機会ちゃいまっか? 今のこの時期にとことん徹底的に全てを白日の下に晒すことが、JALの為になると思いますわ。それより、何でJALはこの作品を悪の権化みたいに社内報誌に載せるんやろね?

相も変わらず、よーわからん会社やな。

この前、JAL経営陣が企業年金削減の説明会をしはった。OBは3割減、現役は5割減。キツイやろな…その説明会の中で、OBの一人がこんなこと、言うとった。「JAL創世記を作り上げたのは、我々だ! 納得できない!」とか「2階席には発言権がないのか?」など…。聞いてて呆れた…。創世記を作り上げたって、何を? どんな? って聞きたいわ。創世記ってエラそうに言うてるけど、バリバリの悪しき労組時代やん。今の状況を作り上げたんは、あんたらやん。根源はアンタたらやん。

わて、最初この削減案を聞いて、「キツイなぁ」って思た。けど! わての周り奴らは違うた。「OBなんて全額削減ちゃうんか!」「こいつら、どこまで喰うたらエエじゃ!」ってな声が、実は多数を占めていたのにはビックリした。生活がバラバラになるって言うてはったOBさんがいはったけど、そもそもバラバラになったのは、労組の存在そのものちゃいまっか? 前も書いたけど、創世記を作り上げたか築き上げたか、どっちでもエエけど、そこまでプライドがあるんやったら、何とかしてやろって思わんか?「わしらには非が無い」みたいに、完全に他人事になって、どないすんの?
「わしらも年金が無かったら辛い…、けど協力せんとわしらが作ってきた会社は、元もこうも無くなる。何とかせなアカン…」って普通…思うんちゃうんか!
それが人間ちゃうんか!
何をエラそうに、他人事みたいに言うてんねん!
元はと言えば、自ら起こした過ちやろ!
まだ、そんなこと言うてんのか!
どこまで喰い尽くしたら気が済むねんっ!
どこまで欲を満たすつもりやっ!
何が作り上げたや!
笑わせんなっ!
あんたらが作り上げたのは、会社やない!
負の財産や!
負債を作り上げたんや!

もうJALは、ちゃんと潰さなアカンって。懇情を与える必要もあらへん。キツイ言い方やけど、足腰立たんように潰さなアカン。日本の空から白と赤のコントラストは、いっぺん消えなアカン。
でもそこで、働いてる人をどないするか…会社が悪いって言うても、働いてはる人にも労働の義務があるし、生活がある。家族を路頭に迷わすことは出来ん。

ある雑誌にこんな提案があった。「JALをJR東日本に買収させる。買収させる為に最終的にすることは、JALをキチンと潰すこと」とあった。思い切ったこと、言うてはる。斬新ですわ。でも、何か「しっくり」来るのは何でなんやろ? アメリカンかデルタか知らんが、JALの為に救済するんやない。あくまで航空連合の為にするのであって、JALを助ける為とちゃう。いつまでアメリカに隷属したらエエの? それに関連してオープンスカイとか言うてるみたいやけど、そんなもんは後回し。先にするのは、JALを救済するんやろ? それやったら、キチンとJALを潰してからの話ちゃうか? 潰して政府は困るんか? 困るとは思えんなぁ…。

そこで、さっきの雑誌に戻るけど、JR東日本に買収させる。その下で再建なり、新規なりどっちでもエエ。昔の労組みたいにならんかったらエエ。なってしもたら、それこそ終わりや。いつまでも空と陸で争ってる時代やない。確かにライバルではあるけど、互いに互いを利用したらエエ。JALは電車に負けたんや。これは現実や。いつまでも意地張ってたらアカン。電車も飛行機も共通するところは同じ。お客さんが一番!お客さんの利便性を図ること。敢えてここで言わんかったって分かってはるやろうけど、これに尽きる。たくさん選択肢があるも良し、たくさん無くても効率的に利用できるも良し。どうすればいいかを、根本から考える。

