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エジプト航空の新機種が成田国際空港へ5月就航

日本路線のアフリカ系航空会社として、既に老舗といえるエジプト航空から待望の新機種就航のニュースが入ってきました。その新機種とは、もはやジャンボ機の後継機種として定着した感のあるボーイング777-300ER(AIRLINES.NET参照)。数年前により洗練された新塗装へ変更され、今年3月に受領したばかりの新造機だ。成田国際空港へ毎日1便就航を目標としているエジプト航空の気合が感じられ、日本線へ対する期待の大きさの表れともいえる。

日本線初就航予定日は3月17日現時点のエジプト航空発表で、5月2日のカイロ発成田国際空港行きのMS964便からとなり、日本発では5月3日の成田国際空港発カイロ行きのMS963便。就航日は成田発が月・水・土の13:10でカイロ着は20:40。カイロ発が日・火・金の18:00で成田着は翌日の11:40。3月末から5月1日までは繁忙期に差し掛かるため、機材が従来のエアバスA340-200からボーイング777-200ERへ変更される予定。ただしこのボーイング777-200ERの座席は新座席装備の機材ではないのでご了承下さい。

成田〜カイロ間は従来のエアバスA340-200なら約14時間45分というエジプト航空でも屈指の超長距離路線であったが、このボーイング777-300ERなら約13時間30分と1時間15分も飛行時間が短縮されている点も大きい。かつての日本線には歴代ボーイング707、767-200ER、747-300コンビなどが就航しマニラ・バンコク経由で約20時間近く掛かっていたことを思うと何とも現在の航空機性能は格段に進歩していると実感させられるものだ。

座席数は全席に個人モニター完備され、ビジネスクラス49席、エコノミークラス297席と従来就航していたエアバスA340-200と比べて約3割も提供座席数が増えている。何と言っても一番の注目すべき点はフルフラット化されたビジネスクラスだろう。既にJALや大韓航空などの大手航空会社で採用実績のあるB/Eエアロスペース社の同系列座席が採用されている。詳しい座席の写真や機内サービスの情報はエジプト航空日本サイトにてご確認下さい。

なおエジプト航空は宗教上の理由によりアルコール類のサービスは一切ない。しかしアルコール類への機内持ち込みは問題ないため、液体持込チェック後の空港内売店などで好みのお酒を買って呑むのも乙なものだ。もちろん氷や水などは機内乗務員から貰えるが、地上よりも酔いやすいので呑みすぎには気をつけましょう。

ここまで来るとダイキャストも既に販売されているのじゃないか?と思われる方も多いと思いますが、今のところ販売されたのは1/400のフェニックスと1/500のホーガンぐらいしかなくそれぞれ、第一号機のシップナンバーであるSU-GDLは一切入っていない状態でリリースされています。というのもリリースされたのも想像図が発表された時期だったので無理もないですが、本物の写真と見比べてもわりと間違いもない状態で出来ているので驚いたものです。上記の2つのモデルは販売店に残っている可能性は少ないですが、朗報として去年3月末に発売を見合わせていた1/400のドラゴンモデルでも、やっと今年4月にエジプト航空ボーイング777-300ERの発売予定が入ったようです。欲しい方は専門店へ問い合わせてみると良いと思います。手に入りやすいという意味ではこのドラゴンモデルが一番ではないかと思われます。

以上Mattariがお伝えしました。

Mattari

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タイ国際航空にもレトロジェット登場!

話題の復刻塗装に、ニュースが入りましたので、編集後記の予定を繰り下げて、Mattariさんからの記事をお届けします!  編集後記とJAL応援フェア(延期です)の告知は明日日曜日にお届けいたしますね。
では、どーぞ!

最近はモヒカンなど特別塗装機の話題ばかりですが、今年5月で創立50周年を迎えるタイ国際航空でも久々に特別塗装機が登場したようです。その写真はSkylinerのサイトをご覧下さい。シップナンバーはHS-TGPでボーイング747-400です。多分オールドファンならご存知だと思いますが、この塗装は元々SASスカンジナビア航空の旧塗装がベースとなっています。というのもタイ国際航空設立の際にSASスカンジナビア航空が運航機材を提供し会社運営のノウハウを指導したためです。そのため塗装もタイのロゴが入ったのを除けばSASとあまり変わらないものになったわけですが1975年に一番印象深い紫の塗装へ変わるまで長らく、この塗装(AIRLINERS.NET参照)を身にまとったDC-8やフランス製のカラベルといったジェット機が羽田や伊丹へ就航していたわけです。

さて、このジャンボ機の就航路線は世界中になるため、なかなか日本では見れないとは思いますが、このHS-TGPは塗装変更前の1月下旬に成田へ飛来した記録も残っています。そのため見れる可能性があるとすれば、今のところは成田のTG640/641/676/677便がジャンボ就航便になるので、暫くはタイ国際航空のジャンボも見逃せないですね。

以上、Mattariでした!

Mattari

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ドラえもんジェットのスケジュール発表!

今日はなんと、まったりさんから記事を頂きました。
簡単ですが、紹介しますね!

JALの特別塗装機「JALドラえもんジェット」の評判は老若男女問わず人気上々のようですが、皆様が日ごろから知りたい飛行スケジュールをJALのサイトで調べることが出来るようになりました。詳しくはJALドラえもんジェット専用サイトをご覧下さい。サイトの下に「最新のスケジュールはここでチェック!」の表示があるのでクリックして下さい。なお、飛行スケジュールは前日の18時に更新されますが、機材変更等で飛行スケジュールが変更される場合もありますので、あくまで参考程度にするのが良いかも知れません。

以上、Mattariでした!

Mattari

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フィンランド航空MD-11引退記念!

先日の記事「フィンランド航空MD-11のラストフライト!」でもお伝えしたとおり2/22のAY022便、デリー〜ヘルシンキ間でファイナルフライトを迎えたフィンランド航空のMD-11。第22回目はフィンランド航空MD-11引退記念スペシャル!、今回は3機のダイキャストで振り返ってみたいと思います。

まずMD-11の生みの親であるマクダネル・ダグラスDC-10-30ERについて少し触れておきたいと思う。
極東の大都会、東京へフィンランド航空が定期便を就航させたのが約27年前の1983年で創立60周年という記念すべき年でもあった。当時ソ連だったロシア上空通過許可が下りなかった関係で通常スペックの長距離型DC-10-30に燃料タンクを増設したDC-10-30ER(N345HC)を日本線専用として就航させた。成田からアンカレッジで給油せずベーリング海域から北極点上空を経てヘルシンキへノンストップで約12時間50分(復路は約14時間50分程度)という速さは、まだアンカレッジ経由や南回りが普通で、最速でもモスクワ経由便という時代に週1便ながら定時運航の評判と乗継の良さで多くのビジネスマンからの支持を得た。もちろん今日ではエアバスA330やA340が成田国際空港と関西国際空港からそれぞれヘルシンキ直行便が毎日1便就航し、名古屋の中部国際空港からもヘルシンキ直行便が週5便就航という欧州系航空会社では珍しく3空港へ就航する利便性の高い航空会社へと変わっている。

既に整備レベルの高さに定評はあったが、何と上記のDC-10-30ERの燃料タンク増設工事は自社の整備格納庫でやったのである。さすがダグラス社の傑作レシプロ機DC-2から歴代のダグラス機を使い続けて来たからこそ出来た整備技術蓄積の賜物であろう。今日まで比較的整備の手間が掛かると言われたMD-11を使いこなせたのは、この整備レベルの高さにあるのではないかと思うのだ。

ダイキャストプレーン:フィンランド航空MD-11

1990年11月末に第1号機OH-LGAを受領し、12月20日にヘルシンキ〜ラス・パルマス線へチャーター便として就航したのが世界初のMD-11商業飛行である。その後機材の受領を待って徐々にDC-10-30と交代させ1992年8月の新千歳へのチャーター便で日本線へ初就航し、10月には東京線の機材もMD-11へ切り替わった。既に前年1991年6月よりシベリア上空通過ルートへ変更されたためヘルシンキまで約10時間半(復路は約9時間半!)に短縮され、ヨーロッパ直行便開設のパイオニアとして最速の座を再び仕留めた。DC-10-30ERと比べて運航に余裕が出ており、貨客共に輸送力も増加している。DC-10-30時代から引き継がれた塗装は尾翼に水色十字の国旗を塗装し、白い胴体を同じ水色の帯で締めるシンプルなもの。だが不思議と清楚さを感じられる優れたデザインなのは北欧ならではセンスの良さを表現しているといえる。

