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B'zとミスチルのCDにも・・・。

更新が大変おそくなって申し訳ございません!今日は用事があって近くの大きな街まで出掛けたのですが、久々にCDショップの店頭で目をひきつけるものがありました。それは今日18日発売のB’zのニューアルバム「MAGIC」のポスターでした。まあにファンではないけど好きな曲もあるし、友人のカラオケの十八番や昔から必ず有線などで耳にするのでそれなりには知っています。でも私にとって目を引き付けるものとして珍しく飛行機が写っていたのです!第9回目はB’zやミスチルのCDアルバムジャケットに出てくる飛行機たちです。
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この写真は某CD店頭のポスターです。よく見てみると見慣れた形の白い飛行機が左右対称で2機並んでいます。どう転んでもあの塗装パターンでこの機種ではドイツ系の某社塗装のA320にしか見えず、恐らく画像をフォトショップなどでタイトルと尾翼マークを加工したと思われます(笑)。

A320とはこれまた地味な飛行機を選んだと思いますが、やはりコンコルドでは目立ちすぎるんでしょうね。それにしてもこれを見つけた時は助かったと本当に思いました(笑)。今日のブログネタが、まだ殆ど出来ていなくて何かないものかと用事を済ませながらネタを練っていたので、アンテナは常に立てておくものだと思ったものです。本当にB’zのお陰ですね。
ただ、私の目から見ると向かって右側が若干長めだからA321じゃないかと一瞬思いましたが、長さもほぼ同じでした。やはり最近眼が疲れ気味なのだろうか。

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お待たせしました!これがその元ネタとなったと思われる旅客機、ルフトハンザ・ドイツ航空のエアバスA320-211です。この機体を受領したのが1989年と日本のANAよりも2年ほど早く受領している。既に英国航空では引退したA320すら存在する。それらはまだ使える航空部品を取り外されたのち、小さな空港の片隅でユンボが粉々にしていくシーンが展開されているほどだ。既に次世代機開発の話も出ているとは言え、未だ古さを感じさせず各国航空会社からは燃費の良さや170席クラスと比較的使いやすいサイズで人気が高い。予約に応じた乗客数を調整しやすく運航出来るようにA320以外に胴体短縮型のA319,A318や逆に200席クラスに迫る胴体延長型のA321を揃え、ACJ(エアバス・コーポーレート・ジェット)と呼ばれるビジネスジェット仕様も存在する。今の売れ筋はアジア格安航空大手のエアアジアやSQ子会社のタイガーエアといったLCCと呼ばれる格安航空会社が多く、ライバルのボーイング737へ迫る勢いで既に4000機近くが売れたエアバス社の大ベストセラーだ。日本でも初期受領機が引退したとはいえ、未だANAでは国内線と近距離国際線で飛び、スターフライヤーも国内線以外に初の香港チャーター便が今月末運航される予定である。このモデルメーカーは米国ジェミニジェットで縮尺は1/400。シップナンバーはD-AIPBで、CFM社のエンジンを装備したA320-211をモデル化しています。

「Q」(ミスターチルドレン)ダイキャストプレーン
さて、次はミスチルことMR.CHILDREN(ミスターチルドレン)で約10年前に発売された「Q」と呼ばれるアルバムです。右上をよ〜く見てみると飛行機が某アジア系のエアバスA300-600Rの正面に似ていませんか? カラーリングもほぼそのままで当時見つけた時は驚いたものです。

まあ希望的推測なのですが、実際こういう真正面の写真はまだ94年9月3日まで国際線定期便の発着もあった大阪伊丹空港の千里川沿いなら簡単に撮れました。案外昼過ぎあたりにやって来るソウルか、釜山の便を撮影されたものではないかと思えてなりません。日によっては済州島の便も運航され重なるとエアバスが2機並ぶこともあって、今で言えばA330が昼間の関空に2機並ぶような光景と同じだなと懐かしむ方も多いと思います。

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さてこれがその元ネタになった大韓航空のA300-600Rと言いたいところですが、残念なことに、このA300-600Rは買い逃しています。そのかわりにと言っては難ですが日韓線や東南アジア線の主力であるエアバスA330-322を紹介させて頂きます。A300-600Rの胴体を延長しエンジンやコックピットなどを新しくした後継機種として開発されたのが、この双発機のA330である。同時に兄弟機としてエンジンを4発にした長距離型のA340も開発された。両機はスロットルの数などを除けば、ほぼ共通化されたコックピットを装備しており、パイロットの機種移行訓練時間の短縮化とコストダウンを航空会社にもたらす。よってA330とA340を路線別で使い分ける航空会社も多く、更に前出のA320からでも短い時間で機種移行訓練が終わるので、ある中国系航空会社はエアバス製の旅客機で揃えているほど。そういう意味で考えるとA320のパイロットはあちこちで引っ張りだこなのかも知れない。

この大韓航空のA330-300は特別塗装で、今から2年ほど前に韓国の大スターRAIN(ピ)氏の世界コンサートツアーのスポンサーとしてキャンペーンをやっていた時に短期間塗装されたものです。このモデルメーカーはフェニックス社製で縮尺は1/400。シップナンバーはHL7551で、PW4168エンジン装備のA330-322をモデル化しています。

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これはおまけです!A300らしくウィングレットをフォトショップで削って遊んでみました(笑)上記のアルバムの画像と見比べてみると如何に良く似ている機種だとわかるはずです。最後にウェブ検索でここへ辿り着いたB’zやミスチルのファンの皆様に申し上げたいのですが、アルバムのジャケットでも色々な見方の人間が居ることを少しでもご理解頂ければ誠に幸いであります。

