タグ ‘ 空港

サンタクロースの公式空港はロバニエミ空港です!

今日はみなさんを北欧のクリスマスの旅へお連れいたします(笑)
まずは、映像をどうぞ!



サンタクロースが住んでるのはラップランド。ラップランドってのは、特定の都市ではなくって、サーミ人(元はスカンジナビア半島で遊牧したり狩猟したりしながら生活していた民族)が住んでいる地域をいって、具体的にはスウェーデン・ノルウェー・フィンランド・ロシアに4カ国にまたがっている地域。

そのラップランドの入り口となるのが、サンタクロースのオフィシャル空港、フィンランドはロバニエミ空港(RVN / EFRN)です! 2階建ての、ちっちゃなちっちゃな空港。空港に到着すると、トナカイのオブジェが出迎えてくれます。そして、この空港のロビーは1年中クリスマスの装飾がされているそうですよ。
ここからバスに揺られ15分くらいで市内に到着。

市内からサンタクロースの住むサンタクロース村(サンタランド)へは北へ8kmの距離、15分くらいで到着です。
映像にあるようにサンタクロースのお家では、夏でも冬でもサンタクロースが過ごしていて、記念写真を撮ったりもできます。ちなみに、サンタクロースのお家は北極圏の境目に建っています。
もちろんクリスマスも営業中!

来年はサンタクロースに手紙をお願いしてみよう!(ごめんなさい、エアメールなので今年はもう間に合いません…)
サンタクロース郵便局で申し込む
   7ユーロ 
サンタクロースグリーティングセンターで申し込む
   7.5ユーロ(便せんでプリントされた手紙が届きます)
   10ユーロ(直筆レターが届きます!)
   手続きは買い物かごに入れるだけ、超かんたん(カード払い)。

ついでに、ここロバニエミでは(確率は低いけども)オーロラなんかも見れますよっ。moimoi号でゆく現地のバスツアー。日本語ガイドが案内してくれます(75ユーロ:別途手数料)。

そして、スウェーデンはストックホルムにある、アーランダ国際空港(ARN / ESSA)。こちらはスウェーデン最大、ヨーロッパでも6番目、2500m級の滑走路2本、3300m級の滑走路1本、計3本の空港です。
こちらには、サンタワールドというサンタクロースのアミューズメントパークがあります。映像でも紹介しているように、サンタさんのおうちと、おもちゃ工場があって、このおもちゃ工場ではサンタさんがトムテ(白雪姫に出てくる小人みたいな、サンタさんのお手伝いをする妖精)たちと一緒に世界中の子供たちのためにプレゼントを作っているんだよ!

なんと、こちらのサンタワールドでもサンタさんにお手紙をお願いできます。
いま申し込むと新年用のメッセージになります(12/27迄受付で、配達日は松の内過ぎるかも…)。しかし、完全日本語対応。
サンタワールド公式サイト

お次はデンマークはコペンハーゲンにあるカストラップ空港(コペンハーゲン国際空港:CPH / EKCH)です。3070m、3300m、3600mの3本の滑走路をもち、ターミナルビルも3棟、ショッピングエリアも充実した北欧の玄関口。
「ロイコペ」の名でお馴染みのロイヤルコペンハーゲン。映像に出てきたショーウィンドゥは、ロイヤルコペンハーゲンの本店です。ロイコペといえば、100年以上続いているクリスマスプレートも有名。青のレースがきれいなティーカップやプレートですが、有田焼の影響を受けているようで、日本人に人気なのも頷ける。日常食器も西洋へ出ると優雅になって戻ってくるから不思議だね。
ちょっと映像が前後してしまいますが、最後に映っている人魚姫の像。「人魚姫」はデンマーク出身の童話作家・アンデルセンの作品なのですが、昭和天皇と皇后様がデンマークへ訪欧し、ロイヤルコペンハーゲンの窯へ訪れたときに、献上したのが「ブルーフィッシュ」という陶器の作品。シーラカンスがモチーフなんですが…、人魚姫が有名な土地でわざわざシーラカンスって…なんだかなぁ…。

それと、LEGOのお店が出てきましたね。レゴって…色合いといい、あのブロックの顔立ちといい、子供心をほんっとくすぐりますよね…。
レゴで組み立てられたサンタとソリがショーウィンドウに飾られていました。何年前のことだったか忘れてしまいましたが、LEGOの入社試験が凄く面白かったんです。決められた時間(といっても数時間はありました)で、レゴブロックを使って好きな物を組み立てること。それだけ、ただのそれだけです。潔くって男前だなぁ。

そして最後の紹介になりましたが、デンマークが誇る世界最古のテーマパーク、チボリ公園。岡山にもありましたね…。こっちが本場もんのほんまもんです。
実は基本的にチボリ公園は春から秋迄の期間しか開園してなくって、クリスマス前夜だけオープンします。

いつかこうして飛行機に乗って…世界のクリスマスを体感してみたいな。
みなさん、楽しいクリスマスを!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

ドーハ国際空港(カタール)

10月のモロッコ旅行、凄く楽しかった…。
まずはルートを。

羽田空港(NH975)→ 関西空港(QR821)→ ドーハ空港(QR552)→ トリポリ経由 → カサブランカ空港
カサブランカ空港(QR2551)→ ドーハ空港(QR820)→ 関西空港(NH150)→ 羽田空港

というわけで今回はカタール国の首都・ドーハは、ドーハ国際空港のレポートをお届けいたします。
羽田を21:00に出発し、22:10発のカタール航空821便でおよそ11時間半。ここまでで丸半日以上経過、…到着しました。
ドーハといえば1993年の「ドーハの悲劇」。
女子校だった私は、おそらくはわけも分からないであろう女子たちのサッカーがキャー、カズがキャー、ラモスがキャー、武田がキャー、ゴンがキャー! とかって黄色い悲鳴に、私の頭がギャァァ! となっていたのと、密かに読んでいた「噂の眞相」にあったような「Jリーグ発足の電通の功罪」的なアングラ記事に頭がやられてて「サッカーなんて!」と、思春期真っ盛りの乙女には「なんて大げさな!!」なんて思ったもんです。
しかしそれから15年以上の月日が流れ、当時の華やかさこそ色褪せたものの、「ドーハの悲劇」はスポーツ界の事変として認知されているのだから、年をとるのってなかなかおもしろいですね。

しかし、そうはいえどもその認知度を誇る「ドーハ」がどこにあるのか、そもそもドーハがどこの国だったか、そういうのってよく分かんないものです。
UAEのドバイやアブダビとは、この広い地球上では目と鼻の先。インドを越え、パキスタンを越え、イランを越えてペルシャ湾へ。そのペルシャ湾沿いにある半島がカタール国です。南はサウジアラビア、西にバーレン、ちょっと先にはアラブ首長国連邦(UAE)。人口も141万人程度、なのにハブ空港を構え、オイルも潤い、そしてなにげに…世界に重要なアラブ情報を発信しているあの有名なメディア、「アルジャジーラ」を要していたりして、パワーみなぎるカタール国だったりする(CNNだとか、新華社通信みたいなものね…)。

ちなみに、ちょっと先にはエミレーツ航空でおなじみのハブ空港、ドバイ空港があるにもかかわらず、ドーハ空港もハブ化を強化すべく拡張工事を行っていて、2011年には「新ドーハ空港」が誕生する予定だ。
そして…この空港は、閉鎖されちゃうんだって。
しか〜し!「新ドーハ空港」はA380に対応もするし、成田空港の倍の面積。そして…なんと旅客ターミナルは我らが大成建設が建設にあたっているのだ!

飛行機を降りると…ボーディングブリッジがない! そのため前と後ろのドアの二手に分かれてラップを降りる。なんだろう…このタラップのときめきは! どうも、このドーハ空港にはボーディングビリッジ自体が存在しないそうです。
ドーハ空港・タラップ

バスに乗ってブウォーン、と。なんだかアラビアンな建物ができてきた。どうやらこのおとなりがターミナルのようです。
ドーハ空港・ターミナル
ドーハ空港・ターミナル

次の便、トリポリ経由カサブランカ行きの552便の発時間まで、3時間あります。ショッピングの調査と空港探索でほどよい時間だ。
飛行機から出てきたばかりでも、X線検査を受けて次の便を待たなければなりません。(上段)長蛇の列の方が乗り継ぎロビーへ。これがまた進みが悪い!
ドーハ空港・X線の行列

一方の(下段)出国審査へは、ご覧の通りガラガラ。
ドーハ空港・入国審査

さて、やっぱりハブ空港らしく眠らない免税品エリアへ。しかし…思いのほか小さい! なんか買う気も失せちゃうなぁ…。いえ、そんなにお小遣いもありませんけどねぇ。中央には貴金属が。イスラム諸国の男性が奥さま用にか自分用にか投資用にかはわかりませんがご購入、でした。
ドーハ空港・免税品エリア
ドーハ空港・貴金属を買う人

そしてオイルが潤沢な国のシンボルなのでしょうか? 出ました高級外車の宝くじ。これは…ドバイ空港にもありましたね。しかしあの広いドバイ空港よりも外車の数が多いぞ。なんだか密度も高い。そして…応募者が思いのほか多い!!! こうして写真を撮っている間にも、一人がお買い上げ。 そして帰りにも目の前でふたりがお買い上げ!
アストンマーチンにランボルギーニに、アウディ(いずれもスポーツカー)。
一体、この車の当選者への引き渡しはどうなっているんでしょうね?
ドーハ空港・アストンマーチン
ドーハ空港・高級車くじ
ドーハ空港・くじの応募箱

狭いながらもキッズスペースが。担当の職員さんが一応は子供の安全を見守っているようでした(見守っているのかは不明ですが)。
ドーハ空港・子供スペース

なんだか搭乗客数に比べて、空港が小さい気がする! どこもそこも人口密度が高いし、すぐに見終わっちゃう…。
暇だったので本屋へ行ってみると。お店のイチオシは「Boeing VS. Airbus」、日本でもよく見かける洋書でした。世界的に売れてるんだ…。すごいね。
ドーハ空港・Boeing vs Airbus

正面の黒いガラスは仮眠所です。左には「モスク」の表示があります。お祈り中の撮影はまずいなと思い、自粛していたのですが…。帰りに覗いたら…。ただの仮眠所と化していました。みんなこんな感じで雑魚寝しているのです。パシャっ。
ドーハ空港・仮眠室
ドーハ空港・モスク

というわけで次の便に向け、ターミナルを出発したわけですが。空港内、開発中だからなのか知りませんが、…礫漠です。なかなかコンクリートが見えてこないのです…。と思ったら突如ヘリが飛び立っていった。
「え? こんな砂利の空き地から? ヘリポートないの?」と思いきや、ちゃんとそのスペースだけはコンクリでした…。あまりの広さで見えなかったんです、コンクリが。
ドーハ空港・礫漠の滑走路?
ドーハ空港・ヘリポート

しかし…このバス、もう少しゆけば笑っちゃうくらい滑走路までが近い! 眺めのいいガラス張りのバスの車内。こんなとき、竜子はホクホクです。遊園地のアトラクションに乗ったおもえば、空港使用料以上の価値だなって思えちゃいますねぇ。
ドーハ空港・滑走路