ズブの素人がエラそうに妄想する再建計画を考えてみた。さーっと読み流してもろても結構。先ず、JR東日本に買収されることを大前提とするので、その点は悪しからず…。

(1)新たに貨物専用会社を設立。
(2)その会社に、ジャンボやMD・機齢の高い機材を移管させる。
(3)その機体を貨物機に順次改修する。
(4)この会社はJALとは何ら関係の無い会社であって、NCAとの経営統合とは全く一切関係なし。
(5)JR東日本の傘下の会社であるが、宅配業者が出資し株主とする。
(6)貨物機に改修した機材で地方空港間を飛ばす。

では、何でこんなことを思いついたか? 一言で言うなら「物流」ですわ。今の時代、ネットで買物をするのが当たり前になってきたんで、物流が会社にとっての生命線と言っても過言やないと思います。であれば迅速に荷物を届けるには、遠ければ遠いほど飛行機ほど適した交通機関はあらへん。それやったら利用せん手はないと思た。
ほんだら、何で地方空港の間を飛ばすんか? 地方空港は疲弊しててJALの経営危機で、より一層疲弊してきた。元はと言えば国が訳の分からん理由で作らせたもんやけど実際に存在してる以上、何か考えんとアカン。そこで、旅客便やのうて貨物便を飛ばして、ビビたるもんになるか分からんけど収入はあると思う。でもそれだけでは貨物便は飛ばへん。飛ばす為には何か「箱」を作らんとアカン。そこで広大な敷地を有する空港内に、国が出資して物流センターを設置する。わざわざ高い賃貸料払う都市部でするよりも地方で在庫や荷分けした方が金額的には安いと思う。その物流センターの使用料も空港に入ってくる。何処もかしこも地方空港という訳にはいかんやろうから、センターを設置出来ない空港に関しては、国が空港を一括管理をする。では、その費用はどこで賄うか? 素人で申し訳ないんやけど、空港特別会計なんかで何とかなるかな…。と思うねんけど、どないやろ?

少しでも疲弊を和らげる為に、原則として地方空港の間を飛ばすことに特化する航空貨物会社にする。基幹空港の利用もあると思うので、もちろん妨げる理由もないけど、例えば、佐賀県から長野県に荷物を運ぶ時、佐賀空港から羽田か関空まで空輸して、あとは電車かトラックで運ぶ。でも空港間(佐賀→信州まつもと空港)であれば、時間的・人的制約があると思うけど、直接空輸する方が効率的やし送料も多少は安くなるんかな? と思う。

移管される機体も全部と言う訳にもいかんやろうし、ジャンボは無いやろな。MD(貨物機に改修できるんか?)が妥当なんかな…、宅配業者を株主とするのは、単純に貨物専門の航空会社やし今でもJALやANAに委託してる会社は山ほどある。委託せんでも「自分らの会社」という気持ちがあれば、物流も活性化しそうな気がする。出来るだけ機材を廻して、少しでも多くの地方空港を助ける為、それと新生JALの足掛かりになったらエエと思たんですわ。
拙いズブの素人の考えなんで、具体性に欠けるのは勘弁して下さい。でも、みなさん、どない思いはります?

JALさんよ、市場は間違いなく他社に奪われる。奪われんとアカン。屈辱を十分に味わんとアカン。他の民間会社は大概、辛い思いしながら頑張ってはる。自力で知恵を蓄えて、知恵を絞って、他に頼るんやのうて、全てを自力でする会社にせなアカン。粛々と謙虚にならんとアカン。国民に不信感を抱かせるような会社になったらアカン。

いつもの様なトーンにならへんかったんが、わてはチョッと残念…。(B777)

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羽田空港ハブ化問題にもの申す!