では来週もお楽しみに・・。

Mattari

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運命の赤い糸を繋いだイルカ

ふと聴いた音楽や物から、時には何かの香りからでも、その当時の記憶が呼び起こされる瞬間ってあると思う。苦しかった仕事や楽しかった旅行、さらに切なかった恋愛の記憶でさえ、まるで脳裏にその映像が再生されるように。特にこのCMが流れると、ちょっと切ない思い出が呼び起こされるのです。第8回目は、そんな思い出がこもった飛行機のお話です。

AirNippon JA352K

数年前、私はある女性と遠距離恋愛をしていました。その時に乗った飛行機で比較的多かったのが、ANAの子会社で有名なエアーニッポンのボーイング737-500である。精々126人も乗れば満席という小さな飛行機であるが、スーパードルフィンと呼ばれる愛称は、まさしくイルカのようにキビキビしたボーイング737の飛行性能と小回りの利く運航性能の良さを表現するにはうってつけだったに違いない。朝一番で現地へ向かう時に乗ったことが多く、他にはジャンボや777、767など乗ったけど、このイルカなボーイング737-500にはよくお世話になったものです。このモデルはフェニックス社製の1/400モデルで、他社からリースされているJA352Kをモデル化したものです。

ANAといえば葉加瀬太郎氏作曲のANAイメージソング「ANOTHER SKY」でないだろうか。機内に入ると大抵この曲に出迎えられ、久々に会える彼女の顔を思い浮かべながら座席に身を沈め、キャビンクルーから貰った暖かいコーヒーを飲みながら窓の外を眺めていると、あっという間に目的地に着いてしまう。そして満面の笑顔で空港の到着口で出迎えてくれる瞬間は、仕事の疲れも吹っ飛ぶほどで至福な時間の幕開けを感じさせてくれたものだ。。。

そんな甘い時間もあっという間に過ぎ去り、オレンジ色に染まった夕暮れの空港デッキで別れを惜しむ。「また会いに行くよ」と言いながら溢れそうな彼女の涙を手で拭ってあげる瞬間はとても辛かった。振り向くことも出来ず、何度心を鬼にして金属探知ゲートへ向かっていったことやら。「ANOTHER SKY」のテーマに慰められながら、窓側へ座ると夜の帳で殆ど見えないにも関わらず、デッキで彼女が手を振っていないかなと探してしまう自分が居たものだった・・・。

距離の遠近を関係なく離れて、なかなか会えないカップルも多いことだろう。たとえ月に一度しか会えなくても、その休みを取るためなら、必死に仕事を頑張れるから恋愛って不思議なものだ。病床にふして、彼女に優しく看病して欲しいと感じても心配させまいと、携帯電話では敢えて元気に振舞ったあの日。遠距離恋愛は辛いことが多いけど、私は元同僚でニューヨークと日本の超遠距離恋愛を成就させて結婚した夫婦を知っています。彼らの話では当時メールやパソコンもまだあまり普及しておらず、お金はとてもかかったけど毎日電話や手紙などのコミュニケーションを絶対欠かさないのが心の支えになり、とても大切だったと言っていました。

今日もどこかで、運命の赤い糸を繋ぐフライトが飛んでいることだろう。無数に存在する運命の赤い糸が繋がって愛情が籠められた一本の強い絆へと変わっていくのは、ごく少数であろう。でもあなたのことを想っている相手は距離が何万光年あろうと、常にあなたのことが頭からは離れることはないと信じていくしかない。遠距離恋愛中の読者の方が居たら言いたいけど、あなたしか愛せないから遠距離恋愛でも付き合う相手が居るだけでも幸せだと思う。

あとひと月もすれば恋人たちにとって大イベントであるクリスマスイブ!皆様の運命の赤い糸が一本でも多く、強い絆へと変わることを応援しています!
さて私も新しい恋探しを再開するとしよう・・・。

では来週もお楽しみに・・。

Mattari

沈まぬ太陽の翼たち

正直、今回この飛行機たちをネタにしようか悩みましたが、飛行機の入ったダンボール箱を整理していると箱から出てきたのは、まさしくあの映画で何度となく出てきた飛行機たち。今だからこそ既に過ぎ去ったこの塗装のモデルたちを出すには良いタイミングではないかと思ったのです。第7回目は、あの会社を支えた屋台骨ともいえる初代塗装のジェット機たちを紹介したいと思います。
日本航空ダイキャスト