長くなりました。
以上、竜子が特派員になってのドーハ空港レポートでした!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港で働く人たち リムジンバス編

空港で働く人たちの中で、花形といえばいわゆる地上職員といわれる人たち。ディスパッチャーや整備士さん、各航空会社のグランドホステスあたりが有名なところで、いろんな本でも彼らの活躍ぶりが紹介され、登場の際には実際にわたしたちもその活躍ぶりを目にすることができる。

だけども今日はそういう人たちからちょっと離れて、普段よく目にしているのにあまり話題にされない人たちを紹介しようと思う。それはリムジンバスのお客さんをさばく人たち。実は羽田空港で働く人たちの中でも、竜子がいちばん注目している人たちだ。
飛行機の運航にはほとんど無縁。航空会社ともさして接点も見当たらず…あえていうなれば、空港の敷地内でクルーを運んだり、搭乗口から沖止めスポットまでを運んでくれるのがオレンジと白のボディに黒の窓がついたエアポートリムジンだ。
リムジンバスと一口に言っても、これは各主要スポットから空港などをシャトル形式で結ぶ形態の総称。だから羽田空港には京浜急行のリムジンバスや京成電鉄のリムジンバス、東京空港交通のリムジンバスなどが主要に乗り入れている。

羽田空港リムジンバス

羽田空港のターミナルに到着し、バスを出るのが2階出発ロビー。地方から羽田に戻って家に帰る時は1階到着ロビー。この、到着ロビーでバスをさばくお兄さんとおじさんがとにかく凄い。
このターミナルの道路の、歩道に面した部分はバスのためだけにあるといっても過言ではないほど、たくさんのバスが頻繁に到着しては乗っての繰り返しなのだけど、10分おきに到着するバスを案内板なしにマイクで案内するこの姿が、鮮やか!
ひとつのスポットに乗り入れるバスの時刻表、目的地と経由地、混雑状況などが頭に詰め込まれているのだ!

2番だとか、6番だとかって、だいたいの目的地ごとに使うスポット(バスの乗り口)が決まっているんだけど、100方面近くある目的地だからひとつのスポットにはいくつかの目的と共用している。そのスポットには10分おき間隔とかってバスが到着したりするのだけど、お客さんは必ずしも時間に合わせてくるわけじゃないですよね…。5分前に来るひともいれば、20分前だとかに来ないと安心できない人もいる。リムジンバスは高速道路を使用するので全席着席じゃないと乗れないこともあって、本来は予約が必要だ。といっても、リムジンバスの受付で当日の空き座席を購入できるし、指定時刻よりも早く乗りたい人は、空き座席さえあれば早い者勝ちでキャンセル待ちができる。
しかしこのキャンセル待ち、バスの乗り口でのみ受付なものだから、バスの発車の定刻時間の5分前にはおよそこんな人たちが集まる。

・目の前のバスに乗り込む人と、荷物
・次のバスに乗る人
・次の次のバスをまっている人
・次のバスのキャンセル待ちの人

たった5mほどの幅の歩道に、この人たちに誤解を与えないように一列にきれいに並ばせて、次から次へとさばいてゆく。乗り間違えをさせないように明確なMC!

文字にすると当たり前のようなことを当たり前にこなしているようにしか見えないのが残念だけど、そのさばき方といったら、職人技。
雨の日も風の日も、真夏も真冬も。地味なグレーのジャンパーを来たこの係員の人たち、凄い手腕を持っているなぁ、と感心するのでした。今度羽田からリムジンバスに乗る機会があったら、その見事なさばき方に注目してみてください。

ちなみにリムジンバスが高速で予想外の大渋滞に巻き込まれて、羽田空港の到着が大幅に遅れてしまい、予定していた飛行機に乗れなかった…。
こんなときは公共交通機関の遅延ということで、キャンセルの効かない割引チケットなどでも融通がききます。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港でリラックスタイム

羽田空港は東京の顔ですから、食に関してもタイムリー。
アレがおいしい、コレがおいしい、そういうものも沢山あるのですが、今回はリラックスタイムのカフェ、お茶にしぼって紹介します。

まずは、illy。
私の好きなのといえば、スタバのアイス・ダブル・トール・ラッテ(訳:冷たい中サイズのカフェラッテにエスプレッソを1ショット追加)なのですが、ここのillyのラッテも好きです。
で、イタリアのカフェラテ、本場のをいくつか飲んでみたけど、やっぱり…日本のものは何を食べてもおいしい!(=本場のカプチーノはまずまずだった) その点でillyのコーヒーというのは本当においしいんだなと実感して来た次第です。
ラッテをおいしくするのは、牛乳もポイントですが、スタバのラッテではナカザワの牛乳を、illyではタカナシの牛乳を使用していました。実は羽田のillyで牛乳だけを試飲させていただきました(笑) スタバの方は脂肪分が多いのかクリーミーな味の牛乳なんですが、illyのはこざっぱりとした中にコクと甘みがあって、とてもおいしかったですよ。

■第1ターミナル地下1F(中央の案内広場の向かい)
illy

いけない、カフェラッテの味のうんちくを語る場所じゃないんだった。次へ行きましょう。

しかし、次もカフェラッテです。Dean & Deluca。いやぁ…ここのはカフェラッテだけじゃなくって、コーヒーはなに飲んでもおいしいですよ。ちなみにDean & Delucaは、ちょっとずるくって、食のセレクトショップなんですね。オリジナルのものも何点かありますが、おいしいところのものをいいトコ取りしているので、まぁ、なに食べてもそこそこおいしいです。
おいしいコーヒーのついでにデッキなどに持ち込んで食べるなら、パンのコーナーから「MAISON KAYSER(メゾン・カイザー)」を表記されているものから選んでください。
カイザーのパンは、本当になに食べても…(甘い系のパン!)おいしいです。
■第1ターミナル地下1F(illyの近く、「よーじや」のとなり)

いけない、また話が脱線しだした。次へ行きましょう。

カフェラテが続いてしまいました。お茶も紹介しなくちゃ。
というわけで、「HEDIARD」とかいて、エディアールと読みます。
ここのおすすめは、普通に紅茶!(定番です) そしてこんな寒い季節にはロイヤルミルクティーなんかいかがでしょうか。体が温まります。香りがとてもよくってですね、自慢のお茶が店頭にも並んでいます。ここはお持ち帰りではなく、ゆっくりとティータイムを楽しんでください。素敵なカップで出てきますよ。それに、紅茶にはやっぱりケーキもですねセット。これが…絶妙なハーモニー。ガレットやクレープが食べれるのもいいよね。
ちなみに…エディアールのパンもおいしいのですが、羽田では取り扱いがありません! 残念!
■第1ターミナル地下1F(フードコートのお隣の赤と黒のシマシマが目印)
エディアール

MAM CAFEです。スタイリッシュな空間で、今年誕生しました。JTでやっている事業らしく、完全分煙。ってか、ここでは喫煙OKです。ここではアジアンハーブティをオススメします。すーっとしたのどごしがおいしいですよ。
しかし、駐車場に用事がある人はともかく、場所がかなり隔離されている場所にあるせいか、かわいそうなことにいつもガラガラです。リラックスというより、ちょと悲壮感さえ味わえてしまいます。
■第1ターミナル3F(駐車場の連絡通路渡ってすぐ)
JTのカフェ

ん…。第1ターミナルばかりが続いてしまいました。
第2地下にはタリーズコーヒがありましたが、なくなってしまいましたね。コンビニになるそうですよ。
しかし、第2ターミナルでお茶することってあまりないんです。地下に集中していますしね。
あれ…カフェでおいしいのってもしや第1ターミナルに集まっちゃってる? 今日書いてみて…そんな気がしました。

あえていうなら…West Park Cafeなんかは、ボトルの種類が多いかも。
ガス入りミネラルウォーターやグァバジュース(缶)なんかも置いてますしね。West Park Cafeに置いてるグァバジュースは、果汁度が凄い低いのですが、ドロドロ感がなく、酸味もあってのどごしがスッキリで、なかなか気に入っています。しかし、近所のダイエーなんかでも売ってたりするので、羽田空港のおススメとはいかないのですが。

最後に。
展望しながらお茶をするなら、Royalでしょう。
第1ターミナル4F、展望デッキ側の方に3軒並んでいるうちのいちばん奥です。4Fのこの場所は、すべてRoyalなのですが、向かって左からイタリアンダイニング、デリ、コーヒーショップ、と3軒の右端がコーヒーショップです。どれも同じような感じですけど、お茶しやすいのはやっぱりこのコーヒーショップですかね。スペースも広いので、混雑時も比較的すぐに案内してもらえます。
ここのアイスティーはなかなかの味です。というか…懐かしい味がするのです。さらにいえば、このロイヤル自体が懐かしい雰囲気なのです(笑)

別にこれといって何か食べたいという気は起きません。
ガラスにはメニューのサンプルが並べられているのですが、なんだか味の予測ができちゃうんですよね。
「すっごいおいしそう!」だなんてどうも思えない。知れてるだろうな、っていう…。
それもそのはず。ロイヤル、ってアレです。ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」です。
しかしこのロイヤルですね…。北は北海道、南は沖縄まで全国あちこちの空港で何店舗も展開しているわけですよ。どうりで懐かしい雰囲気満載なわけです。お子様プレートなんかもちゃんとあって、プレートは飛行機。旗が立っているという…。
子供連れのお客さんには大盛況です。だからほんとうに「リラックス」できるのかというと考えちゃいますね。子供が泣いてたりしますから。
でもそんな空気の中に身を置いてると、味だけじゃないプラスアルファのおいしさが味わえちゃうのです。たぶん知らず知らずのうちにロイヤルにお世話になっていたのかもしれませんね。

「おいしい」ってのは不思議ですね。味だけじゃなくって、その場の雰囲気が重要。どこで食べたのか、誰と一緒に食べたのか、そんなことも味が覚えてたりします。

飛行機の見えるレストラン。いいですよね!

さて。
羽田空港ターミナルのあちこちで配布されている「BIG BIRD PRESS」11・12月号の「羽田空港絶景レストラン」でもレストランが紹介されているのですが、実際に食べ歩いた視点から紹介しました。
「BIG BIRD PRESS」の巻末ページには、毎回お得なクーポン券がついています。
たとえば、ロイヤルコーヒーショップやillyでも10%オフのチケットがついてますので、活用してみてはいかがでしょうか?

というわけで、また来週。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港にクリスマスの訪れ!