「成田よ、お前はどうしたいのか…、羽田よ、お前は…」

前原はんにモノ申す。-『羽田ハブ化』編

成田と羽田の一体化と言うのは今イチ、ピンとけーへん。何を一体化するの? 空港の経営? 国際線は成田、国内線は羽田の棲み分け?
森田知事はんは、熱血と情熱だけで言うてはるみたいやし、深いとこまで考えてはれへんのんちゃうかな。まぁ、関空と伊丹も同じようなこと、言えるわな。と言うか、そもそも棲み分けせなアカンのか。競争したらエエんちゃうの。「今まで、こんだけ金が掛かった」だの、「国の施策」がどうだの言うたって始まらんし、水掛け論になって、ナアナアになって何が変わったんか、よーわからんまま、続いて行くんちゃうか。
前原はん、お茶濁してるやろ? どっちつかずの感覚ちゃうか? わてには「中を取って、この辺りで落ち着くのはどうでしょうか?」みたいな両者にペコペコと頭下げてるみたいに見えるで。まぁ政治家らしいけど…ってアホかっ! 無駄な時間と無駄なカネと無駄な労力を使うなっ! 棲み分けなんて無駄なことせんと、ハッキリせな。切るとこは遠慮無しにバッサリ切らなアカン。あんたの言葉一つ。あんたは腐っても政治家。「政治家は言葉が命」ってこの前言うたで。「成田はハブ空港ではない、羽田はハブ空港」とハッキリ言うたらエエねん。スッキリするがな。森田知事はんとか他の人にとやかく言われても、「そんなもん知らん!羽田がハブや!文句あるかっ?」とは言われへんやろうけど、それぐらいの気迫で行かんかいや!

前原はんにモノ申す。-『成田を考える』編

成田もやっ………とこさ、滑走路延長して、と・り・あ・え・ず、何とかなったけど、国際空港としての体裁は整ってる、と言うのは嘘や。発着回数が増えた言うても数年後にはまた、飽和状態に陥って、もがくことになるんちゃうか。言うたら悪いけど、無駄な延長工事としか言いようがない。こういう公共工事こそ、ヤメんとアカン。「取り敢えず作っとけ」が基本やからな。その先のことなんか、な〜んにも考えとらんし、「作ってんから文句言うな」みたいなとこがあるからな。そやから我が利害のことしか考えとらんから、こういうお粗末なことになるねん。そもそもあそこに作った意味がわからん。何で何かが分からん。都市部から遠いわ、便利は悪いわ、悪いことの詰め合わせセットやん。地元の同意もクソもないやん。それと空港が出来て人口も増えたって言うやん。人が増えるっちゅうことは、空港に働いている人も要れば、土地が安いから買ったとか、それなりに空港の存在意義があったと見てエエんちゃうの。それでもまだ、騒音がどうのこうのと言うてるけど、まぁ言うたら悪いけど、そろそろ区切りつけなアカンで。とやかく言うてる方達も。こんな状況が続くんやったら成田の国際線特化なんて、ムチャクチャやん。あんなとこに作らんと羽田を拡張して行ったら良かったんちゃうの? まぁ、当時拡張工事の技術だの、港湾関係との兼ね合いだの、漁もあったと思うけど、早々にクリア出来たんちゃうか。それと「成田の路線を羽田に移すことはない」って前原はん、そりゃ無理ちゃうか。近距離国際線(韓国、中国、東南アジア各国)は全便、羽田に移管したらエエやん。長距離路線は成田でエエやん。成田から移管したって日本に来たい国や地域はまだまだおんねんで。近距離路線が無くなったって、日本から遠い国や地域の人にとっては日本に馴染みが少ないねんから、ビジット・ジャパン・キャンペーン「YOKOSO! JAPAN」のスローガンが、し易くならへんか。そっちの方がキャンペーンの展開も簡単やろうし、インパクトあるとおもうねんけど、どないや?
今更ながらこんなこと言うのも、お!そ!い!けど、ハブ(成田)はマングース(羽田)に、どないしたって、勝たらへんって。