あの映画とはもちろん「沈まぬ太陽」のことだが、主人公である恩地氏の海外勤務はパキスタンのカラチから始まり、その後テヘラン・ナイロビへ路線開設のため海外勤務が続く。更なる航空路線拡大を成し遂げるために、会社の黎明期から黄金期への橋渡しとなったジェット機で比較的短命だったと言えるのが、このコンベアCV880-22Mと呼ばれるジェット機だ。
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1961年から就航し、マッハ0.89という他のジェット旅客機と比べても早い「韋駄天ジェット」と呼ばれるほどであった。だが元々軍用機のジェットエンジンを改造して装備したため燃費も悪く、黒煙を吐きながら爆音を轟かしていく離陸は羽田空港でも極めて目立つ存在であった。その後度重なるエンジン関係のトラブルに悩まされ、主翼の安定性能の低さが露呈し改良を重ねながらも、次期大型旅客機ジャンボ導入で下取りのため1970年には残った全機が売却された。主に東南アジア線や南周り欧州路線へ導入された。韋駄天ジェットらしい武勇伝としてこんな話がある。まだ航空管制も今ほど厳しくなかった1960年頃、ANAは羽田ー千歳線を1時間50分以下で飛ぶ当時の最新鋭英国製ターボプロップ機ビッカース・バイカウントを投入し、先に出発したはずの日航のダグラス製レシプロ機を軽々と追い抜いていくことが多かったという。そんな屈辱を晴らすためにCV880のデビューが急遽羽田〜千歳線へ導入された。そのため1961年に国内線において初めてジェット旅客機が就航したのも、実はこのCV880だったりする。映画での登場シーンは特にないと思われるが、この会社において忘れてはならない飛行機のひとつである。
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テレビなどで「よど号」の映像が出てくるが、その飛行機がボーイング727-100である。日本の国内線ジェット化の立役者であり、3発エンジンで流線型のボディとその操縦性能はまさしくスポーツカーとパイロットたちが言わしめたほど。スポーツカーと呼ばれる理由としてANAのボーイング727で樹立したと言われる羽田〜伊丹間を何とたったの26分で飛ぶという記録が残っているからだろう。高度成長期1964年夏に就航し、主に羽田から伊丹・福岡・千歳と言った国内幹線を飛んでいた。勿論ANAとの国内線の競争は激化し、挙句の果てには政府から両社とも国内線就航機種を727へ統一するように指導が入ったほどだ。その後ボーイング727-100は2機のみ1987年まで残り、地方発の国際チャーター便やハバロフスク線に就航していた。なおANAではさらに胴体延長型のボーイング727-200も導入され1990年4月末まで国内線を飛び続けた。映画では実機CGの登場はないが、恩地氏がテヘランの支店開設時のシーンで展示されていた飛行機モデルにボーイング727-100の姿がある。
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「空飛ぶ貴婦人」と呼ばれた4発エンジン機DC-8-61こそ、この会社にとって一番の屋台骨であったのは間違いないだろう。なにせジャンボ機が就航するまでは234席と最大の旅客機であり、航空需要が急増していた当時の国内幹線や東南アジア線においては、救世主と言っても過言ではないだろう。
1960年夏にDC-8-32型であるJA8001富士号を受領、同時に日本初のジェット旅客機就航となった。その後はエンジンの更新や胴体の伸縮を繰り返して様々な機種が生まれ、この会社では改造機を含め32,33,53,55,55F,61,62,62AFと8種類の異なるDC-8を60機近く使用していた。この機数は導入機数が100機を越えるジャンボ機に次いで多く世界一周路線を含めて、今日の就航路線の骨組みも形成されたと言ってもいい。機内も西陣織の生地が使われた豪華なファーストクラスの座席、窓に障子を施し、畳に模したカーペットが敷かれ、有名な前田青邨画伯作の絵が飾られた豪華なラウンジはまさしく社運を賭けたジェット機だったことが伺える。映画でもこのDC-8は存在感が大きく、支店内などで展示された飛行機モデルやCGによる実機の離陸シーンなど随所に出てくることが多い。

各モデルの詳細は、3機ともメーカーはエアロクラシックス社で縮尺は1/400。塗装はそれぞれ初代塗装のものである。コンベアCV880-22MはシップナンバーがJA8028でこの機体には「桔梗」など花の名前が付けられていた。ボーイング727-100はシップナンバーがJA8308でこの機体には「木野」と日本の有名な川の名前が付けられた。河川名が名付けられた例では、前出のよど号(JA8315)が有名である。DC-8-61はシップナンバーがJA8039でこの機体には「筑波」と観光地や山などの名前が付けられているが、後期受領分の機体にはその名前が省略されているものも存在する。

滅多に映画を観に行くことはない私ですが、珍しくこの映画は観に行きました。感想は忠実に小説の内容が表現され映像が加えられ、更に現実味が帯びた映画に出来上がった様に思います。キャスティングに救われた感もあるとはいえ、キャビンクルーや整備士の制服、小道具までこだわりを持って気を使っているのが感じられるほどで、当時使われた搭乗券のフォーマットなどの時代考証が極めて正確な点は感心しました。特にこれから航空会社など旅客運輸関係等の仕事へ就きたいと思っている方には一度観ておいた方が良いと私は思います。如何に安全第一であるべきかが嫌ほど実感出来ると思いますので…。

沈まぬ太陽はフィクションとはいえ、極めて忠実に過去の出来事を表現した映画で、その会社は法的措置も辞さないという声すら出ている…。しかしながらそれは余りにも失うものが大きいのではないだろうか。表現の自由を侵害することを意味し、世の中の趨勢の認識を乱暴に無視するからだ。この映画をもっと肯定的に捉え、あまり国へ迷惑をかけない方法で新たな船出をして欲しいと私は思う。

では次回もお楽しみに…。

Mattari

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はたらく飛行機その2

竜子さんの号外でも話題になっていましたが「沈まぬ太陽」の公開が数日前から始まりました。私は10年前にハードカバーの初版が出た時すべて購入して読んでしまい、映画だとどんな仕上がりとなるか楽しみです。どうせなら沈まぬ太陽で出てきた飛行機たちを並べることも手持ちのモデルで十分出来るんですが、それは別の機会に…。
早いところ好きな鶴丸機を並べて記事書きたいですけどね。

先週のはたらく飛行機その1から続き第6回目は、はたらく飛行機その2をお送りしたいと思います。今回登場の飛行機たちは、わりと日本の空港でも見かけるものなので少しは親しみも感じるのではないでしょうか。

今年中には初飛行して欲しいと、世界中の航空会社がデリバリー開始を首長くして待っているのが新世代の旅客機のひとつであるボーイング787です。本来なら去年の北京五輪に合わせて大量輸送へ対応できると思っていたけど、未だ滑走路上を走行するのみ…。そんな難産となりそうなボーイング787ですが、その翼や胴体一部のパーツは日本で作られています。もうここまで書いたら何が出てくるかバレバレですね。
これは既に中部国際空港名物となった感のある大型貨物機ボーイング747-400LCF(Large Cargo Freighter)です。