「季節」というのは、体感する温度や湿度といった気候で感じるものでなく、ちょっとまわりから概念をつくられている気がしませんか? 気分を高めるのは自分の体感ではなくって、テレビのニュースだったり、街の景色だったり。

たとえば、「啓蟄」(けいちつ=冬眠してた虫が土から這い出てくる暦上のイベント)なんてのがありますが、3月に入ってばかりの、5日だとか6日だとかに決まってテレビニュースで、「今日は啓蟄です」って雪の中から芽吹いたふきのとうの映像なんかと必ず一緒に紹介されるわけだけど、まだまだ雪だって降る可能性もあるほど、気分は2月の凍える寒さなのに、「あぁ、春がくるんだぁ」なんて思ってしまう。そして「啓蟄」ニュースを見た日以来、冬を忘れて春を探すようになってしまうんだ。

そんな感じでクリスマスってのは、完全に世の中のイメージ戦略に乗せられたイベントに思えてならないけど、いい感じで1年の終わりをたいへん盛り上げてくれるわけで、これが無条件にワクワクするんですよね。クリスマスイベントの街のハイテンションさ無しに、師走の忙しさを乗り切れると思いますか? 仕事面においても私は、クリスマス気分のおかげで効率よく作業できてるんじゃないかとさえ思います。この外堀から状況を埋められた華麗なるクリスマス・イベントを「日本人はみんなクリスチャンなのかい!」とヤジを飛ばすようなあまのじゃくは放っておいて、外堀の演出のひとつである、羽田空港のクリスマスツリーを紹介しましょう。

11月21日、羽田空港にクリスマスツリーが登場しました。今年の羽田空港のクリスマスイベントは「Romantic Airport X’mas」と題して、ドイツがテーマになっています。
わざわざドイツまで行って買い付けた、ガラス製のオーナメントです。
私が見に行ったときは、既にカップルたちが記念撮影をしていました。

第1ターミナルは、(正式には発表してないけれど)JALにちなんだ赤色のクリスマスツリー、第2ターミナルはANAにちなんだ青色のクリスマスツリーです!
大きいのは出発ロビーのマーケットプレイス(お土産物屋近辺)とモノレールや京急が乗り入れてる地下1Fにありますが、小さめツリーもあちこちにありますのでいろいろ探してみても面白いかもしれない。

第1ターミナル地下1階では、2棟のクリスマスツリーがお出迎え(のうちの1本…)。
羽田空港:第1ターミナル地下

第1ターミナルの出発ロビーのクリスマスツリーには、クリスマス名物、くるみ割り人形が来ていました。
羽田空港:第1ターミナル地下

このスペースはショウウィンドウに、クリスマスのおもちゃが展示されていました。
羽田空港:クリスマスのおもちゃ

第2ターミナルでは、あちこちに配置されていました。そのいくつかを。

まずは、モノレールと京急が乗り入れてる地下1階。
羽田空港:第2ターミナル地下

出発ロビー。ここはカップルの撮影スポットだな。
羽田空港:第2ターミナル2F

ショッピングスペースにも。これは3階。
羽田空港:第2ターミナル3F

変わり種では、本場ドイツのクリスマスツリー「クリスマスピラミッド」をイメージしたオリジナルツリーが。もみの木でなくって、木製のプレートが幾重に重なっているようなものです。かわいらしいよね。
「クリスマスピラミッド」は、ドイツで18世紀頃からの伝統的なツリー。なんと、てっぺんにプロペラがついてるんですよ!!!
羽田空港:クリスマスピラミッド

さて。こんな今年のクリスマス仕様の羽田空港、クリスマスツリーだけでなく様々なイベントが予定されています。

まず、クリスマスマーケット。サンタクロースが登場します。
●12月23日
●第1、第2ターミナル2Fのマーケットプレイス
●それぞれの800名に羽田空港限定のクッキープレゼント

次に、コンサート。
なんと…航空会社スタッフで構成される合唱団が登場したり、キャビンアテンダントたちのハンドベル演奏会が!
制服で来るのかなぁ、いやぁ、制服でしょう? 白い割烹着みたいなのだったら…。いやサンタのコスチューム?!
なぞだよ! 見に行って確認するしかないよね(笑)
●12月19日、20日
●第1ターミナル2Fのマーケットプレイス

さらに、ショッピングキャンペーンも。
ビックバードの買い物500円でスタンプ1個。3,000円分6個集めるとクーポン券やアジア旅行当選チャンスも!
ちなみに、クリスマスツリーを写真に撮って、お店で提示するとボーナススタンプがもらえるんだって。

はい。
まだクリスマス気分になっていない方、啓蟄ニュースよろしく、一気にクリスマスモードに切り替わるのでは?
こんなクリスマスツリーを物色しながら、第2ターミナルの見学デッキに出ると、すぐにケロシンの臭いがしました。冬になると、このケロシンの香りが強めに感じられる。夏場よりも鋭く鼻に入ってきますね。人の体って凄いですね。こんなときに人間の動物性を感じますけど、季節の移り変わりが案外体で分かるようにできてるんだもの。
そんな季節の変化を空港で感じて、気分をハイテンションに! 師走を乗り切ってくださいね!

では

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

音声で味わう羽田空港の変遷

私にとっての羽田空港は、非日常でした。1976年生まれなのでもっと非日常だったのは開港したばかりの成田空港なのですが、それでも羽田空港は特別でしたね。国内線はもちろん、なによりその非日常感を増幅させるのは、羽田空港へ向かうまでの道のりです。家から羽田空港までは30kmない距離にあります。
私の家のある千葉県市川市は、東京ディズニーランドで有名になった浦安と江戸川区、葛飾区と隣接していて、羽田空港へ行くには、湾岸高速道路という東京湾沿いの高速道路を使用していました(いまは、わたしは違う道を通るのですが)。そこから羽田方面にのぼっていくと、いまは「お台場」と呼ばれるようになったあたりだとか、有明のあたりだとか、大阪でいうところの南港、開発が凄いスピードで行われていた一帯を抜けるんです。

有明コロシアムだとか、いま見ると別段なんの変哲もないのですが、そのあたり一体はまるで近未来都市だったのです。そのころはまだまだ建設中のものが多かったけれど、まぁ、子供スケールですから、その建物ひとつの大きさにも、新都市のように形成された規模に圧倒されました。それも、屋根だとか外壁だとか、タイルじゃなくってスチールの輝きを放っているのです。いまじゃそういったアルミっぽい外壁だとか当たり前なんですけど、あの湾岸エリアに行かないと見れない景色でした。それに青島都知事時代に開発が止まってしまいましたが、「ここで万博が開かれる!」というのもその近未来さに一役買っていました。なにしろ、10歳頃のあたりは筑波万博で散々近未来チックな空間に頭がやられていましたから。

そしてメタル感漂う有明・お台場エリアを抜けた頃、東京湾にくぐされた海中地下トンネルとやらの、それこそ子供が思い描く近未来都市の象徴のようなトンネルを抜けるわけです。いま通ってもなんの変哲もない地下トンネルです…。ところが子供の頃はこれがハヤカワ文庫の世界でして…。「海中地下トンネル」「海底地下トンネル」、この名前の響きだけで完全にノックアウトなんです、子供は。ともかく近未来なわけですよ。
ちょうどその道すがらには、国鉄時代の英雄・新幹線の停車場があるんです。なんという場所か分かりませんが、新幹線が何台も何台もたくさん止まっているのです。またその規模も大きくてですね…、「うわぁーーー!」ってなるんです。

車での話になりましたが、電車で行っても同じです。浜松町で乗り換えてモノレールに乗る。
この空中を走る電車は、近未来の何ものでもないと思う! 時おり、海の上を走行してるんじゃないか、って気分になるし、ビルとビルの間をすり抜ける感じもあるし…。とにかく子供ですから「現代」という感覚は備わってないんですね、まだ。「近未来」って感覚もないですけど。見てる世界が「うわぁーーー!」の連続なのです。いま乗っても、何の変哲もない乗り物なんですが(笑)。

湾岸道路自体新しい高速道路でした。道が混んでいるときは、箱崎ジャンクション経由になります。そうすると、羽田空港に近づくにつれて倉庫街になってゆきます。「世界は一家 人類みな兄弟」という故・笹川良一氏の直筆(?)看板が目にはいりる。あのテレビCMでよく見るおじさんと猿の「人類みな兄弟」に「世界は一家」という一文があることをが発見でしたが、それが目印で、やがて待ってるのは空港。

車では、20〜30分、電車で50分。この3つのルート(京急で羽田に行くことはありませんでした)、いずれもテンションがMAXに上がった状態で空港に近づき始めると目に入るのがいつもより大きく見える飛行機たちです。それも、頻繁に!
よく見るとしっぽ(尾翼)の形やエンジンの数がちがう! 何機見たか数えきれないほどいろんな角度で飛行機が見える!

そんな体験も相まって、数ある乗り物のなかでも飛行機が抜群にスキなのです。
いまなにをみても、「何の変哲もないんだけど」でしかありません。通ってもその景色に驚くのではなく、昔の胸の高鳴りをかすかに思い起こす程度です。でもこれが、かすかではあるんですが、別の興奮が心臓をくすぐるんですねぇ〜。

ところで私がブログを始めて2ヶ月ほど経った頃、紹介した本の著者さんが突然コメントをくださいました。
2ヶ月の間、一度もコメントがついたことはなかったのに、はじめてのコメントが本の著者さんです。それも、その本に対して生意気なことを書いていたのにも関わらず…。
ここでは、その方が武田一男さんだったというのは何度か紹介しておりますので、詳細は省きますが、いま思い返しても赤面です…。

そして今回はその武田一男さんが提供してくださった羽田空港の音を紹介いたします。
いつの時代の音声なのでしょう? チャイム音、出発機、ちょっと考えながら聞いてみるのもいいですね。

※「▶」の再生ボタンをクリックすると航空サウンドが流れます

羽田空港 出発ロビーアナウンス

羽田空港 到着ロビーアナウンス

羽田空港 国際線ロビーアナウンス

2008年6月5日に更新した記事に、武田さんのコメントを掲載しました。
それを抜粋いたしますので、読みながら、そして聞きながら時代の変遷を感じてみてください!

 ブログを拝見していると羽田空港がお好きなんですね。僕も羽田にはいろいろな想い出があります。

 古い話をひとつ。たぶん、あなたがお生まれになる前か、幼少の頃と思いますが、その頃の羽田空港国際線ロビーは華やかでした。福岡へ帰る母を送って空港へ行くたびに国際線ロビーに立ち寄ってその華やかさを羨望の想いで眺めていたものです。

 当時は一部の人達だけが海外へ行ける時代で一般人には海外旅行なんてほど遠い存在でしたから、国際線ロビーには美しく着飾った送迎の人並みであふれ、それらの人達が広いロビーにいくつもの輪を作って、その中心に花束を抱いた旅行者がまるで新婚旅行に旅発つ新夫婦のように希望に満ちあふれた満面の笑顔をみせて立っていました。その様子は一流ホテルの結婚披露宴のロビーをそのまま羽田空港に移したかのようでした。

 やがてロビーにチャイムが流れます。「パンアメリカン航空、香港経由、世界一周便にご搭乗のお客様は出国手続きをお済ませの上、5番ゲートにお進み下さい」。それを聴くと周囲から一斉に起こる万歳の声・・・。それを眺めながら、俺もいつかきっと飛行機で外国に行ってやるぞ、とハングリーな気持ちを燃やしたものです。

 国際線ロビーの帰りに屋上の送迎デッキによく立ち寄りました。昔は送迎デッキでは独特のアナウンスがあったのです。ランディングライトを照らしてDC- 8が着陸します。「ただいま日本航空1便がサンフランシスコから到着いたしました。お客様は8番ゲートからお出になります」。そのアナウンスにどんなに旅情を感じたことか…。その頃僕は学校を卒業してレコード会社に勤め駆け出しの音楽ディレクターをしていたので、ある日、ステラボックス(磁気テープのレコーダー)を国際線ロビーと送迎デッキに持ち込み、それらのアナウンスを録音して時々再生してはハングリー精神を燃やしていました。