このモデルはドラゴンモデルで縮尺は1/400。MD-11では初号機であるシップナンバーOH-LGAをモデル化している。2001年頃にリリースされ、私個人的にはドラゴンモデルとしては一番出来の良い頃のモデルだと思っている。もちろん最新モデルもきれいな出来であるが、何とも昔と比べて勢いが全然無いように思える。良い意味で一つのモデルに塗装違いやシップナンバー違いなどマニアックな細かいバージョンを山のようにリリースしていた頃が楽しかったように思う。

ダイキャストプレーン:フィンランド航空MD-11

1995年からDC-10-30にムーミンの塗装を施してスペシャル塗装機を登場させて以来、このMD-11にもDC-10-30と入れ替わるように1998年からムーミン仕様が登場するようになる。塗装にステッカーを使うようなったのか更にクリスマス前後の時期になると、このモデルのようにサンタクロース仕様に化けるという芸の細かいことをやってのけた時期もあった。事実毎年クリスマスの時期になると本場のサンタさんが、このフィンランド航空に乗って日本へやって来てキャンペーンを続けているのだが、こんな塗装でやって来た時期もあったから何とも夢のある話である。そういう意味ではこの受領3号機に当たるOH-LGCは、特別塗装で飛んでいた事が多かったので日本への飛来回数も多い印象が強いのではないだろうか。

このモデルはスカイクラブと呼ばれる初期型ドラゴンモデルの金型を使用したもので縮尺は1/400。3号機であるシップナンバーOH-LGCをモデル化したもので更にサンタクロース仕様となっている。同じように初代ムーミン仕様のモデルもあるが、今回は割愛させて頂いたのでご了承願いたい。ちょうど90年代終わりはドラゴンモデルの金型を使用した版権無視モノが多く出回った時期で、これもそんな過渡期のモデルである。メインギアなどのパーツも今から思えばチャチな出来だが、既にヘルパに迫る出来の良さと手頃な大きさに思わず羽田で衝動買いしたのがこれなのである。まあいうなれば私のコレクション第1号とだったように記憶している。

ダイキャストプレーン:フィンランド航空MD-11

32年ぶりの2000年にフィンランド航空はロゴマークを変更する。一枚目の旧塗装モデルのウィングレットに書かれた円形にFのロゴを入れたものが旧ロゴマークである。印刷物を見るとよく分かるが現在はフィンランド人女性がデザインした四角いものに変わり未来を見つめる窓をイメージしているこのデザインは、まさしくフィンランド航空の会社理念を示すには相応しい。もちろん伝統的なFのロゴもしっかり受け継がれ更に洗練されたものへ仕上がっている。

さて上記のムーミン仕様機は二代目ムーミン仕様となり2008年頃まで運航された。OH-LGF以外にOH-LGBもムーミンの登場人物!?を変えて飛ばしており、左右ともデザインがそれぞれ違うから何とも撮影する航空ファンには悩ませる機体だったようだ。今は燃料高騰のこともあってかムーミン仕様もサンタ仕様もここ数年ないが、いつかは再びA340などで復活して欲しいものだ。ちなみにサンタ仕様になった飛行機は私が知る限りでボーイング757やMD-82、A340などがある。今は大きなワンワールドのロゴ入りA340がある程度だろうか。

このモデルは私の大好きなフェニックス製(笑)で縮尺が1/400である。新塗装仕様でシップナンバーは6号機であるOH-LGFをモデル化。やはりさすが世界中の特別塗装機をカバーし収集欲をくすぐる存在として大きく、更にこのモデルは2号機であるOH-LGBもしっかりデザインを変えてリリースされているのが特徴。ここまで来ると、どうやってこんなにリアルに実物とほぼ寸分変わらずにモデル化出来るのか不思議でならないものだ。まあ多少出来の悪い部分もあるのだが、割と買いやすい金額なだけに買い過ぎには注意したい(笑)。

最後にフィンランド航空のヘルシンキ・バンター国際空港に去年12月に新しくオープンした新ラウンジとスパを紹介して終えたいと思う。なおフィンランド本国サイトの記事はフィンランド航空のオフィシャル・サイトをご覧下さい。音楽が鳴るのでご注意下さい。スパは17才未満は入場不可で一部乗客を除いて有料となっているようですが長時間の疲れを癒すには単にシャワーを浴びるよりは効果がありそう。フィンランド航空同士の国際線乗り継ぎなら殆ど30分掛からないことを考えたら必要ないかもしれないが、こんなラウンジとジャグジーやプールもあるスパなら長居したくなりそうだから困ったものだ。フィンランド航空に乗るなら機内手荷物に水着を入れておくとこんな豊かな乗継時間を過ごせることを覚えておいても悪くないものだ。

では来週もお楽しみに…。

Mattari

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ジェミニジェッツ3月新製品情報

今回はモデルメーカーの新製品発信です。新製品リリースの数は月によって違いはあるとはいえ、新製品で世界中のコレクターの収集欲を刺激しないとだめなのはいうまでもない。といういうわけで、第21回目はジェミニの新製品情報を書き出してみたいと思う。

さて、この不況にもかかわらず、私が集めている1/400以外の1/200スケールも含めて毎月平均10機ぐらいの新製品を発表する元気なモデルメーカーがアメリカのジェミニではないだろうか。アメリカでは3月発売とされているが、日本でも3月上旬頃と比較的タイムラグが少なくなってきたのがありがたい。各新製品の写真はクリックしてみて下さい。

アメリカや近隣のメキシコなどの航空会社が多いのはアメリカのモデルメーカーがゆえ仕方ないとはいえ、日本人にとって注目すべきモデルは何と言ってもジェミニMACSの日本国政府専用機 B747-400、20-1101ではないだろうか。最近だとハイチへのPKOで派遣された陸上自衛隊の国際救援隊を乗せて飛んでいるのが記憶に新しい。過去にこのモデルはジェミニジェッツの創立時に発売された事があり、今回は再販となる。だがただ単に旧製品をそのまま出したわけではない。初代発売モデルと比べ、ジェミニジェッツⅡの新金型を採用されているので水平尾翼下の繋ぎ目が無くなっていること。塗装も更にレベルアップしており操縦席側のアッパーデッキ周辺を見てみると埋められた窓枠すらしっかり再現されている点も見逃せない。過去にはドラゴンモデルでも同じ政府専用機の20-1101と20-1102の2機がリリースされているのを考えると2号機の20-1102をリリースして欲しいところ。欲しい人はもう1機買ってねと言う事なのかも知れない。価格は各店によって違いもあるため、いつも購入しているお店へ各自お問い合わせ下さい。

羽田の10月乗入れ交渉で5社目を名乗り上げているハワイアン航空のB767-300(W)、N582HAもなかなか旬なモデルである。B787就航が予定よりも遅れ、延命工事の一環として石油高騰により取り付けられると思われなかったB767-300ERにウィングレットが付いたモデルである。このモデルもウィングレットなしの時代にリリースされているが翼の部品のみ交換して、既に前作で作った時の塗装パターンなどを流用出来る点を考えれば、コストダウンを狙いつつしっかり新製品として出しているのはモデルメーカーもなかなかしたたかである。

もともとこのジェミニ(アメリカ英語発音ではゲミニと聞こえる)というメーカーはアメリカ系航空会社旧塗装モデルのDC-8やB707、B727などといったモデルを多く発売していた時期が長かった。そういう意味ではアメリカ人のノスタルジーを誘うアラスカ航空のB727-100やパンナムに吸収合併されて無くなったナショナル航空のB727-100を売っているのも、より幅広い年齢層のコレクターに買って貰いたい気持ちの表れではないかと私は思う。日本のプラモデルメーカーでもそろそろ1/400のダイキャストリリースを期待したいものであるが、日本のモデルは版権使用料の高さがネックなのかも知れない。

1/200スケールは私のコレクションはないが、個人的に面白いと思うのはアラスカ航空のB737-400 N792AS”Salmon Three Salmon”塗装。何せ全体がサーモンという大胆かつ奇抜な塗装である。確か日本のスポーツ紙にも紙面を飾ったほどだから話題性の高いものだったのは間違いない。この1/200スケールは1/200旅客機プラモデルを手がける有名な長谷川と同じスケールだから、並べてみても違和感無く飾れるのも面白い。1/200でも737クラスならせいぜい10センチ程度と手の上に乗るほどの大きさ。そういう意味では日本の住宅事情を反映したモデルではないかと思える。余裕があれば集めてみたい1/200スケールだが先立つものが…。

来週をお楽しみに…。

Mattari

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海外通販でダイキャストをゲットしてみよう!