名前のとおり、ボーイング747-400LCFはボーイング787の翼や胴体部品を運ぶために中古のボーイング747-400を改造したものですが、4機の改造機の履歴を調べてみるとすべて同じエンジンを装備した中古機なのも面白いですね。airliners.netで検索してみると3機が稼動中で主にアメリカ・日本・イタリアで787の部品が製造されており、各国の空港でそのボーイング747-400LCFの写真が投稿されています。でも面白いものでイタリアから経由地であるスコットランドのグラスゴー・プレストウィック空港でも多数の写真が投稿されており、航空趣味発祥の国のひとつだけに、さすがだなと思ったものです。荷物の積み込口は後ろの太い胴体の始まりにドアの金具が付いており、開くように出来ております。詳しい内容はセントレアのサイトにありますのでスケジュールも一緒に確認してみて下さい。
なお予定ではこの記事が発表後、すぐ中部国際空港へやってくるようです。平日ですが見に行ける方は是非どうそ!このモデルメーカーはドラゴンモデルで縮尺は1/400。シップナンバーはN780BAで元台湾のチャイナエアライン744から改造されたものをモデル化しています。

もう既に秋の味覚を楽しまれた方は多いと思いますが、秋の終わり頃の風物詩と言えば、何と言ってもボジョレヌーボでしょうか。今年は11月19日が解禁日なんだそうですが、未だ私は美味い物に出会った事がなく、同じ金額ならシャンパンなどを買った方がいいのにと思っています。まあ他国よりも早く解禁されるだけに、既に国民的行事!? と化しており、そのワインたちを運んでくるジャンボ貨物機に混じってここ数年ヨーロッパからやってくるのが、このロシアが生んだ大型貨物機アントノフAN124-100です。

本来このAN124-100は一般貨物を運ぶために開発された飛行機ではありません。元々軍事的な戦略輸送機として、軍事物資や戦車などの車両を運ぶために開発されました。現在は一般的なジャンボ貨物機でも適わない最大150トンもの積載量を誇る性能は、少しでも輸送コストを削りたい荷主側にとって、このボジョレーワイン輸送にも威力を発揮するわけです。もう10年前にもなりますが、国内でも有名な路面電車が多く走る広島で、このAN124-100がドイツで作られたグリーンムーバーと呼ばれる新型路面電車を運んで来た時も、普段見ることが出来ない珍しい大型貨物機でやって来たので地元メディアで大々的に報道されたそうです。貨物室の扉は前後にあり操縦席の下からまるであくびでもしてるように、口みたいな貨物扉が開きノーズギアの高さも下げる事が出来るので荷物の上げ下ろしが楽なのだそうです。後ろも大型トレーラーがスッポリ入るのもこの写真でおわかり頂けると思います。今までに運ばれた荷物もヘリコプターや、水力発電用のタービン部品、某国の金塊! マイケルジャクソンのコンサート用の舞台装置や機材、パリダカールラリーの出場のラリーカーを2機で一気に対岸まで運んでしまった…、など驚くエピソードがたくさんあるそうです。

実際この飛行機は定期便ではなくチャーター便での運航がほとんどなので、なかなか見るのが難しいAN124-100ですが、ここ数年ボジョレーワインの輸送で日本へやって来ることも増えたので、今年も成田や関空などで見れるかもしれません。ただ解禁日ギリギリにワインたちが届くのでほとんど平日のフライトになると思います。興味のある方はどうぞ!
このモデルメーカーはジェミニジェッツで縮尺は1/400。シップナンバーはRA-82047。英国の大型貨物輸送で有名なヘビーリフト社とマーケティング協定を結んでいた頃のロシア・ボルガドニエプル航空のAN124-100をモデル化しています。

いやはや久々に箱の中をあけたモデルも多く、「あれ? こんなの買ったっけ?」なんてモノもありました。あらためて調べてみると意外とまだまだ自分も知らないことが多いなと思った次第です。
では次回もお楽しみに・・・。

Mattari

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はたらく飛行機その1

読者の皆様、記事の更新が遅くなりました!ん?はたらく飛行機って?飛行機が働くのは当たり前じゃないか!と仰る方々も多いとは思いますが、ここはお許しを。通常なら飛行機は、ヒトや荷物など幾らかの運賃を航空会社へ払って飛ぶ公共交通機関なわけですが、第五回目の今日はそんな通常以外の荷物を運ぶ珍しい、はたらく飛行機たちを二週続けてお送りしたいと思います。

この不況の最中、ある年齢を達するとあっけなく仕事に就くことが難しくなるわけですが、飛行機も似たようなところがあります。飛行機の場合、離着陸回数や飛行時間なども関係してくるわけですが大抵20年程度が多いです。ただこの定義は航空会社の考え方によって変わってきており、新型機にどんどん切り替える事で有名なシンガポール航空なら15年ぐらいで売却します。かといえば中小の航空会社や貨物航空会社なら平気で30年近い中古のジャンボ機を飛ばしていることも珍しくありません。そんな売却された古い飛行機たちを一時的に保存するのに適した気候の空港がアメリカの砂漠のど真ん中に点在しており、中には数百のジェット機が保存されている空港も珍しくありません。その飛行機たちの姿は、まるでハローワークへ群がる求職者の姿とダブるように見えてしまいます。