『空港作り』が好きな国にモノ申す。

とにかく、国の航空施策が間違ったて言うてしもたら終わり。意味あらへん。国なんてお粗末なだけや。まっ…たく話にならん。アホみたいに空港作って全国にぎょーさん作って、異常としか言いようがない。「都道府県に一空港を作ろう!」というドアホなキャンペーンを展開した国の考えなんか、アホとかボケとかそんな話やない。ハコもの作ったら経済は発展するみたいな単純明快な単細胞的な発想のツケが回ってきた。そりゃ地方は地域発展の為やったら「こりゃオイシイ話や」言うて飛びつくよ。ウマい話持ち掛けて出来てしもたら知らん顔しよる。悪代官みたいに影で「おぬしも、悪よの〜」って言うてたんちゃうの。国民のこと全く考えんと。国民の為、生活の為って言うて、どんだけ貢献した?地方空港なんて疲弊してしもて存続さえ危ういとこが、これからドンドン増えるいくやろな。どないすんの? 赤字運営してる空港は都道府県民税と市民税で負担すんねんやろ。またまた、国民の血税を無駄に払わされるわけや。金の使い方を知らんね〜。ましてや不況下にこの時代に一層の負担を強いるわけや。エエ根性しとるやんけ。この国は社会主義か? テレビでこんなこと、言うてはる人がおったな。『日本は「社会民主主義」って』ほんまにそうやな。優しい顔して、ヤルことエゲツナイわ。

前原はんにモノ申す。-『羽田ハブ化』編(ふたたび!)

前原はん、もう簡単明瞭に考えよう。
成田はハブ空港として足り得ない。国際空港として中途半端。
羽田はハブ空港として足り得ている。国際空港として機能できる。
羽田を国のメイン空港として、成田はその補完的機能を持たせる。
そんで落ち着いたら、関空を西のハブとして機能させて、国内線は伊丹と競争させたらエエやん。羽田・成田 ←→ 関空・伊丹の国内シャトル路線を充実させて勿論、乗り継ぎの利便性は確保するんやで。これを作り上げたら、仁川からハブ機能を奪還できるし、地方空港も今よりかはマシになるんちゃうか? 素人の考えやけど。
それと言い忘れた。前原はんは「JALもANAも残ってもらう」とか「JALの国内線は維持する」みたいなこと言うてはったけど、JALは無理ちゃうか。お粗末な醜態を晒した結果、国に頭下げて「助けてくれ〜。わてら元国営企業やったから、何とかしてや」だの特別立法だの何だのって新聞に載ってたけど、血税が使われることには変わらん。JALの話も色々書いてても疲れるだけやから簡単明瞭に…「驕れる者は久しからず」。時代に淘汰された。ついでのついでに。ある雑誌にこんな記事が載ってた。「羽田をハブ化するなら、横田を取り返してみせろ」と。メッチャ、的を得てるで。有識者会で航空自由化とか議論して来年の6月に纏めるそうやけど、自由化って言うんやったら、横田を返してもらわんと自由化にならへんで。アメリカさんは何かと難癖つけてくるやろうけど。要は言いたいのは、明確に分かり易いシステムを作り上げること。要らん公共事業に金を注がんと、こういうことに注がなアカン。勿論、空港だけやないで。それを連絡する道路整備、列車との接続。いつまでも飛行機と電車が過剰なライバル心を燃やさんと、そんな力があるんやったら、競争しつつも互いに互いのエエとこを利用したら利用率は上るんちゃうか。リニアなんて、まだ夢物語にしか過ぎひんで橋下知事さん。伊丹廃止論を唱えてたって大阪の為にはならんで。ウマいこと活用せな。

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JAL問題にひと言もの申す!