 それから10年近く経って、羽田空港が開港50年を迎え、その記念式典の招待客にプレゼントする記念品用のレコードを作ることになり、そのディレクターを担当することになったのです。当初は音楽を中心にする企画でしたが、当時の空港長に10年前に僕が録音したアナウンスを聴いてもらい、レコードの内容を音楽にするより、羽田空港の航空音だけでまとめるプランを進言しました。そしてその案が通り、「羽田インターナショナルエアポート」というレコードが完成したのです。今、それを聴くと構成に稚拙さが残り赤面しますが、唯、作品に「勢い」がありました。演出する僕に思い入れがあったのですね。話は変わりますが、あなたがご指摘されたように僕の著作の中で「ラストフライト」は最も構成が悪い、そう僕も思います。でも、「機長席」や「台風飛行」に比べて勢いがあるとも僕は感じています。「ラストフライト」は他の作品より僕の思い入れが強いからでしょうね。飛行機を録音し始めて40年近くになりますが、その間にはいろんなエピソードがありました。それらをもし差し支えなかったら、今後もとはどき、あなたのブログに寄稿させて下さい。このブログが僕ら飛行機大好きの人間の中で「楽しめるもの」にぜひなって欲しいとおもいますから。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港おすすめのお土産

どれを買って良いかわからないくらい、東京土産であふれかえる羽田空港。ましてや東京土産とは言い難い、たとえば京都土産の定番「よーじや」だとか、うっかり買い忘れた用にあるのか全国のお土産物まで。だけどもなぜか名古屋の離発着がないのに存在する坂角総本舖のゆかりせんべい…。

地方から東京へ、あるいは東京から地方へ、みなさんいろんな用事で羽田空港を利用していることと思いますが、東京のお土産になにを持ってっていますか? 高年層に大人気の鳩サブレに舟和の芋ようかんやあんこ玉。パステルのなめらかプリンにOGGIのチョコレート。東京とはいっても、今じゃ全国どこででも手に入るようなものばかり。意気込んで「東京土産です!」って持っていったと思いきや、「あらぁ、近所のデパートに入ったわよねぇ〜」なんて言われてしまう、なんて恥はかきたくない。

それに「東京土産」だの「羽田空港限定」だのいっても美味しくないものってとっても多い。
お店とラッピングだけは立派な「KEITH MANHATTAN」(キースマンハッタン)なんか、第1と第2ターミナルの両方にあって、なぜっ?! ってくらい人で賑わっているけれど、そんなにチョコレートの味もよろしくない上、ボソボソしていて、もっともっとおいしいブラウニーは、どこにでもあるもんなんですけどね。見かけ倒しに残念。
ちょくちょく大行列を作っている、「東京バナ奈」シリーズの香料の強さといったら…、お土産どころか自分の体にだっていれたくないな、って思っちゃうほど。

和菓子、洋菓子、本当におすすめ出来るのは僅かですが、せっかく東京に来たのなら、せっかくどこかへ持ってくなら、満足いくものを持っていきたいもの。というわけで偉そうですが、今日現在、地方のデパートでは手に入らない東京のもの、という観点で羽田空港グルメをピックアップします。

実は、さほど和菓子好きでもない竜子ですが、それでも美味しく食べれてしまう「きみしぐれ」を紹介します。
羽田空港土産 清月堂本店「おとし文」

■おとし文(清月堂本店)
■5つ入りで580円程度だった記憶…
■羽田空港第1ターミナル2F  マーケットプレイス 特選和菓子館(6:00〜20:00)
■羽田空港第2ターミナル2F  食賓館(5:45〜20:30)
http://www.seigetsudo-honten.co.jp/
■銀座7丁目の清月堂本店他、首都圏のデパートで購入可能。詳細は店舗サイト

黄身餡を丁寧にこした餡で包んだ「おとし文」。名前こそ聞きなれないけれど、俗に言う「きみしぐれ」です。ひとつの大きさは小さい…和栗くらいの大きさなんだけど、和菓子がさほど好きじゃない竜子にとってもこのサイズが程よくって、お気に入りです。和菓子の何が苦手って…あの、餡子や求肥(このお菓子は求肥は使っていないですが)の甘さなんですけれど、この「おとし文」は和三盆の控えめな甘さがなんともいえない美味しさです。

おいしさの決め手は、なんといってもこの餡。口の中に含むと、あずきに白いんげんの餡が、ほっくりとくずれるのです。それから黄身餡!! 「きみしぐれ」とは名ばかりで、黄身の味がまるで消されてしまったものも多い中、「おとし文」はマイルドでコックリとした黄身餡が「おぉ!」と思わせる美味しさなのです。
ちゃんと黄身の味が鼻を抜けるんですね。ん〜奥ゆかしい…。

和菓子に疎い竜子のおススメじゃ説得力ないかもしれないので、おいしさをお伝えするために。10歳年下の私の妹は、年老いた両親で育ったせいか、大の和菓子好き。家族の誰よりも美味しい和菓子に詳しく、「きみしぐれ」はもちろん、「ねりきり」「和三盆」ツゥーです。そんな彼女も認めた黄身時雨です(アレッ、説得力増さなかった…?)。ま、なんしか、末っ子のおススメ和菓子はほとんどが美味しいという、家族内の評判でしかないですが。

蒸気で蒸した上生菓子なので、日持ちは14日間。案外持つので、移動中も神経質になることもなく、訪問先で「誰それにお渡しくださいね」なんてことも可能。もちろん防腐剤などの添加物は一切使用していません。

おまけに、コストパフォーマンス高し! いまどきひとつ110円程度でこんなにおいしいきみしぐれは売ってないもんです。美味しくって高い、高くておいしい。「高くておいしい」のは、当たり前です。おいしくって安い、安いけどおいしい。これは手土産でなくとも嬉しい逸品。

第1、第2ターミナルのどちらでも入手可能です。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

交通手段でない羽田空港の利用

羽田空港の過去と未来と取り上げて、これからは「いま」をお届けしようと思います。
ひとまずなんと今日は5時間以上も羽田空港をうろうろとしてきました。羽田空港のターミナルのみで5時間ですよ(笑) 駐車料金もバカになりません。
ただ、けっこう知らないことがあって、自分でもビックリしてしまいました。収穫ありです!
というわけで、今日お送りするのは交通手段以外での羽田空港の利用。私のベースでもある羽田空港ですが、空の交通の玄関口として使う意外に、どんな施設があるのでしょうか?

「和の心」の空間

羽田空港神社
まず最初にお届けするのは、存在は言わずと知れた…しかし場所は分かりづらい、羽田航空神社。
普段JALを使う私としては、時間の許す限り出発前にお参りするようにしています。
お御霊に写真を向けていいものか分かりませんが、どうなのでしょう。撮ってきちゃいました。
場所は第1ターミナル1F、南ウィングと北ウィングの間になります。郵便局を目指していくとよいかもしれませんね。ちょうどラウンジのとなりにお手洗いがあるのですが、そのお手洗いの奥へ入っていくと、従業員出入り口があってさらに奥。
神社という荘厳な雰囲気はなくむしろ簡素、というか会議室かっ?! ってノリなのですが、そこは空港内とあってご愛嬌。
ブログの発展を祈願してまいりました。
羽田航空神社

ちなみに羽田空港にまつわる羽田界隈の神社には、「穴守稲荷神社」(東京モノレール天空橋駅近く)、「羽田神社」(京急大鳥居駅近く)とは別のものです。
昭和6年に帝国飛行協会理事会で決議されて航空神社ができ、昭和38年に分霊されて第1ターミナルに祀られました。
羽田空港神社

<羽田航空神社由緒>

ここ東京国際空港は昭和六年東京飛行場として発足以来紆余曲折を経て今日我国空の表玄関として運輸交通の発展のため重要な使命を果たしております
予てより我国航空界に携る人々の間において航空に最も縁の深いこの羽田の地に航空界発展の礎となられた諸々の御霊をお祀し今後の航空界の躍進と航空安全輸送の御加護を祈念したいとの気運があり この度東京国際空港ターミナルビル増改築工事を機縁として空港全域を見守るに最も相応しいこの場所を神域と定め昭和三十八年七月十一日財団法人日本航空協会の航空神社より御分霊を勧請し奉斎申し上げて羽田航空神社を建立致した次第であります
なお毎年五月二十日を例大祭日と定め祭事を執り行います
敬白

子育てを助ける空間

羽田空港のお手洗いの個室の広告掲示板次です。なんと託児所。託児所っていうか…保育園!
これは恥ずかしながら、わたしは知りませんでした。えとどこで知ったのかといいますと。お手洗いでです(笑) モロッコから帰ってきてからですね、ずーーーっとお腹の調子が良くなくてですね…、なんども行き来してたのですが、ふと顔を上げると何やら宣伝があるじゃないですかぁ…。「羽田空港に託児所があるのを知っていますか?」と。さすがに写真は撮れませんでしたけど、随分前に紹介したお手洗いの個室内にある液晶画面の広告掲示板です。
これを探し求めて随分歩きました。場所は第1ターミナル3F(2Fの出発フロアいちばん奥の8番時計台エスカレータでステップフロアへ)です。案内受付の方は2Fという。ところが見当たらない。…と思ったら、ひっそりと看板が。「アンジュ保育園」。
保育園じゃないかっ!?
そ、そして驚くことに、看板の通り歩いていくと、職員専用ドア(しかも暗証番号ロックつき)…行き止まり!?
羽田空港アンジェ保育園

てか、もう閉鎖かっ? と思いましたが、なんと、保育園の入り口はこの職員専用ドアなのです(笑)。御用の方だけインターホンで呼び出しをいたします。なんという閉鎖空間…。
ですが。ですがですねぇ。この保育園凄いんですよ!!! まぁ、驚きましたね。
なんと、滑走路が間近に見える、展望保育園なのです!!!!! しかも、東京都の認証保育所。えと、意味分かりますか? 一時預かりの一時保育として使うことはもちろん可能なのですが、そうじゃなくって保育園!! こんなところで子供が遊べるなんて、なんという環境!? しかもですね、屋外施設に砂場があるのですよ…。へんに都内の保育園に入れるよりはここに入れた方が情操面でよいかもしれません。
羽田空港ではたらく職員さんはここに子供を預けてお仕事に励んでいるのでしょうか? 大空の子供を育むためにこの施設を利用する、というのもアリですね!!!
それから保育時間は23:00までですので、急な出張でも羽田空港でなら朝預けて夜引き取って帰るということが可能なのです。
資料を頂いてきました。転載いたします。

●アンジュ保育園(TEL:03-5756-7311)
▶▶月極保育
▶保育時間:8:00〜21:00(延長保育7:00〜23:00の間で)
▶料金(都内在住)
0〜2歳児:65,000円(180時間/月)、80,000円(220時間/月)
3歳児以上:63,000円(180時間/月)、77,000円(220時間/月)
▶料金(都外在住)
0〜2歳児:97,000円(180時間/月)、118,000円(220時間/月)
3歳児以上:94,000円(180時間/月)、115,000円(220時間/月)
※延長の場合は、550円/30分
※昼食、ミルク、おやつ、教材費込
※第2子以降は1ヶ月10,000円減額
※月極駐車場あり