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そういう意味では、この一機目は生まれながらにして安定した職を得た飛行機と言えます。頭でっかちな姿をしたこのエアバス社系列SATIC社所有のエアバスA300-600STスーパートランスポーターはJAL国内線で活躍中のA300-600Rをベースに作られ、愛称も姿がシロイルカに似てることから「ベルーガ」と呼ばれています。全部で5機あり通常エアバス社工場がある南フランスのツールーズとドイツ・ハンブルグの工場へ飛行機の胴体や主翼部品を運ぶフライトに従事しています。この大きな貨物室の利点を利用し、チャーター便として通常のジャンボ機などでは運べない大きな荷物を運ぶ事もあります。日本へは1999年に上野の美術館で公開された有名な絵画であるドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を成田空港へ運んで来たことでしょうか。このベルーガが成田空港を離陸する写真を撮るため1999年2月20日は生憎の曇り空にも関わらず、数百名の航空ファンが全国から集まったほどです。実際私も撮影に行ったんですが、友人の航空ファンと10人ぐらい再会し、ある有名な某航空写真家の姿もありました。他にも宇宙ステーションの部品やヘリコプターなどを運んでいます。このモデルメーカーはドラゴンモデルで縮尺は1/400。シップナンバーはF-GSTFでベルーガ5号機をモデル化しています。実機を見てみたい方は、南フランスのツールーズの空港へ行くのが一番でしょうか。ただ展望デッキや時刻表もないに等しいので空を泳ぐシロイルカの姿を眺めるのは大変です。せいぜい空港外周でエアバス社のハンガーの脇で彼らが休んでいる姿を拝めたらいいかも知れません。出来立てのA380などが試験飛行する様子も見れることもあり、航空ファンなら是非一度行ってみるのもいいかも知れません。

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ライバルのパンナムに刺激されジャンボを買ったアメリカン航空。しかしこの会社にはジャンボ機はまだ持て余す大きさだったのか4年で売却され、再就職を余儀なくされたジャンボ機もあります。それがNASAの所有するボーイング747-100SCA(Shuttle Carrier Aircraft)で、このモデルは、さらにスペースシャトル・エンタープライズ号のモデルも一緒になった珍しいセットです。まるで親亀が子亀を背負って飛んでいくような様子は大胆かつユーモラスであり、アメリカNASAが誇る宇宙開発規模の大きさを感じさせます。スペースシャトルは宇宙でのミッションが終わると通常はフロリダのケネディ宇宙センターへ帰還しますが、天候などの理由で他の基地や空港へ着陸した場合は、このジャンボ機がスペースシャトルを背負ってケネディ宇宙船センターへ戻るわけです。えっ!どうやってこのスペースシャトルをジャンボに乗せるのかって?こちらのサイトが詳しいのでご覧下さい。このジャンボ機N905NAはベルーガと違い、アメリカン航空から買ったジャンボ機を改造し、スペースシャトルを乗せる金具や水平尾翼の横にも安定版の追加改造を施しています。なお同僚機ではN911NAがあり、こちらは主にJAL国内線で飛んでいたボーイング747SRをベースとしています。国内線仕様に改造された丈夫なメインギアが、約80トンもあるスペースシャトルを運ぶ改造用としてはちょうど良いから選ばれたそうです。いつまでこんな珍しいジャンボのスペースシャトルの輸送シーンは見れるのか、まだ未定ではありますがスペースシャトルの運航を来年2010年で終了するという話も出ており、来年のスペースシャトル・アトランティスへ搭乗する日本人宇宙飛行士として山崎直子さんが日本人最後のシャトル搭乗員となるようです。そのためこのジャンボたちも来年が見納めかも。このモデルメーカーはドラゴンモデルで縮尺は1/400。シップナンバーはN905NAでアメリカン航空の帯塗装が、まだ胴体に残っていた初期の頃をモデル化しています。

人間の数だけそれぞれの人生が存在しますが、飛行機にもそれぞれ「機生!?」が存在します。ちょっと飛行機の履歴を調べてみると、人間の病気などの治療と同じようにぶつけた翼を修理したり、転職のごとくその飛行機が他社へ転売されたりします。同時にその機種が運航された時代背景などが浮かび上がり、色々と面白いことがわかってくる。そんな妙に人間味に帯びたものを飛行機に感じるからこそ、私は彼らのことを既に20年以上追い続けてきたのかも知れません。

では次回もお楽しみに・・・。

Mattari

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レトロ塗装3兄弟?

ご連絡が大変遅くなりましたが、10月13日発表予定の記事「B777とB767の見分け方」は当方の都合により中止とさせて頂きましたので予めご了承下さい。そして先週の欧州Cクラスが諸税別10万円代からの記事に関して訂正がございます。10月25日より週5便で中部〜台北間が増便されると書きました。がしかし!後日いきなり情報が入ってきて目を疑ったのが今年12月1日から来年1月31日までは週2便に減便されるとのことです。それも木曜日と日曜日のみ出発ですから、パリ便への乗継がしやすいのは日曜日のみになりますのでご注意下さい。

さて、ANAのモヒカン塗装ボーイング767-300が就航開始することは以前にも申し上げましたが、このアイデアも外資系航空会社では珍しくなく、既に多くのレトロな塗装を身に纏った飛行機たちが多く飛んでいるのです。たまたま乗った飛行機が珍しい特別塗装の飛行機やポケモンだったりすると、飛行機好きならずとも得した気分になるものですが、第四回目の今日は、海の向こうのレトロ塗装3兄弟!?をご紹介したいと思います。

勝手にレトロ塗装3兄弟なんて名付けちゃいましたけど、たまたま私が持っていたレトロ塗装のモデルが、この3機ぐらいしかなかっただけです(苦笑)。この737やA320やYS11ぐらいのモデルなら手の平に乗るほど小さいので、気が付くと結構長い時間眺めている自分に気づきます。