世間は冬季オリンピック一色で、私みたいに週末はテレビから離れられないなんてヒトも多いと思います。バンクーバーの空港も当然お客が増えており、各路線は臨時便やジャンボ機投入などで繁忙期を乗り切るようです。果たして日本は金メダルを取れるか気になりますが楽しみですね。それにしても10数年前に行った頃のバンクーバーと比べて街にビルが増えているので驚いております。行きつけだったイラン移民の親父がやってた1枚1ドル50セントで買えた美味しい持ち帰りのピザ屋とか残ってるかな。

第20回目は海外通販にチャレンジしてみよう! がテーマです。
ダイキャストプレーン:ANA

私がパソコンを初めて購入したのが2001年末の冬。そして翌年インターネットで、海外でダイキャストの専門店がある事を知って初めて買ったのが今は絶版となったJAL初代塗装のDC-8-32富士号でした。日本で買えたかどうかは不明ですが、普段買う通販のお店でも見かけないものなので試しに1機買ってみたのがきっかけであります。発注して約1週間ほどで届いた小さな箱を開ける瞬間はドキドキものであり、日本では手に入らないものを手に入れた充実感は口では言い表せないほどでした。

今は物流コストも下がったのかオークションや専門店でも珍しいモデルを手に入れる事が出来るようになりました。でも何か日本で買うとやたら高い値段が付いているのが玉にキズ。そんな不満を感じたら海外通販にチャレンジしてみるのも一考です。

まず用意するものはパソコンとクレジットカード。パソコンは言うまでもないですが、クレジットカードはビザやマスター、アメックスが良いと思います。ただ過去アメックスで決済しようとしたら、手数料をケチっているのか以前持っていたビザカードで決済して貰えないかとメールで連絡が入ったこともあるのでビザやマスターが良いかも知れません。カードを持っていない学生さんなら、ご両親に頼んで決済に使わせて貰うのもありですが、その際にはあて先の住所や名前もご両親の名前にした方が良いと思います。もちろん両親に黙って使うのはやめましょうね。

私は今までアメリカ・イギリス・ドイツ・台湾など7社ぐらいの海外通販を利用しましたが、送料などの事を考えると米国が一番安くて便利だと思います。中でもアメリカ・サンディエゴのeztoyz社はこの航空モデルの取扱いでは有名な存在であり、日本人向けの航空モデルを多く取り扱っていることもあってコレクターの間では知らないヒトはいないほどです。

まずeztoyzにアクセスしてみましょう。真ん中にManufacturersと書いてあるのですが、ここは航空モデルのメーカー別での目次です。取りあえず今回は説明ですので、まずjet-x 400をクリックしてみて下さい。

そうすると飛行機モデルのリストが出てくると思いますが、何か見覚えある塗装のモデルが出てこないでしょうか?そう! 2月15日現在のデータで、SOLD OUT!(売切れ)と出たら申し訳ないですが、JALのジャンボが何故か今新製品として出ているのです。ただこのモデルは日本では発売されるモデルではありません。あくまで海外でしか発売されないモデルなので、日本の専門店に注文しても取扱いが出来ないモデルですと丁重にお断りされるのであしからず。値段も36.99米ドルとなかなか日本人の足元を見た金額です(笑)なおこの金額は送料込みの値段ではありませんのでご注意下さい。本当はこのモデルの情報教えたくないんですが、読者には特別教えます! それとこのモデルはまだ発売日が未定なので気長に待って下さいね。

モデルの表示で必ず確認して欲しいのは、赤文字で色々と書いてあるのでよく見てください。一番多いのは下記の4種類でしょうか。

RESERVE NOW, No Discount! と書いてあれば、予約受付中で割引なしの意味
RESERVE NOW と書いてあれば、予約受付中で割引ありの意味(この割引は後で説明します)
No Discount! と書いてあれば、入荷済みで割引なしの意味
Sold-out! と書いてあれば、売り切れの意味

赤文字で何も書いていないなら、入荷済みで割引ありの意味(この割引は後で説明します)。

緑色アイコンのAdd to Cartをクリックしたけども、Sorry, this item is out of stockの表示が出てきたら、売切れなので灰色アイコンのRemoveのボタンをクリックし、灰色アイコンのI want to Continue Shoppingをクリックして続行して下さい。エアロクラシックスなど生産数が極端に少ないモデルや人気モデルは、この緑ボタンを押したけど売切れという事が多いです。

よく内容を確認して買う商品が決まったら、緑ボタンのAdd to cartをクリック。そうするとShopping Cart Contentsと青文字で表示され、下記に自分が選んだ商品が出てくるので下記の項目をよく確認して下さい。

Item:(メーカー)
Description:(商品内容)
Quantity:(商品の数)
Each:(商品の価格)
Total:(商品の合計金額)

もしその商品を2個欲しいなら、Quantityの下の窓に半角で”2″と入力して灰色アイコンのchangeを押すと数と合計金額が変わります。あと商品をCartに入れたけどいらないと思ったら、灰色アイコンのRemoveをクリックし、灰色アイコンのI want to Continue Shoppingをクリックして続行して下さい。

決済の画面へ行く前に入力する事が幾つかあります。左側に「Check here if you’re a resident of CA.」と書いてありますが、カリフォルニア州住民向けの税金なので触れないで下さい。下にPlease Choose Your Shipping Method:(荷物の送付方法を選んでください)と書いてあるので、プルダウンで上から3番目のInternational First Class Air Mail Estimated Cost! Actual Cost will Be Charged Later=$ XX.XXを選んでください。ここに出ている金額が基本的な送料の金額になりますが、追加される場合もあります。右側にEnter coupon or gift certificate numberとありますが、これが先ほど申し上げた割引ありの商品で使う入力欄なのです。主にジェミニジェッツなどのモデルが多いのですが、半角で BOBCAT と入力しENTERをクリックすると約10%引きになります。そしてChoose Payment Option:(支払い方法)ですが、プルダウンで一番上のSecure Online Credit Card Order(クレジットカード)を選びます。Click here to Purchase Total:$XX.XXと表示された灰色アイコンをクリックするとSecure Online Credit Card Orderと
青文字で表示されるので、全て英文と半角数字で入力してください。入力例を下記に示すのでご参考下さい。

(入力例000-0000 東京都港区浜松町0-00-0 飛行機太郎 03-XXXX-XXXX)

Name:(TARO HIKOUKI)
Address:(0-00-0,HAMAMATSUCHO MINATO-KU,TOKYO)
City:
State:
Zip:(000-0000)
Country:(JAPAN)
Phone Number: 81-3-XXXX-XXXX
Email Address:

なおStateは米国の州を記入する欄なので必要ありません。メールアドレスは携帯のアドレスだと容量の関係で届かない場合もあるのでパソコンのメールアドレスを使用してください。入力が終わったらBilling address:(請求書の住所)をSame as aboveの灰色アイコンをクリックして同じ住所にしておいて下さい。下のほうにコメントを入力する欄がありますが、特に入力する必要はありません。ENTERの灰色アイコンをクリックするとSecure Payment Formが表示されます。TOTAL CHARGES:XX.XXと金額が表示され、さっき入力した住所などが表示されるので、よく確認しておきます。ここでクレジットカードのデータを入力するのですがCredit Card Type: でVISA、MASTER、AMERICAN EXPRESSのどれかを選び、CreditCard#にカード番号をハイフンなしで入力します。次にFor your security type last 3 digit number on back of your credit card hereと表示されていますが、これはカード後ろの署名欄の上にカード番号と3桁の番号が書かれていると思いますので、その3桁の番号を半角数字で入力して下さい。そして、Expiration Month:(有効期限)と書いてあるので月年の順で入力してください。仮に03/18と書いてあるカードならプルダウンで03を選び、Yearをプルダウンで2018と選べばOKです。もし間違えがあるならBackの灰色アイコンを押して戻って入力し直して下さい。入力に問題がなければConfirm Your Orderの灰色アイコンを1回のみ押して下さい。、2回押すと重複して注文される場合があるのでご注意下さい。約10秒後に下記の注文受付完了の画面が出てきてCustomer/Shopper ID:に5桁の注文番号が出ていれば注文完了です。ちなみにこれは私が今発注中の注文書です(笑)。

Dear Taro Hikouki
Thank you for your order!
Thank you for ordering from eztoys.com. Your order has been received. Unless you are otherwise notified us via e-mailyour order will be process. Please check our order status section for checking the shipment of your order.Pre-Order items will be shipped as the manufacturer(s) release those in the USA. It is important for you to understand that it is eztoys`s intention to fulfill each order as soon as possible. However, we are unable to guarantee complete fulfillment of all orders due to numerous variables that can impact the avaiability of the product.You will NOT BEING CHARGED for any item(s) UNTIL we SHIP it to you. We look forward to continuing to serve you.Your Friends at eztoys.com San Diego, CA Tel: 1 619 232 3004

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Customer/Shopper ID: 9xxxx
Date and Time: Mon Jan 25 02:25:23 2010
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Item: Details: Quantity: Each: Item Total:
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Jet-x Models   JAL Cargo B747-200F    2   $ 36.99  $ 73.98
         ”First JAL Cargo 747F” ~
         JA8123 RESERVE NOW, No
         Discount! Scale 1:400
         Stock# JXJA002
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Jet-x Models   JAL B747-200 “First JAL   2   $ 36.99  $ 73.98
         747″ JA8101 RESERVE
         NOW, No Discount! Scale
         1:400
         Stock# JXJA001
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Sub Total:                        $ 147.96
Shipping Total: 8 units ( International First Class Mail Estimated Cost! Actual Cost will Be Charged Later) $ 43.50
Grand Total:                       $ 191.46
Please note you will be charged only after shipping is done!

