「JETLINER」LANDSCAPEとTHE LEGEND

今日紹介するのは「JETLINER LANDSCAPE」と「JETLINER II THE LEGEND」です。
いずれもルーク・オザワさんの作品集。
頭をからっぽにして、目だけで感じられるステキな写真集です。
「JETLINER LANDSCAPE」の表紙は下地島ですが、世界の景色と飛行機と。「JETLINER II THE LEGEND」は国内の飛行機と空港と景色をおさめています。
どちらもおススメ。

■JETLINER―LANDSCAPE (イカロスMOOK)/Luke H.Ozawa

■JETLINER (2) (イカロスMOOK)/Luke H.Ozawa

この写真集のよいところは、飛行機の写真集ではないところ。
どの写真にも飛行機が映ってますが、景色のひとつとして飛行機があるところです。
それでいて、見たことがあるような。ないような…。
よくわからないけど、見たことある気にさせてくれるくらい、記憶を刺激させられます。記憶じゃないか。想像力かなぁ?
写真が掲載されている紙面は小さいのだけど、目をつぶるとその景色のなかに立ってるような、行けちゃうような気がするんですよ…。

あと、驚くのは「JETLINER II THE LEGEND」の色の奇麗さ。
表紙をそのまま見ていただいたらわかるともうのですが、色が面になっているっていうか…。ごめんなさい。実際に書店で開いてもらった方が美しさが伝わるかと思いますが、景色ってこんなにビビットカラーだっけ? って一瞬思うけど、よく見ると確かにこんな色だったってすぐにおもい直したり。驚きと発見が多いんです。
紙面のレイアウトが奇麗なんですね。

ルークさんは、「月刊エアライン」でも毎月写真を公開されていますが、その日記も本当にきれい。あと、成田空港の近くのホテルとかで講習会のようなものもよく開いてた気がします(さだかじゃない)。
それから、さっきネットで知ったのですが、ルーク・オザワさんの美しさは「ルーク・ショット」っていうんですってー。はじめて知りました。

ちょっと話は変わるけど、毎月ではないもののたまに「月刊エアライン」や「航空ファン」を買っていますが、この両誌のいちばん好きなのは、読者が投稿できるページ。エアラインの方は、飛来機王国や最後の方のリーダースページなんか、ワクワクが伝わってきて、読んでいて楽しくなってくる。
「航空ファン」は読者投稿でも秀逸な作品が多いですね。そう「作品」って感じです。
竜子が勤めてる会社には、軍用機マニアの人がいますが、その方はカメラにこだわり、レンズにこだわり航空ショーへ行っては何千枚も写真を撮るらしいのですが、読者投稿はおろかブログにもなんにも公開せずに、ただ撮るだけだといっていました。
もったいない…とおもうのですが、そういう楽しみ方の人も意外と多いんだろうな。

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「パイロットの妻」

実は、もう1ヶ月以上も持ち歩きつつも、まったく読み進めないでいる本がある。
「パイロットの妻」だ。
文庫本なので、本当だったら通勤往復1週間もあれば、ちゃちゃっと読み終えてしまうような本なのに、まだ半分も残っていて、しかも…苦痛だ。

だけど、こういう小説に限って、この苦痛を乗り越えると大きな喜びが待ってたりするので、どうにか執着して読み終えたいところなんだけど、あまりにしんどくて…。

なにせ、この妻が、とてつもなく暗い。
パイロットである旦那が操縦する機体が事故に遭ってしまうのだから、読み手である私がこんな風にズッシリとおも〜い気分になるのは間違っていないし、わざとそうやって書いてるのかもしれない。

だけど…、ずっしりと湿っぽく、どうにもこうにも本を開いて読み始めると退屈になってきて、「もういっこの本でも読むか」という気分にさせられる。

はてさて、この本を読破できるのだろうか?
どうしても読み終えなくてはならないと、自分に喝を入れるために、今日はその愚痴を書いてしまった。

パイロットの妻 (新潮文庫)

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今日の羽田空港:エコ塗装JAL

今朝は仕事で徹夜明けのママ、羽田へいってきました。
双眼鏡をなくしてからというもの、デッキにあがっても楽しみが3割減になってしまった気がします。

双眼鏡を持つまでは、持ってなかったなりに、それはそれでとっても楽しくすごしていたのに、いったいどういうことなのでしょうね…。物って不思議です。3割減になったのは気のせいだと思うしかありません。

今日は、第1ターミナルでエコ塗装のJAL機にお目にかかれました。第2ターミナルに移ると、雨が…。どうも最近はこのパターンが多くて困る。

今日もピクニック気分で、第1の地下に入ってるディーン&デルーカでスープとパンとキッシュと。クイニーアマンがめちゃくちゃ美味しかった。これはハマる!