まず、一機目はジェミニジェッツのアラスカ航空ボーイング737-800WL(N569AS)です。アラスカ航空創立75周年を記念して誕生し、いぶし銀といった感じの無骨な塗装です。これは創立当時使用していたDC-3というレシプロ機で使われていた塗装をアレンジして施しています。まだ見れるかどうか不明ですが、ネットでは今月9月に撮影された写真もあるのでまだ見れる可能性は残っているようです。アラスカ航空と言えば当然アンカレッジが運航の中心地になるわけですが、西海岸の重要なハブ空港として、シアトルなどから多くのフライトが設定されています。日本からアラスカへの直行便が無くなったので、シアトルまで飛行機を乗継ぎ、ここからアンカレッジへ飛んだ方も多いと思います。なおアラスカ航空は、この他にも子供に喜ばれそうなディズニーのテインカーベルやミッキーなどのキャラクターや、一匹丸ごと大きなサーモンの塗装を施したボーイング737を飛ばしたりとなかなか我々の目を楽しませてくれます。

二機目はジェミニジェッツのSASスカンジナビア航空A319-100(OY-KBO)です。機首には、北欧の伝統的なバイキング船のへさきが伸び、当時の流行だった胴体窓の真横に伸びるチャートラインという帯を締めたデザインはまさしく空飛ぶバイキング船でした。その証拠にSASの飛行機には必ず〜バイキングと呼ばれるニックネームが付けられたほどで例を挙げると、あるMD-81型機に付いてたニックネームはリングバイキングと呼ばれています。このデザインはSASが日本線を開設した1953年11月に就航したDC-7C型機には、既にこの塗装が採用されていました。日本線の就航機材も、やがてジェット機のDC-8やDC-10、B747へ移り変わるまではチャートラインの色が水色へ変わっても、このバイキング船の塗装は親しまれたのです。このA319の就航路線を見ていると、コペンハーゲン発着のフライトが多いようなので東京〜コペンハーゲン線から乗継の際に乗れるかも知れませんね。

三機目はジェミニジェッツのルフトハンザ・ドイツ航空A321-100(D-AIRX)です。ルフトハンザの日本線開設は他の欧州系航空会社では割と遅く、東京オリンピックで盛り上がっていた最中1964年5月のことでした。このA321に施された塗装と殆ど同じのボーイング707で北回りアンカレッジ経由欧州線としてフランクフルトまで飛んでいました。ここ最近までフランクフルトの空港の片隅で、この塗装のボーイング707が残されていたので地元航空ファンでも馴染み深いものだったようです。その後ボーイング747が就航すると濃紺の帯から濃い黄色の縁取りがなくなり、現在のように濃紺の尾翼に黄色い丸の鶴が描かれるようになったわけです。数多くあるルフトハンザのA321で、このレトロ塗装の人気度はエアライナーズネットでも高いんですが、中には通常の白い塗装にワンポイントでキャラクターが住みついた!?、機体もあり、普通のルフトハンザ塗装だからと言って侮れないのであります。ちなみにこのキャラクターはDieMausと呼ばれるドイツの教育番組で有名なキャラクターで、シップナンバーはD-AIRYです。両機ともにフランクフルト発着の路線を中心に飛んでいるようです。

今回のレトロ塗装を見ていて思ったのですが、当時そのレトロ塗装の時代に空港で見たり、仕事で乗った飛行機だったという両親や祖父母の世代と、現在の我々がそのレトロ塗装を見て新鮮に感じるという二重のメリットが航空会社に生じます。さらにその両世代へ共通の話題をもたらすきっかけにもなるかも知れず、そういう意味ではANAがこれから4年あまり飛ばすモヒカン塗装のボーイング767が生む経済効果は、案外3世代間へのコミュニケーションを図りながら、計り知れないものへ化ける起爆剤なのかも知れません。

では次回もお楽しみに・・・。

Mattari

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欧州行きCクラスが諸税別10万円代から!

先週は懐かしい全日空モヒカンブルー塗装を施したボーイング767-300が12月1日から就航することが決まり、ついに日の丸ジェットMRJが初の海外から100機という大きな注文を受けたりと、久々に航空業界が良いニュースで染まった一週間でした。

ここまで世間が飛行機で盛り上がると飛行機に乗ってどこか行ってみたくなりませんか?今月も、まもなく10日から3連休と、来月も年休などを上手く組み合わせればと2回も連休が続きますね。第三回目の今日はお買い得な航空券の話題をお送りしたいと思います。

私は仕事などで旅行へ行けなくても、その楽しさにとりつかれた私には世間ではどんな航空券が流通しているのか常に気になります。そのため、こまめにヤフーの海外格安航空券をチェックしています。このページでは上から4番目に「条件を指定し探す」とありますが、行き先の地域をヨーロッパ、出発日を10月11日、座席クラスをビジネスクラスのみで検索すると・・・。
1/400エバー航空ボーイング777-300ER特別塗装 ドラゴンモデル製 シップナンバーB-16701

なんと今回のタイトルどおり、欧州行きCクラスの航空券が10万9000円から出てくるはずです。税金など含めて恐らくひとり16万円前後で収まり、行先は台北経由パリ行き、航空会社は台湾の人気航空会社であるエバー航空を利用、出発地はセントレアこと中部国際空港発のみで中部〜台北間はYクラスですが、台湾〜パリ間はCクラス往復。5日以上1ヶ月以内の有効期間で日時便名変更などは不可。10/12・11/23・2/14・3/22に日本へ帰国する場合は10000円追加が必要になります。台北〜日本間のみ中部国際空港着だけではなく、新千歳・仙台・成田・関空・福岡到着便でも追加料金なしで設定可能。ただし成田線などの全日空運航の提携便は使えないのでご注意下さい。なおこの航空券は年末年始などの繁忙期を除けば来年3月まで運賃設定があり、東京や大阪からなら新幹線と名鉄の切符代を払って名古屋まで行っても安いと思います。もしこの航空券に興味がございましたらここからお問い合わせ下さい。