ちょっと長くなりましたが、カード利用残高をちゃんと確認しないと私みたいに大変なことになりますので、計画的にご利用下さい(笑)。カードの為替レートは決済時によって異なりますし、引き落とし日もそれぞれ異なるので、詳しくは使用しているカード会社へお問い合わせ下さい。

もしキャンセルの際にはこの注文書のメールを添付して英文メールでキャンセルの旨を伝えたら良いと思いますが、既に商品を送った後だったりすると厄介な手続きになるので、キャンセルは避けたほうが良いと思います。

既に入荷済みであれば、決済完了後数日で上記と同じ注文書と同じフォーマットを使用して赤文字でSHIPPED!と表記されたメールが届くので、そのメールが届いたら大抵一週間後に郵便で届きます。もし遅いなと思えば、ホームページ一番右上のOrder Statusをクリックし注文書の番号とメールアドレスを入力すると、今自分が発注している商品の状態がどうなっているかわかります。Not Yet Shippedなら未発送。cancelと書かれている場合は勝手にキャンセルされている場合があるので、すぐ英文メールで「勝手にキャンセルするな! 」とクレームをつけた方がいいです。過去私は3回やられてクレームを付けています。オーバーブッキングは飛行機モデルでも起きるのです(苦笑)。

日本とアメリカが違うなと思う点は、箱の状態まで気を使っていないことです。彼らはあくまで箱は飛行機モデルを保護する程度のものと考えており箱が潰れていても傷があっても割り引くことはなく、中身が問題なければクレームをつけても理解されないと思ってください。それと仮に翼が取れていたとか、何か不具合があっても治せる範囲であれば自分で直した方がいいです。というのも交換に応じてくれる事もあるとはいえ、送り返す送料は注文者の負担になるので、かえって高くなります。安いなりにリスクもある海外通販ですが欲しいモデルがあれば一度チャレンジしてみるのも楽しいと思います。ただ何でも自分で解決するつもりでやらないと難しいことをご理解下さい。

実際のボーイング787
こっちが先日初飛行した実際のボーイング787です。

ボーイング7E7
この下の2枚目が想像図のみとなったボーイング7E7です。

さて長くなりましたが、今回のモデルはANAのボーイング787です。メーカーはフェニックスで縮尺は1/400。シップナンバーはN787EXでこのANA塗装のボーイング787は初号機初飛行の1週間後の去年の12/22に初飛行しました。この時はANAの役員も日本からかけつけて来たほどでマスコミのインタビューに答えながらも、いかに彼らがこの新しい飛行機に期待を寄せているかがよく伝わって来たほどです。ただこの機体は試験機であり、予想以上に重量が増えて改修が必要になるため、ANAが受領する機体ではないそうです。今年の受領は無理という話もありますが経年化したボーイング767を引退させるためにも早期の受領を期待したいですね。2枚目のモデルはボーイング787の想像図となったANAのボーイング7E7です。1枚目のボーイング787と比べると形が変わっているのがよくわかると思います。このモデルメーカーはブルーボックスで縮尺は1/400です。去年のボーイング787初飛行の速報で使った写真ですがお許しを。

今のところこのANAのボーイング787のモデルは5つリリースされており、フェニックスとヘルパの下請けで有名なホーガンが作っています。フェニックスは先走りすぎて、青い普通塗装モデルと、何故かボーイング737-700の金色塗装に影響されて金色塗装モデルもあるのが意味不明ですがご愛嬌ということで。今回載せたモデルは3作目の最新モデルになるのですが、出来はよくなっており金型もジェミニのモノを使用しているからか実物の特徴を良く捉えています。ヘルパ下請けのホーガンは俗に言う全日空商事のモデルを手がけているわけですが実物を手にしていないので何とも言えません。写真を見た感じはさすがヘルパという感じの仕上げ。でも地上に置いた時の感じはどうかは不明なので是非専門店で調べた上で購入したほうがいいかも知れません。それと値段はフェニックスのほぼ2倍の¥6000近くと高価なので覚悟が居る金額という意味ではあまりすすめませんが、日本のお店では手に入りやすい利点もあります。

では来週もお楽しみに…。

Mattari

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シンガポール航空ボーイング747-300

登場当時はテクノジャンボの愛称で華々しくデビューしたANAの国際線仕様ボーイング747-400も引退間近!?なんて話が先週の記事で出ていますね。そういえばACARSでデータを紐解いてみると去年の冬ダイヤ辺りからヨーロッパ線へ貼り付けだったはずのボーイング747-400が、成田〜香港線にも往復しているデータを見つけました。今のところ毎週土曜日発着のNH909/910便が該当するようです。ANAのサイトでスーパーエコ割運賃を使えば1泊2日でも組めるほど近いですから、週末は香港島の夜景でも眺めにANAの国際線仕様ボーイング747-400を体験してみては如何でしょうか?チケットはANAのスーパーエコ割のページから検索出来ます。

さて前置きが長くなりましたが、第19回目は台北の街で月と星に救われる!? お話です。

ダイキャスト:シンガポール航空ボーイング747-300

ボーイング747-200BのJT9Dエンジンも静かとは言えないが、既に円熟味を帯びたエンジンサウンドを奏でながら機内では短い路線なのに機内食をクルーが配っている。窓からは既に台湾の海岸線に沿って町の明かりが見え、きれいな星空が広がる。当時のシンガポール航空では香港〜台北線は週2便程度と少なく、他社との競争も激しい路線だけに暖かい食事を出すのは必須だったのだろう。当時はまだ私も英語が殆ど解らず、さっきクルーが片言の日本語でメインディッシュの内容を説明してくれた。何ともありがたい瞬間でもある。

食事が済ませると、あっという間にクルーがトレーを回収に来た。1時間足らずの短距離路線であれだけのサービスをこなすのは今を思えば驚くことで、今なら良くて軽食のボックスミールかドリンクサービスで済ませてしまうだろう。まだ90年代は空の旅もわりとエコノミークラスでも豊かさがあったに思う。ほどなくしてシートベルトサインが点灯し窓からは二本の滑走路が平行に見え、その間に旅客ターミナルが鎮座するのが台北中正国際空港である。数年ほど前に政治色を薄めるのが狙いなのか、現在は地元の桃園の地名を取って台北桃園国際空港と呼ばれている。

ランウェイ05Lへアプローチし、予定より2時間ほど遅れて、初めて台湾の地に降り立つ。さすが南国だからか1月なのに香港よりは少し暖かい感じがする。ビザは取っていても入国拒否をされる事もあるなんて旅仲間から言われていたからドキドキしたものだ。でもそんな心配なく入国審査官は慣れた表情ですぐ国花の梅のマークが入った中華民国のスタンプを押す。その後税関でフィルムの持込制限もあったのでボンドと呼ばれる保税の手続きをして撮影済みの約30本入りのフィルムを預けて貰う。税関の列に居た目の前のおばちゃんが大きなカバンの開封をさせられており、何とマイルドセブンが約100個近くバラで入っているのが見えて驚いた。密輸だったらしく、そのおばちゃんは別室へ連れて行かれるのが見えた。私は赤いパスポートを見せたら何も見ずに行っていいと係官に言われて到着ロビーへ。ここでもホテルとタクシーの客引きに囲まれるが、既に慣れて適当にあしらうと台湾銀行で蒋介石の肖像が書かれた台湾元のお札へ両替を済ませる。その後アメリカのグレイハウンドバスと似た空港バスに乗り台北駅近くまで高速道路をかっ飛ばす。