前原国交省大臣にもの申す。

 やっ…と政権交代して、次々とマニフェストが実行されていってる中で、矢継ぎ早に政策を実行してはる。あんたはエエ大臣や。バッサバッサと切り込んで、スピード感があって、よう注目されてる政治家や。ほんま。
 わてはな、改革することに異論はあらへん。切るとこはドンドン切っていったらエエ。その為の政権交代やねんから。ただやで! 国幹会議と空港整備特別会計の改革を今、せなアカンのか? 
 JALは瀕死やで。虫の息やで。
 再生タスクフォースで考えてもらうんは、かまわへんけど、外資が入ってくるのだけはアカンで。デルタ、アメリカン、エールフランスといつの間にか増えてるけど、要は航空連合(アライアンス)の争奪戦やん。よう言えば、よう言えばやで! JALっちゅうのは魅了ある会社と言うことやけど、普通に考えたら単なる買収やないか。JALがどこのアライアンスに加盟してようが、どーでもエエ話。乗る人間にはな〜んにも関係のない話。気になるんは、ひょっとしたら「ジャパンエア」というコールサインが無くなるんちゃうか? と思うねんけどな。
 それと、どっかの外国のカラーに塗り替えられて、日本の空を飛ぶっちゅうことやって無きにしも非ずや。
 わてはそれだけはイヤやな。ホンマにイヤやや。屈辱やん! そない思わへんか? なんで海外の会社が日本の空に国内線として飛ばなアカンねん。戦後のGHQみたいに占領されてるみたいで気分悪いわ。そんなもん誰も乗らんわ! JALさんには酷なことやけど、自主再建してくれることを祈るだけや…。そやろー、大臣はんかてそう思いはるやろ! とにかく、この問題が国の将来の行く先に影響する可能性は大いにあるっちゅうことは間違いないで。
 それとあんたも人間やから間違いもあるやろうけど、あんたは政治家やで。言葉が命やで。国内の航空会社は2社でしていかなアカンみたいなこと言うてたけど、2社以外に他もあるんやで。SKY、ADO、SNA、SFJ、AMX、FDA(何のことか分かる? )なんかノケもんにしてるやん。気悪いやないか。少なからず、みんな世界に飛び立とう! って言うて、頭絞って、汗水垂らして、寝不足になりながらも頑張ってんねんで。いくらなんでも、それはないやろ。たぶん、そんな意味で言うたんとちゃうやろうけど、言葉は選ばなアカンで。何を先にせんとアカンか、今これをせんかったら、エライことになるという感覚は政治家には絶対不可欠な要素やと言うことを忘れたらアカン。JALが自力再建するか、縮小するか、あんたが売国奴になるか、あんたの判断一つやで。仕事の優先順位間違うたら、国の行く末は狂うで。
 ついでやから言うけど、占領の話の続きやけど、これは政府にお願いしたいことやねん。横田空域なる占領政策を早いことヤメさせてくれへんかな。日本の飛行機が日本の領空を好きに飛ばれへんって、どう考えてオカシイで。もうエエ加減にアメリカにヘコヘコすんのんヤメようや。大和魂があらへんやん。情けないと思わんかな…。

JALの労働組合さんにもの申す。

 わしはJALの社長さんはエライと思うで。通勤はバス、昼メシは社員食堂、給与も大幅カット。トップがそないしてたら、下のもんはそれ以上に頑張るのが当たり前ちゃうんか! 「我が我が…」ってJALは自営業の連合か? 個人商店の組合か? 
 社長が身を削ってんねん。世間に晒されてんねん。恥かいてプライドを傷つけられてんねん。終いにはノイローゼになんで。そうなったら、どないすんの? 知らん顔するんか。社員一丸となってプライド捨てて身を削って組織を守らんかったら、あんたらが職失って路頭に迷うだけや。

 社会人として組織の人間としてやることもロクにせんと法律ばっかり持ち出すわ、権利ばっかり主張するわって、世間は「よーやった! 」とは言わんで。冷ややかに見られるだけやん。権利を主張する前、やることあるやろ。「義務」や。あんたらの義務は何や? 会社を支える縁の下の力持ちやで。その縁の下の力持ちが下におらんと、外に出てワァワァ言うてるねん。それで会社が成り立つんか? 儲かるんか? どこの会社だって労働する上で権利を主張したいよ。でも、そんなことやってる会社、どんだけある? みんな我慢して堪えてんねんで。身を削る思いをしながら、家族養ってんねんで。あんたらのやってることを褒める人なんて一握りおるかおらんかぐらいや。それだけ冷ややかに見てんねん。とってもやないけど、褒められることやないわ。