さて、なんでこんなに安いのか?一番の理由は、やはり行きのフライト乗継待ちが約9時間ほど台北桃園国際空港であるのが大きいのですが、台湾でもCクラスの売上が落ちているのも一因ではないかと思います。10月25日から11月30日までは中部〜台北線が日・月・火・木・金発の週5便へ増えますが、ブログ更新後に12月から1月末まで中部空港発のフライトが木・日曜発の週2便へ減便されることが決まりました。台北〜パリ線は台北23:55発日・水・金の週3便と少なく、中部から同日乗継が可能なのは日曜日のみとなりますので、旅程を組む際にはご注意下さい。

ラウンジは中部から台北へ飛ぶ時と、台北から日本へ戻る際にはYクラスなので当然使えません。もちろん台北からパリへ向かう時は台北のエバー航空の自社ラウンジと、帰国時にパリのラウンジがそれぞれ使えるので退屈しないと思います。パリから台北へ到着後、殆どの日本行きフライトが1〜2時間程度で乗り継げるのでラウンジへ寄る暇も殆どないほどです。

他にも1万5千円追加で目的地をウィーン、アムステルダム、ロンドンへ設定するのも可能なのですが、どのフライトも台北とバンコクを経由するフライトになっており、特にロンドンへのフライトは行き帰り共に台北にて自費で一泊する必要があります。ちなみに台北でのストップオーバーは一回目が無料で、二回目から5000円追加となっているので注意が必要です。

機材も常に新しい機材を揃え、欧州路線はダイキャストモデルで載せた最新型ボーイング777-300ERをはじめ、ボーイング747-400コンビ、エアバスA330-200を使用しています。質の高いエバー航空のサービスは日本や欧米の旅行関係サイトなどで行われる人気航空会社投票でも定評があり、多くのビジネスマンや旅行者に親しまれています。大きな港へ行くと必ず見かける緑色のコンテナで有名な大手海運会社エバーグリーングループの航空部門としてエバー航空は1989年に創業し、91年7月に第一便のボーイング767型機が飛んでから既にたった18年で世界40都市以上へ就航しています。
1/400エバー航空ボーイング777-300ER特別塗装 ドラゴンモデル製 シップナンバーB-16701

台北〜欧州間のエバーグリーンローレルクラス(ビジネスクラス)の詳しいサービス内容は、ここからどうぞ!

まだまだ不況が続きますが、ここまで手頃になったビジネスクラスを体験するチャンスだと私は思います。特に時間やお金もある団塊の世代には途中降機で台湾での観光も楽しめてお得だと思います。もしこの航空券に興味がございましたらぜひ。

説明が前後しましたが、今回掲載したダイキャストモデルはドラゴンモデル製の1/400エバー航空のボーイング777-300ER特別塗装仕様です。実機はそろそろ塗り直される時期だと思われ、たった二機しか存在しない貴重な塗装なので乗れたらラッキーです。シップナンバーはB-16701です。

では次回もお楽しみに・・・。

Mattari

カンタス航空の747-400(F-1特別塗装機)

先日まるで、モナコグランプリのように市内をサーキットにしてしまったシンガポールでF-1が開催され
テレビに釘付けになった方も多いのではないでしょうか。
私はあまりF-1に興味がないのですが、皆様のご贔屓チームやレーサーがいい成績をあげられたでしょうか?
近々日本グランプリが始まるようなので楽しみな方も多いと思います。

さて、第二回目はそんなF-1と関係のある飛行機のダイキャストモデルを紹介したいと思います。
それはオーストラリアのカンタス航空ボーイング747-400です。

カンタス航空ボーイング747-400_2

1996年からメルボルンでF-1が開催されるようになり、2000年にカンタス航空がそれに因んで塗装されたのがこの特別塗装のボーイング747-400なのです。このモデルメーカーは米国ジェミニジェッツで1/400の縮尺シップナンバーはVH-OJC。さらに機体の名前はシティ オブ メルボルンという名前があり、まさしくこのF-1のイベントには相応しかったわけです。

日本線のカンタス航空は現在エアバスA330やボーイング767と呼ばれる双発機が主役となっています。
ちょっと前ならボーイング747-200や-300も飛んでいて-400も一時期就航していました。ただ-400は本来なら欧米線用に就航しているので、このF-1塗装機がやってくることは極めて珍しく、私も成田空港で撮影された写真を雑誌で見た程度です。

F-1のスポンサーをやっている航空会社は、どの程度あるのかわかりませんが、今思いつくのが早ければ来年2月に中部国際空港、3月には東京線とそれぞれ日本路線を就航させるエティハド航空でしょうか。
UAEアラブ首長国連邦アブダビの国営航空会社であるエティハド航空は、まだ創立して6年程度。
新しい機材と機内サービスを武器に先輩のエミレーツ航空に迫る勢いがあり今から就航の楽しみな航空会社です。

カンタス航空ボーイング747-400_1
話をカンタス航空に戻しますが、私は約10年前に一度だけカンタス航空を香港〜シンガポール線で乗ったことがあります。なぜオーストラリア線じゃなくてアジア内の路線で乗ったことがあるのかといえばあるキャンペーンがきっかけでした。