既に夜の23時過ぎていて予約すら入れていないが、太原路にある太原大飯店という地元の安ホテルを探す。だが夜になると道もわかりにくくなり、簡単な地図では方向感覚すら失わせるものがあるようだ。結局約20分近く歩いて道に迷ってしまったが遠くに明かりの付いたお店が見えた! なんと日本で見かける月と星のロゴであるファミリーマートではないか! 今は薄い緑と水色の看板であるが、当時はそんな可愛らしいロゴだったファミリーマートも台湾では全家便利店と書かれていた。

お店の中はほとんどど日本と変わらず、違うとすれば商品の内容が違う点だろうか。弁当類は殆どないが、肉まんらしきものがあったので幾つか買う。眼鏡を掛けた店長らしき人に太原大飯店の位置を聞いてみる。そのホテルの位置は来た道と逆の方向だということがわかった。その店長は親切にも、このお店の場所と目的地のホテルまでの地図も書いてくれて、お店の入口まで私を見送ってくれた。昔は日本が統治していた事を思うと日本人に対して親日的なのは何とも嬉しいものだ。

約10分ほどすると古ぼけたネオンの宿が見えて、それが太原大飯店であった。フロントは二階にあるらしく登っていくと日本語を話すオーナーと思われるおばちゃんが居た。私が日本人とわかったのか日本語で話しかけられて驚いたが、2日ほど空いているか聞いてみると1泊500元(約2500円)の部屋ならあるよと言うので、すぐ部屋を見せて貰う。部屋もセミダブルのベッドにバスとトイレ付きでだったので即決した。まあ既に日付も変わりつつあるからもう動きたくないというのもあったが、香港の安宿より安くて広い部屋に泊まれたのは何ともありがたい。布団も丸めるような台湾式の畳み方で置いてあって珍しく、現地の紅白歌合戦みたいな歌番組を見ながら寝てしまう。

翌朝、新生公園と呼ばれる場所を地図見ながら目指す。途中バスに乗って公園らしき場所が見えたので降りると、台北松山空港の滑走路の端っこに面していて、ちょうど遠東航空のボーイング737が降りてくるのが見えてきた。遠めには世界十大ホテルのひとつにも選ばれた中国様式の建物が特徴的な円山大飯店が見える。93年当時はまだ台湾新幹線もなく、もっぱら高雄まで飛ぶフライトが多く大半がボーイング737-200やMD-82、BAe146、ATR-42/72といった小型機が中心だった。日本でもはなかなか見ることが出来ない飛行機が降りてくるのも新鮮であり、ほんの3時間ほど公園に居ただけだが結構な数の飛行機を見ることが出来た。近くではなぜか子供用のプールに水を入れて錦鯉の展示即売!?が大掛かりにやっていて、賑やかだったのがとても記憶に残っている。

ダイキャスト:シンガポール航空ボーイング747-300

遠くからひときわ、空気も震わす大きな爆音が聞こえてきたから、また遠東航空のボーイング737-200かと思ったら、なんと台湾空軍のボーイング727! それも初期型の-100と呼ばれるタイプだ。今回の旅行ではバンコクで見たロイヤルネパール航空のボーイング727-100が現役で飛んでいたのも驚きだったが、まさか台湾空軍のボーイング727-100も撮れるとは思っていなかったのでフィルムもかなり消費してしまった。まあ夕暮れ時でシャッターも手ぶれギリギリだったが、黒煙を吐きながらの着陸は見応えもあった。

翌日の午後にはホテルをチェックアウトして、台北中正国際空港へ再び空港バスで到着していた。とうとう半月にも渡る旅行も成田行きのSQ988便に乗ったら終わり。機種はボーイング747-300でボーイング747-400の開発ベースとなった機体でもある。シップナンバーはリース機になったのか何故かアメリカ籍のN120KFだった。塗装はボーイング747-400と同じ新塗装に変わっており、この機体のニックネームであるビッグトップのロゴも小さめの物になっている。機内はあまりボーイング747-400に乗った時と変わりないが、座席の感覚が若干狭めだった。ちょうど週末の日曜日だけにツアー客が多くて、ほぼ満席。自分が座った座席はリクライニングボタンを押さなくても自然と少しずつ後ろに倒れてしまう(笑)

機内食は日本線だからか、茶そばが添えられているので乾燥した機内ではいつもより美味しく感じる。シルバークリスと呼ばれる機内誌も日本語版がセットされており、久々に見る日本語の雑誌に見入ってしまう。その後日本の新聞も機内で読んだが何とも海外へ出ると活字中毒になるなんて話も本当なんだなと実感出来たものだ。機体のエンジン音が低くなったなと思うと降下が始まり、窓の風景からランウェイ34へ向かっているのがわかる。横目にジェット燃料のタンクが見えてくると軽いショックとともに強いリバースが掛かって、すぐに誘導路へ入ると無数の誘導灯が星のように煌くのが見え、長い旅が終わったんだなと実感する。

今回のモデルはシンガポール航空ボーイング747-300であります。メーカーはドラゴンモデルで縮尺は1/400。シップナンバーはN123KJで塗装は初代受領時の旧塗装をモデル化しています。前回の記事で登場したボーイング747-200Bの後継機種として開発された機体であります。アッパーデッキと呼ばれる二階席を延長していることからSUD(Streched Upper Deck)やEUD(Extended Upper Deck)と呼ばれ二階席のみで最大69席の座席が設置出来ました。KLMオランダ航空やスイス航空みたいにボーイング747-200Bから-300へ改造された機体もありましたが、ボーイング747-400の開発が決まったため81機が作られたのみに留まりました。

しかしアッパーデッキが延長されたお陰で空気抵抗が減って航続距離も増え、当時の高性能な低燃費エンジンであるプラット&ホイットニー社のJT9D-7R4G2の組み合わせはシンガポール航空に新たな歴史を加えたと言っても過言ではありません。シンガポール航空のドル箱路線であるシンガポール〜ロンドン線の直行化を達成した記念すべき機体でもあり、往路は向かい風の関係で従来ながらのドバイ経由で運航されたものの、復路は直行化を果たしています。

さて、このシンガポール航空ボーイング747-300のモデルに関していうと選択の余地がなく、このモデルのリリースしかないという寂しさ! 私が搭乗した新塗装仕様の機材が出ても良いと思うんですが、結局ドラゴンモデルの生産が始まった当時は既にボーイング747-400の就航全盛期と重なっており、必然的にボーイング747-400のリリースが増えてしまったわけです。もちろんドラゴンモデルはボーイング747-300のモデルもかなりの数をリリースした方なんですが、作られていないモデルも割と残っているのでもったいない! シンガポール航空の場合-300コンビと呼ばれる貨客混合型も運航されていたのでバリエーションも増やせるんですけど、色々とコストの面を考えるとなかなか難しいんでしょうね。

長いこと、こんな私の旅行記をお読み頂きありがとうございました。退屈させてしまったことをお許し下さいませ。
私が言いたいのは今は不況が原因でもあるんですが、海外旅行へ行く若い子が減ったということ…。若い感性を海外の刺激で満たすこともインターネットで事足りるからということも大きいかな。でも百聞は一見にしかず! やっぱり自分の目で確かめて体験することには何事にも敵わないということ! それに一ヶ月とか長い休みを利用して旅行する事なんて社会人になってからではなかなか出来ないもの。私にとってこの貧乏旅行が旅行をする上で一番多くの旅行経験を積ませてくれた原点でもあったから。借金してでも若い時の貧乏旅行の経験って一生の宝になると思うんだけどどうかな?

今度からほぼ通常営業に戻る?と思いますので、来週もお楽しみに!