 わしはそんな奴ら軽蔑する。わしは今までJAL機に4回乗った。メッチャ! イヤやったけど、仕事なんかで乗らなしゃーなかったからな。ハッキリ言うて乗った気せんかった。信頼してへんもん。高飛車な会社なんか利用しとないしな。
 これ、誰に言うてるか、わかる? JALそのものに言うてるんとちゃうで。労組さんよ〜! あんたらやで。
 国民が一生懸命働いて稼いだ給料から、わしらの生活がよーなる為に払てる税金、血税や! け・つ・ぜ・い!
 その血税を喰いもんにしてる、それ、あんたらやで。元国営企業の社員であり誰もが羨む公務員と自ら勘違いしてた、あんたらやで。
 「金! 金! 」ばっかり言うてたって、金がない会社に言うて何になるん? 会社潰す気か。望んだかどうか知らんが、JALに入ったんやろ、そしたら会社の為に前向きに活動せーや! 踏ん張ってやらなアカンがな。
 それに何でそこまで金にこだわんの? 他の会社の給料に比べたら、ようさんもうてると思うねんけど、なんでなん? なんでなん! なんでなん!! 教えてーや! その辺が見えてこーへんねん。

 これは定かやないねんけど、ある話を聞いたことがあるねん。「いつも危険に晒されていて、いつも死と隣り合わせの仕事やから、それ相当のもん、もらわんとやってられへん」って、これってほんまなん? もし! もしやで! 仮にこれがほんまやったら、お前ら絶対に許さんへんぞっ! そんな仕事、この世にある仕事はみんなそうや! いつどんな時にどうなるかわからへんねん。

 法律を盾にして訳の分からんことばっかり言うてたらアカンで。権利だけを主張するんやったら、結果でるだけの仕事をせーや。
 それとあんたらは、腐っても「航空マン」やで。腐って匂うてもやで。空に対して物凄いプライドを持ってなアカンねん。今まで見てる限りやったら、そんな欠片もあらへんやん。単なる金の亡者やん。ウルトラマンに出てくるカネゴンやん。カネばっかり食うて。(でも、カネゴンの方がまだ純粋な正しい気持ちを持ってるな)国民はな、きっちし、これっぽっちも逃がさんと見てんで。そりゃそうやわな、自分の税金が使われてんねんから。あんたらは政治家でもあらへんし公務員でもあらへん。一般民間企業人の一人。こんな状態になったJALでもな〜、やっぱりナショナル・フラッグ・キャリアやねん。海外に行ったら、やっぱりJALやねん。そんだけJALって親しまれてるんやで。愛されてんねんやで。今のナショナル・フラッグ・キャリアは、まっちがいなく! 全日空さんや。自分の会社が失墜したら会社よりも労組さん、あんたらのせいやで。あんたらが、会社を潰したことになるんやで! 空を愛する純粋な航空マンのプライドだけは捨てたらアカン。早いこと信頼してもらえるよう、確固たる信頼を築きあげなアカンで。
もう、アホなことはヤメや。

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飛行機への好奇心

いきなりですが、私は6年前まで飛行機が大嫌いでした。「何で、金属の塊がガソリン積んで飛んでんの?」「何かあったら、どないすんの?」こんなことを日常思い、飛行機に対して異常なほど嫌悪感を持っていました(私は大阪人なので関西弁で表現しています)。

歳もそれなりにとり、結婚が決まると新婚旅行に行くことになり、私は、ゆっくりと電車の旅を楽しんで北海道でのんびりと思ったのですが、嫁さんはオーストラリアに行きたいと言い出しました。言うまでもなく、私は「何時間も飛行機に乗られへんから、勘弁してくれ!」と猛反対しました。それでも「海外に!」と迫られ、そこに私の母も参戦し結果的に押し切られてしまいました。そこで私は「妥協したから、ビジネスクラスにしてくれ」と言う前に、もう既に時遅し嫁さんは手配を終えていました。