▶▶一時保育
▶保育時間:7:00〜23:00
▶料金:年齢関係なく5,000円(2時間)、以降1,250円/30分
※兄弟割引あり
※場合によっては時間外保育も応相談
※2日前までに利用日と時間の要予約
※1時間お得な11時間25,000円のクーポンあり

趣味の空間

はい、次にまいります。こちらは言わずと知れた、おなじみブックスフジ。もしご存知でない場合は、いま知ってください。フライト目的でなくとも、ここを目的だけに羽田空港にゆく価値があるといっても過言ではありません。
ブックスフジ
航空ファンに有名なそして重要な本屋さんです。羽田空港内には山下書店や丸善、有隣堂など、有名書店がたくさん入っており、ビジネス書や雑誌など各店舗取り揃えていますが、こちらのブックスフジ、店舗はとてもとても小さいのですが、いくらフロア面積最大だという本屋さんでも絶対に手に入れることのできない航空関係の本が取り揃えられています。
頭を上に向けると航空写真の数々に模型、サインなどなど。飛行機ファンとして泣けるほど愛情味感じる店舗です。
ここでは航空関係の本、たとえば飛行機がモデルの小説やエッセイ、単行本、情報誌のほか、AIM-Jや航空関係にまつわるライセンス取得のための教材等も取り揃えられています。他にもT.C.A.チャートにフライトログ、手帳にカレンダーなどなど、マニアには嬉しいグッズの数々。気象関係の専門書や航空管制のための専門書、整備士さんやパイロットさんのための専門書はみているだけでもとても楽しい品々です。
通常本屋さんでカメラを取り出したり、ケータイ電話でパシャッと写真を撮るなんて言うのは、知的財産権保護のためNGなのですが、今日はですね…店員さんにご理解いただきまして写真に収めてきました。場所は第1ターミナル地下1F。京浜急行羽田空港駅を出て第1ターミナル方面のエスカレータを上がってすぐの右手、もしくは第1ターミナル地下1Fの太陽の塔と月の塔の間を、第2ターミナル連絡通路に向かって左手のエクセルシオールカフェのお隣になります。

営業時間:8:00〜22:00
URL:http://www.booksfuji.co.jp/
店舗ブログ「本日の羽田空港のブログ」:http://ameblo.jp/booksfuji-haneda/
ブックスフジ
ブックスフジ
ブックスフジ

アートスペースとしての空間

最後です。こちらも先日紹介した「空気の港」展。アートスペースとして羽田空港が利用されています。すべてコンプリートしてやろうかと思ったのですが、遊んでいるうちにタイムオーバーしてしまいました。はい、ご自身で遊びながら見つけてみてください。インスタレーションアートの面白さは、その発見にあります!
そして会場がですね空港なもんだから、思ったより規模が大きいし、想像していたより凄く楽しいじゃないですかー。子供は正直ですね。楽しんでいるのは子供ばかり。大人だって相当面白いはずなんだけど、ちょっと身構えてしまうのかな、それとも気づかないのかなぁ。随分ワクワクさせていただきました!
わずかですが紹介します。

これは小さいバージョンでちょっと不気味なのですが、じつは大きなバージョンが別の場所にあるのです!
空気の人

木陰のスクリーン
プロペラが回ると、飛行機を鳥に模したアニメーションが! メンテナンス中に毛繕い、燃油補給中に餌を食べ、離陸時刻に飛び立ちます(笑)
木陰のスクリーン

自針と分針
なんと時計台の下に立つとですね時計に姿が映し出されて、ワタクシ竜子めが時計の針になるんですよ…。
自針と分針

まばたきの葉
落ちている葉っぱをかき集めて、この塔に放り込むと天から舞い降りてくるまばたきの葉!
まばたきの葉
まばたきの葉

風見鶏の視線
この風見鶏、人の歩く流れに向かっています。
風見鶏の視線

時間がない人は、エスカレータに乗っている間に耳をそばだててください。なにかいっているのが聞こえてきますから!
それから旅客として第1ターミナルをお使いになる方は、ベルトコンベアに乗せられたバゲージにもご注目ください!
すべてコンプリートしたかったのですが、ぜんぜん紹介しきれていません。いちばん気になったのはPASMOの星座。PASMOを機械にかざすと、PASMOに入力されているデータを読み取って、電車の移動履歴が星座として画面に映し出されるそうです。SUICAがあるのですが、PASMOのみ対応。これは京急羽田空港駅のホームに設置されていますよん。
まだまだまだまいっぱいあります! 会期中にまたいこうと思っていまーす。

さてさて。歯医者に床屋、花屋にマッサージ。駅ビル以上の生活空間に、デパ地下以上の食品群、サービスがてんこもりの羽田空港。まだまだご紹介しきれず残念ですが、ひとまず今日はここまで。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港の過去

羽田空港特集3回目の今日は、先日の羽田飛行場の開港から、続くお話を。

1931年(昭和6年)8月に産声をあげた民間のための国営空港。このは1931年あたりは李香蘭や「丘を〜 越えて〜行こうよ♪」でおなじみの藤山一郎の歌声がラジオから流れ、紙芝居の黄金バットが大活躍していた時代だ。
アメリカからは、リンドバーグ夫妻が夫妻が日本へやってきて大歓迎をうけたり、そのアメリカではエンパイア・ステートビルが落成したりもしている。
キャビンアテンダントはこのころ「エアガール」なんて呼ばれていた。

それからしばらくして1937年(昭和12年)に勃発した日中戦争、それから1941年(昭和16年)にはいよいよ日本軍がマレー半島に上陸し、もうかたっぽでは真珠湾攻撃をして大東亜戦争(太平洋戦争)が開戦した。はじめは民間交通のための羽田飛行場ではあったものの、この頃にはすでに軍用機ばかりが目立つようにはなっていたが、大東亜戦争の勃発を機に羽田飛行場の民間航空としての利用は停止することになり、軍用飛行場として使用されることとなる。それから1945年8月の第二次世界大戦終了まで多くの飛行機が飛び立ち、多くの命も旅立っていった。

終戦後はアメリカに接収され、ハネダ・アーミー・エアベースとしてアメリカ陸軍が使用することになる。そのときにアメリカ軍によって拡張工事もされた。日本はもちろん敗戦国、民間だろうとなんだろうと、日本国籍の航空機の運航は一切の禁止されるのも、このタイミングだ。
ちなみに、羽田空港で有名な穴守稲荷神社も、このときの拡張工事でお引っ越しをしている。現在の羽田空港のある場所は、むかしの羽田鈴木町・羽田穴守町・羽田江戸見町の3つを指して、羽田三町と呼ばれ、この羽田三町の戦前の様子が分かる町の縮尺模型が、大田区役所に飾られているので、興味がある方はぜひどーぞ(いまはなき羽田東急ホテルに展示されていたものです)!
終戦当時のアメリカ軍による丸の内周辺の接収の話と同様に、羽田飛行場の接収も48時間以内に明け渡すようにいわれ、民間人も家を追われたという。

1952年(昭和27年)7月にアメリカ軍から返還され、日本空港ビルデング株式会社を設立し「東京国際空港」に改名する。これが、今の羽田空港の基礎になっている。

余談だけど、この昭和27年にこんな事件が起きている。
1952年4月の「もく星号墜落事故」。
第二次世界大戦後の初の民間航空機として1951年に就航した日本航空のマーチン2-0-2型機だ。

ときの政界人や財界人それから女性ひとりの、乗客37名(搭乗者は33名)と郵便物117キロ、貨物9キロと手荷物9キロ。は、羽田空港から目的地の福岡(伊丹経由)に向かう際に墜落してしまうのだ。これにはいろんな説があって、たとえば乗客ただ一人の女性。彼女は銀座で宝石デザインを手がけ、GHQの高官とも親密だったという。それいいことに、時価1億円のダイヤを密輸するための陰謀だとか、財界人同士の争い上での陰謀説などなど。
ちなみに松本清張さんは「日本の黒い霧」で、この事件を、当時集めた数少ない資料を元に検証しているので、興味がある方は是非。原因は分かっていないようです。
以前武田一男さんより寄稿いただいた原稿に、このもく星号に搭乗しようとしていた武田さんのお母さまの話が紹介されています。

▼華やかな時代のもく星号
もく星号
出典:朝日新聞社「アルバム戦後15年史」より

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

D滑走路と新ターミナル

ご存知のようにいま羽田空港では、4本目となるD滑走路を建設中です。
いまの羽田空港の滑走路は、A、B、C、の3本。羽田空港は一応24時間運航ができる空港ですが、実際には朝5:00頃から24:00時過ぎ頃まで。佐川急便のギャラクシーエアラインズがあった頃は、24:30〜25:00頃に羽田を離陸する貨物機の音を聞きながら、「今日も1日ご苦労様でした」という気分になったものです。

現在の羽田空港の発着能力は年間で30万3000回(1日平均830回)。D滑走路が増設されることによって、40万7000回(1日平均1,115便)に増強される(といっても、管制の問題があるため段階的に発着能力を上げていく)予定です。自然環境問題の高まるなか、多摩川の流れを阻まないように多摩川の河口から離しているため、既存の空港用地から独立した場所に建設され、桟橋で結ぶ計画です。

ちょうど1年後の2010年10月には新ターミナルと新管制塔と共にオープンするのですが、そのD滑走路によって新たに生まれる発着枠1万7000回は、定期国際線の運航に力を入れています。いまは船着き場のような国際線ターミナルで、ひっそりしている国際線ですが、これを機に本格的な24時間運用が検討され、総2階建てのA380にも対応したスポットも準備されます。また国内線との最小乗り継ぎ時間は30分以内、というような目標も掲げています。

われわれ飛行機ファンにとって嬉しいのは、「富士見台」と「月見台」なる展望デッキ。ターミナルビルを正面にみて右端に「月見台」、左端に「富士見台」。天気の良い日には富士山と飛行機の豪華競演、新しい撮影スポットになること間違いなしです。しかも、この展望デッキはターミナルビルの5F(地上5階建ての屋上部分)につくられるのでですが、駐車場ビル(7F建て)が景観を壊さないように配慮して建設されているのもありがたいところです。

新ターミナルビルの外観のテーマは「空とすじ雲」。モノレールがターミナルビルの3階に接岸ようになっています。つまり、現状の第1、第2ターミナルではモノレールが地下に乗り入れているのと違って、地上に駅ができ、わたしたちは桟橋を渡って、ターミナルに向かうわけですね(京浜急行は地下乗り入れです)。

そこに広がるのは、日本の過去をモチーフにした「江戸小路」なる空間。それから、キャラクターグッズを集めたジャパニーズ・カルチャーエリア、あと日本の現在をモチーフにしたオープンエリアの食事スペース「空の庭園」、それから未来をモチーフに、科学技術を詰め込んだプラネタリウムなど、「国営マンガ喫茶」よりもはるかに魅力的な空間が広がるのです。

元々は首都圏の将来的な需要を見込んで、成田、羽田に次ぐ首都圏の空港建設プランだったけれど、需要に応える形で羽田空港の拡張案が出され、やんややんやの末、東京都が乗り気になったこともあって一気に現実味を帯びるようになりました。
それから約10年。
365日、24時間、ゴールデンウィークもお盆もシルバーウィークも。工事がストップするのは、台風などの天候事情によるときだけ。ちなみに年末年始も不休で、作業している方々は初日の出を工事現場から眺めたりしてます。もちろん、いまも眠らず黙々と工事中です。

首都高の、湾岸高速・羽田中央でなく、「空港西」出口で降りてターミナルに向かうと、続々ダンプだの運搬車両が乗り入れてゆくのが分かります。つい2年ほど前まではただの更地で、用地が囲いで覆われてはいても工事現場然とはしていなくて、どこにでもあるような工業地帯の広大な空き地、って感じだったのに、いつの間にか「いよいよできるんだな? ここの眺めはどんな風になるんだろう?」と頭で描けるところまで来ています。工事現場の近くへは近づけませんが、周辺は「安全第一」の大弾幕が。たくさんの夢が詰まっている公共工事。「黒部の太陽」のように過酷じゃないにしても、やっぱり大規模な工事現場なわけで、これがもうじき、こぎれいでスタイリッシュな空間に変貌するのだと思うと、感慨深いものがありますね。

工事用の運搬船舶のための出入り口として開いていた、滑走路周辺の護岸も1ヶ月前の9月7日には閉じて、埋められました。いよいよ大規模な基礎工事が終わって、内装に集中するといったところでしょうか。

空港整備事業所からの発表はいつだって「急ピッチで作業中」「最速工法で作業中」とあります。そんな涙ぐましいD滑走路ですが、最後にこれを紹介せずにいられないのです!