Mattari

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シンガポール航空ボーイング747-200B

今日は節分。占いもこの日が一年の初めなんていいますから、更に気を引き締めたいものですね。
さて第18回目は香港フィリップ親父の登場です。

ダイキャスト:シンガポール航空ボーイング747-200B

空港バスAIRBUSに揺られること約10分ほどで待望のネイザンロードへ突入! あのネオンの看板だらけの風景を見ると香港に来たと実感する。香港でも悪名高きビルといえば、香港屈指の安宿エリア重慶マンションのことである。安宿を泊まり歩いた人なら必ず知っているほど有名なビルだ。両替商やら時計屋など雑多な店が密集しインド人経営の軽食屋など、多くの人種が入り混じるルツボと化していた。実際エレベーターで上がる時でもあらゆる人種が乗っていて妙にドキドキしたものだ。当時香港のホテル代がとても高かったことを考えるとバンコクからやって来た人間にはここの一泊3500円足らずの金額でも高く感じたものだ。重慶マンションとアナウンスが流れて、チンとベルを鳴らすと、バスは重慶マンション前のバス停に止まる。大きな荷物を持っている私に迫り来る人影を感じると5名あまりの怪しい親父集団に囲まれてしまった! うわっ、もしや物盗りでもやってきたかと身構える…。

何とこの集団こそ大小合わせて約100はあろうとも言われる重慶マンションの安宿オーナーの連中で、直々に客引きをしていたのだ。今年最後のお客をなんとか捕まえようと必死で彼らは私にアピールしてくる。そのうちの一人が人柄の良さそうな笑みを浮かべながら名刺を渡して来た親父がフィリップだった。宿名はOSAKAゲストハウスと書いてあり、値段交渉する間もなく半ば拉致されるようにエレベーターに乗った。彼が表の重々しい扉に付いた鍵を2個開けており、同時に治安の悪さも頭に過ぎる。まるで香港人の家にホームステイするような感じなのだが、これから始まるのはフィリップ親父との宿代交渉だ。日本円で一泊シングル5000円程度からスタートしたが、余りにも高い。帰ろうとする素振りを見せると親父がまあまあといった感じで引き留めて椅子を勧める。こんな感じで繰り返すこと約15分近く交渉を続け、「これがファイナルプライスだ! 一週間分の現金前払いなら一泊3300円にするからもう勘弁してくれ」と日本人にしては珍しくしつこいのか、疲れた顔して言ってくる。何とか予算内に収まり、日本円でも問題ないというので日本円で払って領収書もしっかりくれた。まあ三割程度まけてくれたからよしとしよう。

部屋はベッドにシャワールームとトイレが一緒になった狭い部屋で、多分全部で3畳もない狭さだったが香港の安宿はこんな感じであるから無理もない。小さいけど窓もあるし、テレビもしっかり写るからまあまあだった。テレビを見ると現地の三越年始初売りらしきCMをやっていて驚く。近くのセブンイレブンで飲茶の点心を幾つか買い、香港の地ビール(?)と化しているフィリピンのサンミゲルビールを飲みながら夜食を食べていると、遠くで鳴る爆竹が新年の訪れを告げた。生まれて初めて迎える海外の新年もわりとあっけないものだったが、後で彼らは旧正月で盛大に祝うことを知ると納得出来た。

目が覚めて、また昨日と同じようにエアバス機に乗って啓徳空港へ向かう。さっそく有名撮影地のひとつ空港ターミナル横の駐車場へ行くと一人の地元航空ファンが既に撮影していた。彼に手持ちの飛行機の写真を見せてあげると、香港で撮れない飛行機があったのか興味深く見ていた。既に光が逆光気味で向かい側の撮影地を探そうと思ったら、向かいに飛行機が撮れる場所へ行くから一緒に行かないかと言うのだ。彼が指をさす先には確かに小さいながらも展望デッキらしい場所が見える。渡りに船と思い、彼に付いて行くことにした。マクドナルドへ寄るから何か食べた方がいいと言われ、セットを買っても300円もしなかったのが驚き。アルバイトの張り紙を見ると当時の香港ドルレートで時給500円程度だったのが印象的だった。

そのデッキがある場所は香港飛行倶楽部と呼ばれ、現地でセスナを飛ばす人が使うらしく駐機場と英国風のカウンターバーが一緒になった場所のようだ。彼は常連らしく、カウンターに居たスタッフに展望デッキへ入れて欲しいと言うとすぐ入れて貰えた。ありがたいことにこの場所は雑誌にも載っていない情報であり下記のような写真が撮れたから、やはり地元ファンの情報は一番だ。彼にはお礼に好きな飛行機の写真をあげると嬉しそうに数枚持って行ってくれた。地元の航空ファンが大抵居たから退屈することもなく、色んな情報も貰えたし、飛行機の趣味も国境を越えるものだなと実感出来た。こんな感じでこの展望デッキには5日ほど通ったが飽きることはなかった。このニュージーランド航空のジャンボも当時の日本では撮りにくい時間帯にやって来てたから驚いたし、ANAのトライスターも香港らしい高層ビルを背景に撮れるのがたまらなかったものだ。

ダイキャスト:シンガポール航空ボーイング747-200B

その後、まだ93年当時は日本人でも台湾へ入国するのにビザが必要だったから指定の旅行業者だったか忘れたが、生まれて初めてビザの申請をしに香港島のあるビルへ向かう。私の記憶では日本円で2000円もしなかったが、若干値上げされていたから高いよと言ったら、すぐ安くなったのが可笑しかった。平日に申請して3日程度で出来て思ったより簡単に出来たように思う。こんな感じで旅の道中では旅のノウハウを徐々に体得していくのが旅の醍醐味をも感じさせ、トラベラーズチェックの両替もレートの良い店を探すのに苦労した事も思い出す。今は不要になった航空会社も多いリコンファームもまだ当時は必要だったが、着いた空港で済ませるなど自分なりに工夫したものだ。

ダイキャスト:シンガポール航空ボーイング747-200B

色んな旅の思い出が詰まった香港もとうとう出国する日となった。今度はSQ860便で台北へ向かう。機材はボーイング747-200Bと呼ばれシンガポール航空が初めて導入したジャンボ機である。ちょうどボーイング747-400と入れ替わる時期に差し掛かっており、まだ数機が日本線や東南アジア路線に活躍の場を見い出していた。シップナンバーは9V-SQSと呼ばれ、90年頃に見た時は上記のモデルと同じ旧塗装だったが、この時は彼らの功績を称えてなのかボーイング747-400と同じ新塗装へ切り替わっていた。

チェックインも無事終えて、出国審査を受けようとしたら、何があったかわからないが発着ボードに約2時間の出発遅れと出ていた。そういえばチェックイン時に何か金額が書かれた紙切れを渡されたが、何かわからず離陸した後になってそれが空港内の飲食で使える無料の喫茶券とわかって悔しかったのを思い出す。約2時間遅れたお陰で香港島100万ドルの夜景を眺めながらの離陸となった。夜景を眺めることが出来たのはいいが、次の台北でちょっと困ったことに遭遇するとも知らず、私を乗せたジャンボ機は北東の島へ進路を向ける…。

今回のダイキャストモデルはシンガポール航空ボーイング747-200Bです。メーカーはドラゴンモデルで縮尺は1/400。塗装はジャンボを受領した1970年代後半の旧塗装時代のもの。シップナンバーは9V-SIAと自社の3レターコードSIAとダブらせてしまうところは遊び心を感じさせる。後方には1979年4月に認可された悲願の米国路線開設記念に因んだロゴが施されている。当時はシンガポール〜香港〜ホノルル〜サンフランシスコという経由便ながらも便名はSQ002/001という栄えある便名を採用したほど。それだけ米国路線へ対するシンガポール航空の強い意気込みが伺える。現在のサンフランシスコ線はダッシュ400から交代した双発機のボーイング777-300ERが香港経由サンフランシスコ線SQ002/001便とソウル経由のサンフランシスコ線SQ016/SQ015便に就航し、何とも隔世の感があるこのモデルは発売された数もたったの4種類! ドラゴンモデルとエアロクラシックスの2社からリリースされているのみでそろぞれシップナンバーが違うのと米国路線開設記念のロゴ入りとロゴなし違いがある程度。さらに私が乗った新塗装仕様は全然発売される気配もなく、そろそろ使っていない金型を掘り起こして新製品に期待したいほど! ドラゴンモデルで米国路線開設記念ロゴなしのモデルは若干売れ残っており、私がいつも買う某店でも残っているほど。対するエアロクラシックスは生産数がそれぞれ約400も満たないのでお店に残っている可能性は低く、翼まで金属で作られた重量感を求める人が買う程度なのであまりお勧めはしない。ただ翼端に付いたアンテナはドラゴンモデルの方が短くなっており、エアロクラシックスはしっかりその翼端アンテナまで再現されている点は評価できる。

というわけで在庫があって予算もあるならエアロクラシックス、手に入れやすさではドラゴンモデルということでご理解頂きたい! 最近は楽天などでも1/400で検索すると掘り出し物が出てくることもあるので、要チェックです。

次回は台北の街で月と星に救われる(!?)をお送りします。

では来週もお楽しみに!