※おことわり:このワンワールドグループが行ったキャンペーンは1999年に行われたものであり、現在は行われておりません。

あるキャンペーンとは、今から10年前の1999年にあのワンワールドグループが運営を始めた年でした。
創立メンバーはアメリカン航空・ブリティッシュエアウェイズ・カンタス航空・キャセイパシフィック航空カナディアン航空(現エアカナダ)・フィンランド航空・イベリア航空の7社でした。その7社共同ではじめたキャンペーンは、ある一定の期間内にワンワールドグループ加盟航空会社を何社か利用するとその利用航空会社数に応じてボーナスマイルをくれるものでした。

既にスターアライアンスが同様のキャンペーンをやってたのですが、やはりワンワールドも対抗!
マイラーの狙いは、マイル加算対象の航空券で上記の5社を利用すると何と10万マイルもボーナスマイルとして加算されたのです!アメリカン航空のマイレージ会員になって当時85000マイルもあれば、当時70万近くしたJALのビジネスクラスで日本からヨーロッパまでタダで往復出来たという美味しい企画だったのです。

翌年にはフィンランドへ行きたいと思っていた私には、まさに渡りに船のような企画でした。
アジアを週末に飛びまくり、JALのビジネスクラスでヨーロッパへ行けると思うとじっとしていられず会社へ休暇を申請。加算対象の予約クラスを調べ、ペックスの航空券とシンガポールの旅行会社から航空券などを組み合わせて手配を進めました。

1999年11月12日に日本から全日空で香港へ飛び、約1時間の乗継後カンタス航空でシンガポールへ飛びその後数時間後にはフィンランド航空でバンコクへ飛んで、空港ホテルへ宿泊。

翌朝にはカナディアン航空で香港へ飛んで、香港でゆっくり一泊。3日目には英国航空で台北へ飛びキャセイ航空で日本へ帰国という、観光も殆どない極めて変な旅程。確かすべての旅費が約20万円程度掛かりましたが、色々な飛行機にも乗れてボーナスマイルも手に入ったので十分元は取れたと思います。

面白いのは、この旅程を組んでいる日本人が週末の金曜日から日曜日に多かったらしく、私の乗った便でもかなりの日本人が同じ目的で乗り継いでいたのが笑えました。

タイトルの内容から相当脱線…あっ!コースアウトした内容となりましたが、今でもカンタス航空といえば突飛なマイル稼ぎの旅を今でも思い出します。もしこの記事を読んで下さった航空関係の方々がいらっしゃったら是非またこんな魅力的な企画をお願いしたいものです・・・。あっ無理なんて云わないで下さい!
とっても楽しみにしていますから!

どんな事でも構いません。こんなマイルの旅をしたとか、色々あると思いますので何か面白いお話ございましたら、お気軽に書き込んで頂けると幸いです。

ではまた次回をお楽しみに〜。

Mattari

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エールフランス/KLMオランダ航空の747-400

はじめまして!今回から週一回のペースで飛行機のダイキャストモデルに関する記事を担当させて頂くことになった「MATTARI」です。

エールフランスB747-400

私が初めてそのダイキャストモデルを手にしたのは、10年前の羽田空港内のあるお店でした。全長70mもあるジャンボ機でも手のひらに乗るぐらいのサイズで1/400という縮尺で小さいながらもよく出来たモデルです。

その後ポケモンやミッキーなど特別塗装モデルが多く発売され、買える範囲で揃えてきました。ゆっくり飾る場所もないのに、欲しい物はどんどん発売されるので
気がつくと押入れの半分以上を占領されるほどに…。

ダイキャストモデルを飾る場所と、その飛行機に因んだお話を発表する場として少しでも楽しんで頂ければ嬉しく思います。

第一回目のモデルはドラゴンモデルのエールフランス/KLMオランダ航空の747-400です。

このモデルは両社が合併することになり、それを記念して作られたものと思われます。
もちろん実際のジャンボ機に施された塗装ではありませんが、実際に同様の塗装を施した会社もありました。

ルフトハンザドイツ航空とスイスエアがそれで、A310というエアバス社旅客機の就航時に、イベントの一環で塗装されたことがあります。他にはコンチネンタル航空とアリタリア航空のDC-10旅客機でも同様の塗装が設定されました。エールフランスは乗ったことないですが、KLMオランダ航空は94年の初ヨーロッパ行きでこの747-400コンビに乗りました。コンビとは胴体の3分の1が貨物室になっている日本では珍しい機体です。買った航空券の関係で香港からアムステルダムまでをインド上空経由で約13時間あまり飛んだので今でも印象深く覚えています。今は無理な話ですが、当時は操縦席への見学も大抵長距離フライトなら見せて貰えたものです。むしろ計器モニターのチェックと無線交信をこなしつつ時間が空くと操縦士の方々は、私に計器の説明を色々としてくれたものです。この時は約1時間あまり操縦席内の予備座席に座らせて貰いました。

KLMオランダB747-400
途中ニューデリー上空では、街の夜景がしっかり見え、同社のカルカッタ行きの便とすれ違う様子も見せてもらいました。胴体のストロボライトを点滅させていきながら
あっという間に通り過ぎていくのに驚いたものです。お礼に私が成田で撮影したKLM機の写真を操縦士全員にプレゼントしたら喜ばれ機長の名刺や貴重なフライトプランのコピーを貰えたのが嬉しかったです。
911のテロ以来飛行中の操縦席見学という楽しみは、完全に無くなったと思います。しかし目的地到着後なら、ちょっと見せて貰えるかも知れないので諦めずに早めにキャビンクルーに聞いてみるのが大事です。

その時は、他のお客さんに操縦席見学がバレないようにそっと聞くのがポイントです(笑)。
では次回をお楽しみに〜



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KLMオランダB747-400
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