言うことを聞くしかなかった…。
諦めるしかなかった…。

それならば、飛行機に対しての嫌悪感や恐怖感を少しでも拭おうと思い仕事の帰りに本屋へ行き、それに類する本を探し読みました。とにかく本屋に通い詰めて探すのですが、乗り物酔いを治す方法だの、服装は体を締め付けないものにするだの、時差ボケを治す方法など、私の目的に合う本はありませんでした。乗り物酔いは心配する必要はありませんでしたし、締め付けない服装と云ってもどんなものなのか分かりませんし(服などお洒落には全く感心がない)、時差ボケも海外に行ったことがないのでピンと来ない、如何にして飛行機に対する恐怖心を払拭するかが、私の目的であり課題でした。しかしどれを読んでも感触がありません。このまま飛行機に乗って何時間も座ったままで、食事も喉を通らずソワソワして寝るに眠れず、着いた途端に疲れがドーッと出て、「あそこ行きたい! ここ行きたい!」と嫁さんの要望も聞き入れられず、挙句の果てケンカしてハネムーンどころではない、下手すれば「関空離婚」にもなりかねない、最悪の状況が手に取るように見えました。

諦めかけていた時に、ある本に目が止まりました。その本にはCDが付録に付いていて、それを聴きながら本を読むというスタイルに「変わった本やけど何か面白そう」と、当初の目的はすっかり頭にはなく、そのままレジに向かいました。家に帰り、CDプレイヤーにセットし本を開き、何も考えずCDの進行にしたがい本をめくりました。聴き終わった時の衝撃は今でも忘れません。飛行機を飛ばすのに、事前に詳細に亘り打ち合わせを行ない、計器類、飛行プランなどありとあらゆる事項に付いてチェックの連続、引っ切り無しにパイロットと管制官が交信し合っている様子は、全く想像したことがない世界であり、飛行機への無知さを強烈に感じました。それからというもの、仕事から帰って来てはヘッドフォンを掛けて本を開く日々が続きました。

その本のあとがきには、このように書かれています。

(中略)カメラでどんなにうまく撮影された映像よりも、人が頭の中でイメージする映像の方が遥かに優れたものである。例えば、趣味や経験による個人差はあるにしても、文字で物語を追いながら個々の脳裏に浮かぶ映像は、完璧なアングルと理想的な構図を持っているものです。これは人間が持つ「イメージする能力」の素晴らしさ故で当然のことなのですが、今回、操縦席の現場を伝えるにあたって、カメラで撮影した映像ではなく、文字と音という手段による方法が、現場の状況を理想的かつ効果的な「映像」として読者の脳裏に直接メッセージすることができるのでは、と考えました。とくに音は、あたかも料理に調味料を加えるごとく脳裏に浮かんだ映像に「音」を加えることで、よりリアルに臨場感溢れるものに変わりました。

「機長席」武田一男

とあります。本当にその通りでした。今思うと副操縦士の席の視点で聴いていました。ハイテク機であっても副操縦士はロードワークが多いので、副操縦士の声を聴いていても、その時間が多く聴こえます。後々分かる話ですが、ボーイング747クラシック、DC-8のロードワークには驚愕しました。

それ以来、飛行機の面白さ、素晴らしさ、何よりも広大な空へロマンを感じることができ、今に至っています。読者の皆様は既にお分かりでしょう。その本は「機長席」。作者は武田一男さん。私に飛行機の魅力を教えてくれた方です。今でも飽きることなく飛行機を好きで居られるのは、武田さんのお陰です。

本ブログで「機長席」が順次公開されます。
既に新千歳〜羽田の114便は書籍「機長席」で発表されて久しいですが、羽田〜新千歳の115便は本邦初公開!(実際は携帯の着メロやPCゲームのサウンドトラックには一部収録されています)パイロットだけではなく、飛行機を的確にさばいている管制官の雄姿を感じることが出来る、一級の作品です。

皆さんもそれぞれが頭の中でイメージし、自分がパイロットとしてイメージするも良し、操縦席の後ろに座っているイメージでも良し、管制官となるも良し、それぞれのアングルでお楽しみ頂けます。一人でも多くの方に飛行機の魅力を感じて頂けたら、良いと思います。

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<B777さんプロフィール>
とにかく飛行機がダイスキな二児のパパ。
取り止めもなく思いつくまま書いています。
わからないことだらけなので、皆さんから色々と教えて下さい。
よろしくお願いします。