Mattari

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シンガポール航空ボーイング747-400

第17回目は前回の続編で、シンガポール航空最新鋭機初搭乗のお話です。
ダイキャストプレーン:シンガポール航空

年の瀬も押し迫った92年大晦日のシンガポールは雨季で雨だった。この時期のタイでは乾期に入るのでたった2時間あまり南へ飛ぶだけでこんなにも気候が異なるとは。飛行機を撮ろうと当時唯一撮れたターミナルへ行ってみると便数が多いガルーダ航空のエアバスA300が3機並んでいるのを除けば、あまり良い写真が撮れる印象はなかった。

フライトの発着ボードを調べてみても珍しい航空会社もなかったので、早めに撮影を切り上げる。シンガポール航空の乗継カウンターへ行くとSQ002便にはやっと窓側の座席があるというので嬉しく思った。ターミナル全体がショッピングモールと思えるほど大きな規模に圧倒されたが、日本より安めだったので途中小さなスニーカーのショップで新しいスニーカーを買った。新しい靴で新しい飛行機に乗るとは何とも田舎者丸出しだが何となく気分が良かった。その最新鋭機とはボーイング747-400、通称ダッシュ400と呼ばれる新型ジャンボだ。

今現在では既に引退機が多くなっているが、この92年当時は従来型ジャンボの性能を凌駕する新時代の切り札だったのだ。シンガポール航空では既に89年4月に日本線への初就航を果たしていたが台北経由便などにも就航していたので、乗務員養成の意味合いが強かったと思われる。案の定数ヶ月ほどでボーイング747-400は本来の就航路線である欧州路線などへシフトされてしまい、再び従来型ジャンボへ戻ってしまった。時刻表を調べるとシンガポールー香港間を毎日飛んでいるSQ002便がダッシュ400だったからわざわざこの便にしたわけである。ワクワクしながらF81ゲートへ向かうと既にダッシュ400はスポットに入っていた。

シップナンバーは9V-SMJ。まだ一年半という機体の新しさは嬉しく感じたものだ。当時のフライトレポートでは410人仕様で378名搭乗とほぼ満席。紫を基調としたキャビンは高級感を感じさせ、Yクラスでもフットレストが装備されていたのが意外だった。その当時は今みたいに個人モニターも装備されておらず、時折大型スクリーンで映し出される飛行ルートを熱心にメモしたものである。窓からは最新鋭機の証ウィングレットがしっかり見え、後方の46Aに座っていたがやはり新型だけに不思議と機内は静かさを感じたものだ。
ダイキャストプレーン:シンガポール航空

この当時のYクラスは今と違ってしっかりスパークリングワインもサービスされていて、機内食は美味しかった記憶が残っている。メニューも立派なもので、今ならビジネスクラス用と見間違えてもおかしくないほど。如何に燃料高騰が航空会社にとって重くのしかかるものだと実感する。インドシナ大陸を左手に眺めながら飛んでいくと、まもなく陽が沈んでいく。日本線以外では日本の雑誌は特に積んでいないが、機内誌には日本語で曲のタイトルや歌手名も書いてある日本のオーディオチャンネルもあるのが面白い。演歌もポップスも混ざっていて、万人向けにしようとするサービス精神は日本人にとって嬉しい。機内誌に記載の音楽タイトル等で誤植も見かけたけど、まだ当時はそれも許される心地良いゆるさがあったように思う。
ダイキャストプレーン:シンガポール航空

さぁ、間もなく香港へ着陸である。徐々に香港の街の光が見えてきた。私にとってみればこの旅のハイライトの一つでもあったのが香港アプローチと呼ばれる13滑走路への着陸のことだ。今の香港新空港と違い、92年当時は香港啓徳空港と呼ばれるパイロットの間でも難関な空港で有名だったのだ。着陸といえば真っ直ぐに滑走路へ向かって降りるのが普通だが、啓徳は違う。ゆるやかながらもまるで直角三角形の90度に沿って曲がるような感じで、約45度ぐらいまで翼を精一杯に右側へ傾ける。山に目印である赤白の格子状チェッカーボードの塗りわけが見えたら大きく右側へカーブして降下後、息を吐く間もなく直ちに体制を立て直して滑走路へ向かうという極めてアクロバティックな着陸だったのだ。既に使い尽くされた表現ではあるが、本当に近くのビルのアンテナや洗濯物に翼が引っ掛かるような感覚を覚え、その後香港へ向かう時はこの着陸が楽しみのひとつとなったのは言うまでもない。

約3時間あまりの最新鋭機の初飛行は物足りなさを覚えた。どうせならこのままサンフランシスコまでへ飛んで最新鋭機をもっと心ゆくまで堪能したかったほどだが諦める。天井の低いコンコースを通って、入国審査と税関へ吸い込まれていく。それにしてもアジアの空港は何ともここまで出迎えの習慣が強いのか、何時行っても狭い到着ロビーは人が多いのが不思議だ。AIRBUSと呼ばれる空港バスに乗る。しかし冬なのにエアコンが何故か全開に効いていたりする。九龍半島のメインストリート、ネイザンロード周辺の各ホテルを経由するこのバスはこれから私が向かう悪名高き某ビルも停まるわけだが。大晦日の夜に再びアジアらしい洗礼が待っているとも知らず・・。

今回掲載した飛行機のモデルはシンガポール航空ボーイング747-400です。メーカーはドラゴンモデルで縮尺は1/400。シップナンバーは9V-SMU。ボーイング747の通算1000機目という栄えある機体をシンガポール航空は1993年10月に受領し、1000th Boeing747の記念ロゴをコックピット近くに入れました。ドラゴンモデルでも比較的初期に作られたものだけに若干コックピットウィンドウが小さいなどの改善箇所はあったとはいえ、既にドラゴンモデルの完成度は高かったこと証明するモデルでもあります。ちなみにこの9V-SMUは今でも営業飛行を続けており、既に記念ロゴはなくなったとはいえ、数日前の成田でSQ11/12便として飛来しているようです。

もっとダイキャストの情報が欲しいという声がございましたので、ちょっと長くなりますが興味ある方はもうしばらくお付き合い下さい。今回は縮尺1/400モデルのシンガポール航空ボーイング747-400について分かる範囲で書きたいと思います。今のところ私が知る限りでシップナンバーがダブっているものや特別塗装機、貨物機など含め過去に約33種類も発売され、メーカーもドラゴンモデル、ジェミニジェッツ、ビッグバード、フェニックス、ヘルパなど6社からリリースされたほどの人気商品でもあります。ただ大半は既に生産中止品が多いので、オークションで手に入れるのが早いかも知れません。

私の独断と偏見で比較的品質が安定していると思うのがドラゴンモデルです。日本でも手に入れやすく、流通量も多いのが特徴で再販が行われることもあります。オークションでも人気があるようです。胴体のみ金属製でジャンボの特徴を的確に捉えている金型もなかなかの合格点。プラスチック製の翼もよく出来ています。前脚は取れやすいものもあるので、木工用ボンドなどで接着すれば少しはみ出ても透明になるので便利です。今まで買ってきた私の印象では歴代のシンガポール航空のモデルは予約時点での売切も多かったので専門店の予約は必須です。海外通販ではまだ扱っているお店もあるようなのでじっくり探す価値もあります。

ジェミニジェッツはシンガポール航空の場合、初代の金型を採用しており、水平尾翼の下に接着した切れ目が見えるので見栄えがイマイチとはいえ、全て金属製なので重量感は満点です。その欠点を見事に解消された新金型を採用したのがジェミニジェッツⅡですがシンガポール航空のモデルはリリースされていないのがもったいない! 引退記念に引っ掛けて新製品リリースをやって欲しいものです。

ビッグバードは版権無許可モデルで有名なのですが、塗装の仕上げや金型のレベルも高くがゆえ、生産する数も全世界で数百機程度! それゆえに大抵1機5000円以上と高価なのに海外通販でも割と手に入らないのが玉にキズ。しかし人気があるため日本でも扱うお店が増えてきました。特に特別塗装機トロピカルメガトップは出来の良い大傑作でもあります。

フェニックスはここ数年実力を付けて来た版権無許可モデルです(笑)塗装の仕上げは比較的ムラがあってイマイチなものもあるとはいえ値段は比較的手頃なものも多い。さらに新しい特別塗装機もほぼ確実にリリースされる業界随一レスポンスの速さは特筆モノ(笑)例えば全日空商事のモデルはまだ発売されていないのに、フェニックスではANAのモヒカンジェットも既にリリース済みなのが笑えます。金型はジェミニジェッツⅡの新金型を採用しているようです。最近は前脚と主脚も転がるようにタイヤを履いているものが増えましたが時々取れやすいものもあるので取扱いには注意が必要です。