イカした本屋へ行くも、このまえ買ったので(読み終わったらアップします)目立った新刊もなく…。

天気も気分も晴れないので、気分をアゲるために蛍光色のマニキュアを2本買った。本当に使うんだろうか、こんな色?

で、お金をおろして…帰ってきた。とまぁ、普通の会社員が休日に地元の駅ビルでやるようなことを、羽田空港でやっている竜子でした。

あとは美容院があれば良いんだけど…。理髪店はあるけど、そうじゃなくってね。女性でもリラックスできる美容院が。一面ガラス張りで飛行機が見えるっていう。

ね。

エコ塗装JAL機
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「極上旅客機伝説!」

山海堂のお話をしたので、ちょっと触れます。
山海堂は今はない出版社ですが、どういうセレクトなのか、自転車、バイク、鉄道、飛行機といった乗り物から、日曜大工などなど趣味関係の本を刊行していた出版社です。
そんな山海堂から出ている航空関係の本を紹介します。

極上旅客機伝説!―旅客機発達の歴史がよくわかる (AIR BOOKS)」/阿施 光南(山海堂)

「月刊エアライン」をはじめ、数々の執筆と著作でおなじみの阿施光南(あせこうなん)さんの本です。
航空の歴史を解説する本はたくさん刊行されていますが、この本は良書。
2001年12月に刊行された本ながら、古くは飛行機が発明された頃の話から、新しくはA380の紹介までしており、その情報量の多さに感服。
最後にボーイングのソニッククルーザーの話も出ており、刊行時点で構想(のみ)の段階の話だったのに、今読んでもブレが少ない。

まぁ、そんなことはどうでも良いけれど、なんでこの本が良書かといえば、解説のわかりやすさに尽きる。ご本人が飛行機の歴史を消化され、噛み砕いた言葉で説明してくれているからよくわかるし、入り込める。難しい事を難しい風に書くのは容易いけれど、難しい事を平易に書くのは誰にでもできる事ではないよね。
それに英雄のような機体をなんとなくの風潮で祭り上げることもなく、全体的に、相対的に見てその機体がどういうものだったか評価しているのも、読んでいて信頼がおける。
また、それぞれの指摘も明快かつ的確(あら、わたしエラそう…)。
とにかく、時系列に歴史を追うだけでない本なので、わかりやすいのです。
ご本人によるイラストも、飛行機に対する愛情がたっぷり。

当時の情勢もしっかりと解説していて、どうしてそうなったのか? なぜそうしなければならなかったのか? 各メーカーの思惑と機体の成り立ちを知りたいときは、この本がおススメです。

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「パリ空港の人々」

武田一男さんに寄稿いただき、ちょっと触発されたので今日は映画を紹介します。

パリ空港の人々」(1993年/フランス/フィリップ・リオレ監督)

パスポートを盗まれてしまい、シャルル・ド・ゴール空港に足止めされた学者の男性と、それぞれの事情で空港に住み着いている人たちのドラマです。
ん? 最近似たような映画が…というのは、スピルバーグの「ターミナル」ですねっ。
ちなみに、実際にあった話がモチーフになっているので、本でも刊行されています。
ターミナルマン」(バジリコ)/サー・アルフレッド・メヘラン,アンドリュー・ドンキン,最所 篤子

本の「ターミナルマン」もスピルバーグの「ターミナル」も、
「で…結局なにがいいたいの??????」で終わってしまう不可解さがあって、どうも腑に落ちないのだけど(特に「ターミナル」は予告編でかなり期待しちゃったので)、こちらの「パリ空港の人々」は人間ドラマがちゃんと描かれていて、なんだか心にしみ入っちゃうので、おススメです。
テンション高くないし、フランスの映画なので好き嫌いがあると思うけど。

> オランダのスキポール空港ではランウエイサイドの草むらに
> もぐらと野ウサギがいて彼らと長い時間草むらに座って
> 音をとったこともあります。

この「パリ空港の人々」ではこんなシーンがありました。
空港に住み着いた人たちは、ときおりターミナルからランウェイに出ていき、野ウサギやカモを狩りにいきます。それを空港のレストランに売って収入を得ていました。けっこうな収入源ですよね。

ランウェイに出れるってどういうこと?! という驚きは本編で味わってください。

では。

武田一男さん、どうもありがとう

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