なんと! 羽田空港再拡張事業の、テーマソング!
「事業」のテーソング? 「空港」のテーマソング? いや、「事業のテーマソング」です(笑)。国土交通省職員の方が制作されたそうです。その名も「D runway 〜羽田空港再拡張事業のテーマ〜」。
国土交通省関東地方整備局・東京空港整備事務所のテーマソングのページへ
■「D runway 〜羽田空港再拡張事業のメインテーマ〜」詞/曲/編:佐瀬浩市
▶こちらをクリックすると再生ページへ行きます

大空に羽ばたく今未来の扉たたく
機体に希望乗せてstand by for taking off
そびえる大地を越え碧い海原も越えて
時も飛び越えてゆくall set for flying off
されどキミを乗せる翼が足りない やがて来る次代を担うhybrid-island

※ D runway駆け上がる空fly away D runway Asia gateway
  D runway翼を拡げright away D runway fantasia gateway
  キミの笑顔が見たいから 今すぐ飛んで行きたいから
  D runway, airway, longed-for the new airfield of the runway

「D runway 〜羽田空港再拡張事業のメインテーマ〜」より、一部抜粋

全体的には「ハイブリット・ゲタッウェイ〜♪」ってなホップな感じなんですが、突如現れる「されど」ってフレーズのアンバランスさがいいですね。
かんたんな言葉が並んだ歌詞なのに夢や希望が大きい、というスケール感は80年代のミュージックシーンを彷彿とさせます。そして「先読む戦術切り拓く技術 届け天まで」という、計画に携わった人々への配慮が歌詞に盛り込まれているという、愛情に溢れた作品です。
この「事業」のテーマソング。一体どこで使われているのでしょうか。毎日の朝会? 職場で? ん、どなたかご存知の方は教えてください。
上の歌詞は一部引用なので、ここで終わりません。興味のある方は、ぜひ本サイトで。

そして、セカンドテーマソングまであるんです!!
「Historic breakthrough, D runway」
では、続いてお聴きください!!

■「Historic breakthrough, D runway 〜羽田空港再拡張事業のセカンドテーマ」詞/曲/編:佐瀬浩市
こちらをクリックすると再生ページへ行きます

輝き宿る素晴らしい街へ
飛び立つ空約束の地へ
受け取る優しさ届け世界へ
熱き想いを支えるD runway
空の果てでそっと生まれる明日に出会う
誰も彼も時を駆ける旅人
しなやかな期待を胸に求め続ける
You would someday find out a blue bird around
D runway

※ 明日へと続くrunway 遙かなる空far away
  風に向かってD runway
  光を運ぶrunway 暮れなずむ空vague way
  夢の架け橋D runway
  We have a dream that one day this runway
  will just do much for the peace in the world
  Historic breakthrough, D runway

「Historic breakthrough, D runway 〜羽田空港再拡張事業のセカンドテーマ」より、一部抜粋

大変なんでしょうね、開発にあたってらっしゃる方々は。
いろんなことがあるのでしょうね。でも熱き思いで歯を食いしばってるんでしょうね。
たくさんの思いと願いが詰め込まれていて、とりあえず開発の大変さは伝わってきました…。
私もD Runwayが成功するのを願ってやみません。

気になるのがこの佐瀬浩市さんなんですが、外務省経済協力局職員として、「オー ODA〜♪」とコーラスの入るODA(政府開発援助)の50周年記念テーマソング「50th Anniversary ODA 」を発表したり、東京湾の護岸工事のテーマソング「bio♭(バイオフラット)〜干潟・磯場整備事業(潮彩の渚)のテーマ〜」、「百年の守り〜釜石港湾口防波堤賛歌〜」という渋い曲を発表したりしています。

以上、余談が長くなりました。
では、また来週!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港のはじまり

花の大江戸、羽田空港。
「東京国際空港」が正式名称だ。でも「成田国際空港」は2004年まで「新東京国際空港」、「新」の違いがちょっとややこしいから、「羽田空港」が通称、わざわざ「東京国際空港」なんて言う人はいないよねっ!

JAL、スカイマーク、スターフライヤー(北九州)の第1ターミナル。ANA、エアドゥ、スカイネットアジア、スターフライヤー(関空)の第2ターミナル。それからソウル、上海、香港便の国際線ターミナル。
1つのターミナルが日本の地方空港以上に巨大に、マイナーな海外の国際空港ほどの大きさを持って、大田区から伸びる広大な敷地に張り巡らされた東京湾上のターミナルだ。
今でこそ国内線が主流の、端に追いやられてしまった船着き場のような国際線ターミナルだけど、成田空港が出来るまでは国際線、国内線の分け隔てなく、日本でいちばんの空港として、老若男女の心を鷲掴みにして、長い間、夢と希望を深く心に刻み付けて来た場所である。

ある人はまだ見たことのない異国の地に期待と興奮で胸を膨らませ飛び立ち、ある人はよそ様が羽田空港から海外へ旅経つ姿を横目で見ては「いつか私も海外へ」と胸に秘めながら送り出し、またある人は海外へ出かけることで自分が変わってしまうかもしれない不安を抱き、はたまたある人は見たことのない肌の色と顔立ちと言葉の外国人さんに興味津々で…、万歳三唱と、笑いと、涙でそれぞれの想いで華やかせ、活気づいていた。

いまもまだ1位の座をあきらめたわけではない。
なにせ、国内でも珍しい24時間運用が可能な空港、まだ貨物機くらいしか深夜に活躍してないけれど、都心からも近いし、滑走路の数も長さも設備満載。わが羽田空港は外からの期待も未知数である。ちょっとした自慢といえば、政府のお偉いさんや国賓や公賓、皇族といったVIPが必ずといっていいほど使うのが、この羽田空港だ。
それに、2010年には新しい4本目の滑走路と管制塔もできて、ターミナルも増設される。いよいよ第1ターミナルのレストランからも全貌が見えるようになってきた。オープンすれば、私たちがアッと驚いてた外国の人を、今度は迎え入れるようになって、すぐ向かいの都心にあるハイテクに文化に心意気に、「日本って凄い!」ともっともっといわせたい。

多分、成田空港も今頃嫉妬してることだろう。でも、それが時代の流れってもんだ。みんなその流れに身を委ねて、ひたすらじっと見守るしかない。開港したしたときから、ただそうやっていろんなものをずっーと見て来たのが、おいらってもんだ(以上、羽田空港国際線談)。

さて。
羽田空港のはじまりは、1931年(昭和6年)8月25日。大正時代からあった羽田運動場などの場所に、民間機のための初の国営飛行場として「羽田飛行場」として開港した。それまでは陸軍の施設として使用していた立川飛行場を、民間用に切り離したのだ。今でこそ全長2500m、3000m級の長さを持つ滑走路が3本(2010年には4本)もあるけれど、当時の滑走路は全長300m×幅15mの滑走路が1本。私たちの想像する「滑走路」とは全く違って、「飛行場」という名前ではあるけれども、そこはただの野原の真ん中に大きな格納庫がふたつあるだけのものだ。

羽田飛行場:昭和6年

出典元:博文館「大東京写真案内」

当時羽田飛行場から飛び立っていたのは、昭和3年に設立された日本航空輸送株式会社の飛行機。中島飛行機がフォッカーからライセンス生産をしているスーパーユニバーサルという6人乗り旅客機。定期便は、東京、大阪、福岡、京城(現ソウル)、大連だ。
一応は「羽田飛行場」は国際空港であったけれども、朝鮮の京城は日本の統治下、大連(中国)も関東州だったわけだから、開港後間もなくの間は国内空港みたいなもんだ。

この時の話が広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」に登場しているので、少し抜粋します。
俊夫さんが昭和6年にタイムスリップする、というお話で飛行機で東京から大阪へ行くシーンです。

 東京ー大阪間の運賃は大枚三十円だった。
 俊夫の他にほかに、金三十円也を支払った人たちは、外国人の老夫婦、軍服の海軍中佐、それに華族らしい青年紳士だった。
 俊夫の横に坐った海軍中佐は話好きらしく、飛行中しきりに話しかけてきた。俊夫が飛行機に関心を持っていると知ると、さっそくそれを話題にした。まず、最近この日本空輸のスーパー・ユニバーサル機が大阪東京間を僅か一時間二十八分という、おそるべき新記録を達成したという話。そこまではよかったのだが、そのあと、中佐は転じて、飛行機事故の話に移った。去年の秋、神戸で、カフエーの広告飛行の飛行機が女学校に墜落して、搭乗員二名は即死、女学生三名が重傷を負った話。川西航空の水上機が級に発動機から火を吹き、乗員三名が落下傘で飛び降りたところ、そのうち一人は落下傘が開かず、土手の上に落ちて死んだ話。さらには、この二月、この日本空輸のドルニエ旅客機が大阪から福岡へ向かう途中、濃霧と吹雪のため八幡市外の山頂に墜落、登場者五名のうち四名即死、一名は翌日死亡…。
 機外は、少し霧が出はじめているようだった。それに温度も低い。飛行はもちろんぜんぶ有視界飛行である。俊夫はもう、ひたすら無事到着を神に祈るよりほかなかった。
 が、さいわい、神に願いが通じたのか、スーパー・ユニバーサル機は、予定時刻より少し遅れただけで、三時半ごろ、伊丹飛行場に到着した。