最後にあまり買わない方がいいと思うのがヘルパです。私はシンガポール航空の機内販売で買った事あるんですがガックリ来ました。1/400は特に金型が実物とあまり似ていないと思えるほどでの出来で極端に前脚が短くて低いので、実物と比べても斜め気味なのです。実物のジャンボ機を見たらわかるはずなんですがね。塗装の仕上げはきれいなのにもったいない! 尾翼部品はプラスチックなので安っぽい。ぜひ金属製に変えて欲しいですね。まず金型を改善することから始めないと無認可モデルにすら勝てません(笑)

私がこうやって書いてもなかなか伝わらないと思うので、店頭で見せて貰ってじっくり選ぶのが一番だと思います。しかしながら近くに飛行機モデルの専門店がないとお嘆きの読者の皆様のためにも、私の持っているモデルをサンプルに少しでも商品選択時の一助となれば誠に幸いであります。

さて次は香港のフィリップ親父とのバトル? をお送りする予定です。

では来週もお楽しみに。

Mattari

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シンガポール航空の初物づくし。

とうとうあのJALも会社更生法を昨日申請してしまいましたね。どんな風に変わるか予想は出来ないけど、去年6月末に乗った羽田からのフライトが私にとって最後だったのかと思うと感慨深いものがあります。
第16回目は前回の続編で、シンガポール航空初搭乗のお話です。
ダイキャストプレーン:シンガポール航空

1992年12月30日。バンコクへ来て既に1週間経ち、数日前に仲良くなった沖縄出身K氏のミャンマーへ旅立ちを空港で見送ったと思えば、今度は翌日の大晦日には香港へ向かう私の番。簡単ながら地元のシンハビールでS氏やほかの宿泊者が乾杯してくれて嬉しかったものだ。シングルベッドが2つと天井には古ぼけたファンがクルクル回っているだけという1泊800円足らずの部屋もいざ離れるとさみしいものだ。

バッグパックを背負い、朝日もまだ昇らない朝5時半に馴染んだ宿を離れる。朝も早いのにすで近くの市場では新鮮な野菜が並べられ、屋台の数も多く賑わっている。約20分もすると見慣れた駅が見えてきた。さすがにこの時間帯で走っている列車はないことは調査済みだったので、この駅から空港前の国道を通る29番の青いエアコンバスを探す。

30分ずれるとあっという間に渋滞へ巻き込まれる街だけに、早いところ空港へ向かいたいものだ。幸いお目当ての29番エアコンバスはすぐやってきた。車内には女性の車掌が居て、片言の英語でGo Airport? と聞いて乗せてもらう。空港まで16バーツを払う。ちょっときれいな女性の車掌が片手に持っている円筒のブリキ缶みたいな料金箱から空港までの正方形の小さな切符を出し、そのブリキ缶の蓋の端を使ってまるで駅の切符みたいに器用にはさみを入れるのが面白い。

窓からはタイの朝の風景とも言える山吹色の袈裟を着た僧たちが、托鉢で歩いているのが見える。大抵は炊き立てのご飯やおかず、お供え用の花などが多く、お布施としてお金を渡すこともあるようだ。こんな光景を見ていると今更ながらもタイへ来たんだなと思ったものだ。それにしてもバンコクの朝は早いなと実感する。隣に止まっている2.5バーツの青バスも通勤客で混んできている。周りを見ると現地生産ホンダのカブには出勤する彼女を送るのかカップルが乗っていたりして朝から見せつけてくれたりする(笑)渋滞にも巻き込まれず、郊外の光景が見えてくるとホッとする。順調に約40分程度で無事空港前のバス停に着くことが出来た。

空港ターミナルへ行くと、既に多くの乗客が行列を作っている。チェックイン開始の2時間前を少し切って到着したとはいえ、さすが繁忙期に入っているだけに結構賑やかである。約20分ほど待ってやっと自分の番がやって来た。ここでも残念ながら既に窓側は埋まっていて通路側へ。荷物は香港までスルーチェックインで済ませ、国際線の乗継はこれが初めてだった。荷物も香港までは持つ必要がないから楽だ。空港使用料を200タイバーツを窓口で支払い、出国審査に並ぶと日本人を珍しく見かけた。キャセイで香港へ向かうそうで、シンガポール経由で香港へ向かうと言ったら驚かれた。まあ余分に時間掛かるから無理もないけど、航空ファンには多くの機種に乗れるのは嬉しいものである。窓からはこれから自分が搭乗するシンガポール航空のエアバスA310-200が見える。シップナンバーは9V-STKでエアバスのワイドボディ機は初めて乗るので楽しみだった。

荷物のX線検査でフィルムの感光を防ぐためにオープンチェックして貰う。しかしフィルムが30本もあるから、半ば係員は苦笑気味。やっとの思いで通ると、既に搭乗開始が始まっているようである。座席番号は33Bで機内へ向かうと、やはりさすがシンガポール航空! と言えるような美人な機内乗務員に出迎えられるが…。有り得ないことが起ころうとしていたのだ。
ダイキャストプレーン:シンガポール航空

何と私の座席である33Bには既に先客が居たのだ! 彼の搭乗券を見せてもらうと同じ33B!
えぇ〜そんな事あるのかっ!!!!
思わず絶句して一番前の赤いサロンケバヤを着たチーフパーサーに片言の英語で「Sorry! No SEAT! 」と言って搭乗券を見せる。彼女が「確認して来ますのでそこにお掛けになってお待ち下さい」と言って機内乗務員が離着陸時に座るジャンプシートに私を座らせると後ろの座席へ走って行った。

うわぁ〜これが噂のオーバーブッキング? チェックインカウンターで搭乗券貰えたら安心出来ると思ったけどそうじゃないんだなぁと早めにチェックイン済ませた客が多い事に今頃納得した私。こりゃ次の便に乗せられたとして予定の香港便に乗れるかなぁとあれこれ思案を巡らしているとその彼女が戻ってくる。「もう少し待っててね」と私にニッコリするとドア横にいるSQの地上スタッフへ話しかけており、そのスタッフが無線機で問い合わせ始めた。搭乗口前には5名ぐらいのスタッフが集まって話している。えぇ〜どうするんだろう?

まるで相撲の物言いのごとく話が決定したらしく、そのチーフパーサーが申し訳なさそうに言う。
「先ほどは大変失礼いたしました。弊社の手違いでエコノミークラスがオーバーブッキングしておりますので、ビジネスクラスへどうぞ」

やったぁ〜。まるで逆転大ホームラン。大晦日に思わぬかたちでシンガポール航空の初搭乗並びに初ビジネスクラス体験、初オーバーブッキングという初物づくしとなったわけである。いやはやこんな事ならTシャツじゃなくてちゃんとしたジャケットを持って来れば良かったのにな、と思ったほどで周りは明らかに客層が違うから、何とも申し訳ない気分である。

気が付くと滑走路21Rから離陸を始めており、窓からは見慣れたターミナルが見えた。たった一週間程度とはいえ慣れた街を離れる瞬間は寂しさと次の街への不安が入り混じった感情を抱くものだ。タイはまた来たいなと思わせる国であった。

多分シャンパンを飲んだのも、このフライトが初めてで、あまりの美味さに数杯貰ったほどだった。銘柄なんて全然知らなかったから久々に持ち帰ったメニューのワインリストを見たら何と銘柄がテタンジェ! 今の機内ではほぼ飲むことが出来なくなった銘柄だけに驚きだった。機内食の内容はあんまり覚えていないが、英語が殆ど分からなくてカートから4種類のミールを見せて選ばせてくれたのが親切だった。あとは不思議とオレンジジュースが濃厚で美味かったことが記憶に残っている程度である。つまり初めてのビジネスクラスで緊張したというのが事実だった。後にも先にもこんな美味しい思いをすることもなく、5年前のチューリッヒ空港で本当に危うく乗れなさそうになったことを思えば、早めのチェックインをするように心がけている。

こんな夢のような2時間のフライトはあっという間に過ぎて、既に熱帯雨林らしい土地が窓から見えてくる。窓には雨粒が叩きつけてくるのが聞こえてくるほどで、シンガポール・チャンギ国際空港の滑走路02Rへ無事着陸する。さぁシンガポールではどんな飛行機が撮れるか楽しみで香港行きSQ002便の搭乗まで約5時間あまりゆっくりするとしよう。

このモデルはドラゴンモデルで1/400。シップナンバーは9V-STQでこのモデルは翼端にウィングチップが装備された長距離型A310-300をモデル化しています。ちなみに私が搭乗したA310-200はそのウィングチップが装備されていない中距離型でボーイング777-200ERに変わるまでは主に東南アジア内の主力機種として就航していました。

さて次は憧れの香港初上陸!そしてついに私のダイスキ!な飛行機とご対面することに…。

では来週もお楽しみに。

Mattari

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