「マイナス・ゼロ」広瀬正

ちなみに、この大枚三十円。(総務省の統計によると)昭和初期のお米が10kgで2円、女中さんの月給が10円、大卒の初任給が70円、和服を反物から一式揃えて30円といいます。女中さんと大卒のお給料の格差があり過ぎるのと、当時の大卒者数を考えると、そもそも大卒者の初任給が高額と思われ、一概に比較はできませんが、とにかく結構な額というのは確かのようです。
事故についての記述がおおいのは、飛行機の安全性がまだまだ不安定だったようで、しばらくは、飛行機事故も多かったようです。
それから、上には出てきませんでしたが飛行機を使っていたのはもっぱら新聞社ですね。
スクープをとりにいっては、東京へ届ける。そうして飛行機が使われていました。
そんな時代に羽田空港は、羽田飛行場として産声をあげました。
ちなみに「飛行場」というのは広義の「航空機が離発着するところ」です。その飛行場の中でも「空港」は「お客さんを輸送する場所で設備が整っているところ」、となります。

大阪や福岡などの国内はもちろん、満州国や台北といった日本統治国以外にも、北東アジアへの窓口として機能していました。タイやインドシナへと国際線を運航するようになり、格納庫やターミナルも充実していきます。昭和12年のこの写真を見ると、設立当初は滑走路と格納庫2つだけだった羽田飛行場も、ターミナルビルがしっかりと経っている様子が分かりますね。

羽田飛行場:昭和12年

出典元:『世界畫報』昭和十二年二月號

今日はここまで。

そだ。ひとつ羽田空港のイベントのお知らせです。
テクノロジーを体感できる展覧会「空気の港」です。

デジタルパブリックアートといって、デジタル技術を駆使したアート、っていうかおもちゃ感覚で遊べるハイテク技術、って感じでしょうか。たとえば飛行機が出発するのと同じタイミングで、LED電飾の星座の中に飛行機が浮かび上がったりする「出発の星座」、人が通った時だけ時刻を示す針が現れる「自針と分針」なる作品などなど。
見て楽しめる作品が、空港のあちこちに現れます。

■期間 10月9日(金)〜11月3日(火)
■時間 10:00〜19:00
■場所 第1ターミナル/第2ターミナル
「空気の港」の詳細はこちら

宮島達男さんという、それこそデジタルパブリックアートの先駆者というべきアーティストがいるのですが、この方の大ファンでして…。いちばん好きなアーティストです。この手の楽しめる作品が好きなので楽しみにしています。美しさは期待してませんが…。
会期も結構ありますからぜひ足を運んでみてくださいね。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

木曜日

このページは9月24日(木曜日)より配信開始です。

イスタンブル・アタテュルク空港(トルコ)

今回はイスタンブル・アタテゥルク空港のレポートです。
「アタトュルク」空港? 「アタチュルク」空港? なんだか発音がよくわかりませんが、ここはアタテュルクにしときます。

Emirates航空。ドバイを出発、今度はイスタンブールへ。B777-200、4時間30分のフライトです。関空〜ドバイの時には、空席があったのですがこちらは超満席。座った途端、関空〜ドバイとは違う違和感が…。シート高がずいぶん高かったように思う。シートは関空で「窓側」座席を指定したのですが、ドバイ〜イスタンブールまでは、窓側も通路側も空席なし。というわけで、私は真ん中のバルクヘッドシートです。左隣にスチュワーデス御一行様、右側に80歳くらいの日本人のおじさん。
そうそう! このときのミールサービスは、チキン、ビーフ、ラザニアから選択。左のスチュワーデス御一行様の一人が、ラザニアをさんざんな言い方をしていたので、チキンをチョイス。「味はまぁ、まぁだな…」と思っていたのです(ちなみに、ミールサービスの時間差が半端ない! 私のところに配膳したときには、隣のスチュワーデス御一行様は、既に食後のコーヒーを飲んでいました)。

ところで、右側の日本人の80歳くらいのおじさん、ずいぶんと旅をされてる方のようで、それはもうずっと喋りっぱなしだった…。たとえばJetStarにまで乗ってオーストラリアに行ったのだという。評価は「安かろう悪かろう」の大酷評でしたが。いろんな旅のお話をお持ちでした。そんなおじさんに、「初めての海外旅行の機内食って覚えてます?」とこちらから質問してみた。「あれは忘れもしない、1ドル360円の頃…」と、ある意味、予定調和的な物語(実際にはノーカット・バージョン)が始まるのだけれど、そんな話を聞いていたら、目の前のどってことない機内食が、ご馳走のように思えてきたりするから、あら不思議。

手元のトレイをよくよく見ると、ご丁寧にもバターにジャム、クリームチーズに、プロセスチーズ、とたかだかロールパン1つ(クラッカーにも使えるけど…)にこんなにトッピングがついているのだ。前菜に主菜、メインに副菜、デザート、その他にもヨーグルト、クラッカー、お水、コーヒーor紅茶。紙袋を破けば、お手拭きナプキンに塩、胡椒。砂糖にダイエットシュガーに、ミルクに、コーヒー用のスプーンスティク。もういっこの紙袋には、ナイフにフォークにスプーン…。あの狭いエコノミー座席の、それもまた狭いテーブルの上に乗せる、小さな小さなトレイに、こんなにふんだんにもられた「フルコース」の食事。飛行機のサービスってけなげですよね…。やっぱり、飛行機にはいろんなものがギュッ! っと凝縮して詰め込まれているんだ! 気づけば「おいしい!」「おいしい!」なんていって、ほぼ完食です。

そうそう。Emiratesで「おいしい!」と思ったのは、チョコレートです。見た目も味も、ゴディバの定番、「カレ」(ミルク味)にそっくり。でもUAE製でしたが…。最初は「いや、ゴディバっしょ!」と思いました。機内販売があればぜひ買って帰りたいと思ったのですが販売はありませんでした、残念。

さて、いよいよ到着した本来の目的地、トルコ共和国はイスタンブル(イスタンブール)です。
ご存知のように、イスタンブルは北側の黒海と南側のマルマラ海を結ぶボスポラス海峡で「ヨーロッパ側」と「アジア側」に分かれており、今回降り立った「イスタンブル・アタチュルク国際空港」はヨーロッパ側にあります。空港はガラスが全体的に青くって、すこしレトロな印象。電気も最低限しかついていなくて、なんだかちょっと暗いイメージだなと思ったのは、あのきらびやかで威勢的なドバイからの入国のせいなのかしら?
でも…どこの空港でも、到着ロビーって出発ロビーの華やかさよりも劣りますよね。特に国際線の空港なら、出発ロビーよりも到着ロビーの方を派手にした方がイメージあがるのに。第一印象って大事ですからね。日本でもはじめて地方空港を利用したときに、「船着き場みたいだな…」という印象を持ちました。

イスタンブル・アタテュルク空港
イスタンブル・アタテュルク空港
イスタンブル・アタテュルク空港
イスタンブル・アタテュルク空港
イスタンブル・アタテュルク空港

イスタンブルなんですが…、イスタンブルだけでもローマ帝国の首都・コンスタンティノープルとして1000年以上、オスマン帝国時代に600年に渡って首都として(現在の首都は「アンカラ」)機能してきたわけで、もちろんアナトリア地方を含めてトルコを見渡しても、ヒッタイト王国からフリュジアン、リディアン、ビザンツ帝国…ってな具合で、その歴史の軌跡は世界遺産として登録されているだけでも9つ、世界遺産「候補」も山ほどあるお国、私自身世界史を学び直さなきゃいけないのと、歴史を簡略解説するだけでも、このブログと大きく外れてしまうので、思いっきりすっ飛ばします!

結論からいいますと、どっぷりハマりました…。ヨーロッパとアジアの融合、っていうか…ぶつかり合う豪傑で繊細で、誇り高い国。王朝制、多様な人種と宗教、近代文明とイスラム文化の、イスタンブールの都市化と田舎の大自然。竜子の大好物、いろんなものが錯綜する、百花繚乱、魑魅魍魎の文化です。そしてなにより、「世界屈指の親日国」なんていわれるほどのお国柄(まさかここまでとはトルコではじめて知りましたが)、老若男女、とても親しみやすく、凄く気持ちよく過ごしました。治安もきわめて良好。今後リピートすること間違いなしでした…。

さて。トルコがなぜ親日国なのか? これは、私がトルコへ行く前に読んだ本の話、あるいは小説で得たエピソード、それから現地のガイドさんに聞いた話を少し紹介します。そして、最後に飛行機好きの皆さんともちょっとだけ、ゆかりのあるお話も。

まず、「日露戦争で日本がロシアをやっつけてくれた」という意識。これは現地ガイドさんから聞きましたが、トルコでは常識のようです。ロシアがトルコに侵略されそうになっていたところ、日露戦争が勃発し、侵略を逃れた。このとき、トルコは同盟国にもなりましたが、自国の勝利のようにもてはやされ、艦隊を率いた東郷平八郎や乃木希典もトルコの国民的ヒーローとなったのらしい。それを象徴するように、トルコでは子供に「トーゴー」や「ノギ」という名前をつけるのが流行ったり、「トーゴー通り」、「ノギ通り」というのがあったという。現地ガイドさんによると現在、「トーゴー通り」というのはないそうですが。現在もこの「ロシアをやっつけてくれた」という気持ちが強いのだそうです。

つぎに、イスタンブールの空港名にもなっている「アタテュルク」(ムスタファ・ケマル・アタテュルク「ケマル・パシャ」の名も)ですが、近代トルコ史において重要な人物で、「建国の父」って呼ばれている、トルコ共和国・初代大統領です。トルコ共和国の「建国」は1923年。600年続いたオスマン帝国も、相次ぐ戦争や独立で国力を落としてゆくのですが、決定打になったのは第一次世界大戦での敗戦。このとき、アタテュルクは君主制を廃止し、宗教学校を閉鎖したり、トルコ帽やターバン(イスラム教色の強い男子のかぶり物)を禁止したりするなどして政教分離をはかりました。また、アラビア文字で書かれることの多かったトルコ語もイスラム色が強いってことで、ラテン文字(ローマ字)に変更させるなど、共和制に基づいた国家の近代化を押し進め、現在に至るのですが、この英雄・アタテュルクには日本にまつわる話も多いのですね…。

(その1)日本の明治維新にならって改革をすすめたとの逸話。それゆえ明治天皇の肖像写真を書斎の机に飾っていた、とか。
(その2)大陸の両端にある「日本の近代化を見習うように」とアタテュルクが云った、とか。
(その3)1890年(明治23年)に「エルトゥールル号の遭難」というのがありました。オスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」が、和歌山の串本町(クシモト・トランジションで有名な、串本です)が、台風によって座礁、沈没するということがありました。コレについては後述しますが、この事件に心を痛めた茶人の山田寅次郎なる人物が、日本全国を廻って後援会を開いたり、新聞社を頼ったりするなどして、義援金を(現在の通貨価値にして)1億円相当を集めてトルコに渡りましたが、当時のオスマン帝国からの依頼で、士官学校で日本の文化や日本語を教えたりするうちに、イスタンブルに住むようになり、民間大使として、後に実業家としてトルコと日本の橋渡し役となり大活躍したようなのですが、この士官学校で日本語を教えた生徒の中に、アタテュルクがいたのです。

ところで写真は、ヨーロッパ側にあるホテルに宿泊したときに、街を散歩しながら迷い込んだ鉄鋼街というか、東大阪というか、まぁ、なんしか町工場のなにげない風景なのですが、トルコの国旗にアタテュルクがいるのが分かります。というか…トルコって、国旗の掲揚率がやたらと高い!! 商店街にも、民家にも、しがない通りにも、ホテルにも、船にも、別荘にも、車にも、バイクにも、どこもかしこも国旗だらけ。男子には徴兵制度が健在で、「軍人」のステータスが非常に高いというから、国家意識の高さが伺えます。
ただ、日本と同じようにトルコにも面白い矛盾もあります。例えば政教分離。現代のトルコ人(特に首都圏の人)は、信仰がかなり薄いといえどもイスラム教が98%を占めるわけで、イスラム教では偶像崇拝を禁止しています。それでも、アタチュルクの銅像は街のあちらこちらにあり、肖像画やポートレートなんかも多く飾られていました。
もう1枚は、ホテルに隣接されたショッピングモール。メリーゴーランドなどが入っていて、子供達もたくさん集まるようなのですが、そこで子供の絵の展示がされていました。こちらにもアタチュルクがコラージュされています。どれも色彩が豊かで、感性の豊かさが見て取れます。髪の色や目の色がさまざまだというのも興味深い。
日本の宗教観、風習として残っている宗教行事などと同じように、いや日本ほどでないにしても、トルコにおいてもこれまでの慣例・風習としてイスラム文化がある、という印象でした(特に若い人やイスタンブルやアンカラのに住む都会の人には、少し暗いイメージだった「コーラン」の匂いはほとんどない)。観光地化しているモスクに入る際にも、現地の女性のガイドさん(一応はイスラム教徒)はスカーフをしませんでしたし、みなさん普通にお酒を飲むそうですしね。
トルコ人はイスラム教の中でも、スンニ派が大部分を占めるそうですが、同行してくれたふたりの現地ガイドさんの方も「あえて聞かれればスンニ派と答えるけれど、そんなに信仰が厚くないのでお祈りは滅多にしません」とのことでした。

※町並みとかも一応、お断りして写真を撮らせていただいてます。かぶり物をしている女性は、基本的には撮影NGです!
ケマル・アタトゥルク
ケマル・アタトゥルク

帰国日、バスからターミナルを。
イスタンブル空港

こういう空港ロビーの顔、というか表情って国柄というか…気難しさを感じさせます。
イスタンブル空港

ヨーロピアンですね。
イスタンブル空港

格安チケットショップみたいですね。
イスタンブル空港

やっぱり暗い?!
イスタンブル空港

自然光が気持ちいい!
イスタンブル空港

何やら拡張工事かしら?
イスタンブル空港

到着時と同じ搭乗口に。天気がよいので景色も違う!
イスタンブル空港

かろうじてEmiratesのしっぽが!
イスタンブル空港

この、青いガラス窓に赤と白が映えるな…。
イスタンブル空港

貨物機の方では、なにやらターミナルを建設中?
イスタンブル空港

ここをくぐったら、いよいよさようなら。旅先からの出国って、凄く寂しくなりますよね…。もっと居たかったなぁ〜。
イスタンブル空港

ばいばい。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)

初の国内トランジット、羽田から関西国際空港までは、JALとEmiratesのコードシェア便で。ここは下調べしなかったのですが、機内に入ってビックリ! 2列-3列…、おっとMD-81型機じゃぁあ〜りませんか! 1985年に就航したものの、退役が始まっている希少機。伊丹じゃ珍しくありませんが、関空でとは…。あらためて乗ると、小さくてなんだか華奢な気もするし、シートの布が結構痛んでるなぁ…。「ご苦労様でした」と挨拶しました。

そして、乗り換え。EmiratesはB777-300ERです。目的地はドバイ。いやぁ…さすがですわ。彫刻のようなイケメン&美女の面々です。ここまで派手に「THE美貌」を揃えた航空会社ってのも最近はどうなんでしょうか…。ひっさしぶりに、航空会社の意気込み、というかキャビンアテンダントがごく少数のエリート職業であることを実感しました。ま、そんなのはどうでもいいとして最新機材であるのはもちろんのこと、すべて満足です! UAE(アラブ首長国連邦)ということでさぞかしエキゾチックな雰囲気なのかと思いきや、内装は淡いオレンジを基調としたグレーなどの落ち着きのある波模様。しばらく気づきませんでしたが、それは波模様なんかでなく、砂漠の風景だったんですね。料理は何が出たか忘れちゃった…(なにせ、Emirates機内では、関空〜ドバイ/ドバイ〜イスタンブールの往復で6回も食事をしてるわけですから!)。

ところで、私は料理の写真を撮るのが嫌いなんですよね。食べている最中はもちろん、食前であろうと食後であろうと、これからいただくものを写真に撮る、という行為がどうも落ち着きがないようで、せわしなさを感じてしまって。「食事の最中にテレビを見てはいけない」「食事中は電話を使わない」、こんなことが頭に叩き込まれてしまってるせいなのかはよくわかりませんが、とにかく食べ物を写真に撮るというのが、どうしても嫌いなのです。

というわけで、機内食の写真なんかありません。でも…総じて美味しかったのです。ひとつだけビックリだったのは、パンが口に合わなかったくらいかしら。ぱっさぱさのバターロールらしきもの、いや、形はバターロールなのに中を割るとお麩のように細かい気泡の食パン…固めの「ダブルソフト」とでもいいましょうか。あの、人工的な膨らみが気味の悪い「ダブルソフト」がさらに固くなってるわけです。いや、「固くなってるだけましか。合成保存料使ってないのかも」なんて思わず後ろについてる製造者のシールを確認したら、しっかり合成保存料が使われていた上に、なんと日本国内のベーカリーのものだったので、それはそれは驚愕ものでした。日本にも今どきこんなパンがあるんですね。機内食って「パンだけは美味しい」ってことが多いのに…。

関空〜ドバイまでの往路のフライト時間は11時間15分。相当悩みましたが、やっぱり窓際座席を指定しちゃいました。ほっとんど夜空なわけですから、通路側指定、というのが旅慣れた人の選択だと思いますが、初めての地の上空からの眺めがどんなだか興味津々だったのです。お手洗いを入念に済ませて、水ものをちょっとセーブして吊り下げフットレストと空気枕で準備万端。真ん中の席を空けて、通路側に日本人のおじさん。起きてから朝食を食べて、コーヒーを飲んだ後に1回お手洗いに立たせてもらえばいっか…、なんて思っていたのです。
長時間フライトの上に時差もあるから、絶対に寝たい、寝たい、寝たい! 私の座席はビジネスクラスの真後ろの席、ちょうど3席前がビジネスとの境だったのですが、そこで2歳くらいの男の子が尋常じゃないくらいに泣き叫ぶ。最初のうちは「かわいそうに…耳抜きができないのね」なんて悠長に思っていたのですが、これが、2時間経っても泣き止まない。それどころかひどくなっていく一方だし、だんだんとイライラしてきました。飛行機で起きてると、乾燥してるぶんのども乾いちゃう、ってもんです。イライラしながらも子供と同じようなタイミングでうつらうつらとして、2時間ほどした頃にまた鳴き声で起きてしまいました。
ま、ここまでくるとどうにもならないわけだから、音楽でも聞きながら本を読もうと諦めました。

そいで、窓をちょっと開けてみたんですね。
そしたら…飛行機に乗ってるとは思えないほど、満天の星空。飛行機じゃなくって、宇宙船にでも乗ってるようなお星様の数々なんです! 地上から35000フィート上空? いやぁ、そんなもんじゃないねぇ。お月様からの眺めといっても過言じゃない(お月様に行ったことないわけですから!) 機内の光を毛布を頭からかぶって、窓にへばりついて光もキャビンもすべてシャットアウト。そうしてたら視界のすべてが真っ暗闇に輝くお星様だけの世界!
流れ星にも会いました。もちろん願いごとは内緒だけれど、これがあるから、窓際は止められないんですね…。それまでのイライラが一気に吹っ切れました。

私が飛行機に乗ったとき、余裕があったら搭乗記念にハガキをもらっています。かさばらないのでこれがいちばんいいです。いろいろとグッズがありますが、トランプやペンやおもちゃなど、実際に使わないものが多いし。ハガキなら飛行機ノートにはさんでおけばOK。ハガキに限ります。しかしながら、Emiratesのハガキはないそうなんです(本当か…? 英語力が未熟なのか…続きは後日)。ハガキをお願いしたのですが、気を利かせてくれたCAさんが私に持ってきてくれたものは…Firstクラスのアメニティキットでした。エコノミーでもアメニティキットがもれなくつきますが、Firstのものは、ポーチがしっかりしている上に、ブルガリのオーデコロンと、化粧水とハンドクリームが結構なボリュームで入っていました。

さて。いよいよ到着したドバイです。まず、建物も空間も大迫力。天井の高さもそうですが、ひとつひとつの造りが伸びやかで大胆なんですね。白い壁を基調に、スチールの輝きが反射して、なんともいえない近代的な雰囲気を醸し出している。それが優雅な空間に見えて、この街の豊かさを象徴しているようでもあって、なかなか感慨深い。廊下も反射するほど磨かれていて衛生的、抜群に気持ちがいい。
ドバイ空港
ドバイ空港
ドバイ空港
ドバイ空港
ドバイ空港

それと、ドバイらしいなと思ったのは、免税店が主催する景品が豪華すぎるほどのくじ。スポーツカーです。実は、これを凄く楽しみにしていました。別にスポーツカーが欲しいわけじゃないのだけれど、夢があって面白いじゃないですか! 家でも母親とこの話で盛り上がり、「じゃぁ、7,000円までなら試してくるね…」なんて家を出てきました。空港についてからなんて、ちょっとドキドキしちゃって、「当たったら…どうなっちゃうんだろう? 今当たったら旅のスケジュールが面倒だな、船便? 運搬料は高額なのかしら? 税関ではどうなるんだ?」なんって空っぽの頭で夢うつつを抜かしてましたが、発見してビックリ。500ディルハム(15,000円程度か?)じゃないですか。倍額でした。ん…これは痛い。今度は15,000円で何が買えるか考えちゃいますね、さすがに。「お金はさびしんぼうだから、あるとこにしか集まらない」といいますが、やっぱし、このポルシェも乗る人を選ぶんだなぁ〜。トホホ。
けれど、お金がある人! これってけっこういいと思いません? 1000人にひとり当選チャンスがあるのです! 確率的に高いと思うのですが。
ドバイ空港の宝くじ

ターミナルからはこんな感じ。
ドバイ空港
ドバイ空港

じゃ。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

マニラ空港の撮影スポット(フィリピン)

今日の日記は、凄く長いです。あらかじめ。
ってなわけで、まだいますよ、マニラに。

それにしても、よそ様の国を他人がとやかくいう筋合いはないけど、この国の金銭感覚ってちょっと狂ってるっていうか…。とうか基準価格ってのがなくて何を信用したらいいのやら…。
唯一頼りにしている観光ガイド本ですらも適当なもので、どの観光ガイドもフィリピンの国の治安の悪さを説明し、さんざん脅かしといたあとに「ホテルからのタクシーはクーポンタクシー(行き先を最初に告げると、行き先までの金額が書かれたクーポンを発行され、追加料金不要)、もしくはホテルタクシー(ホテルが契約しているタクシー、またはレンタカー。フィリピンの『レンタカー』はすべて運転手付)の送迎を利用すること。一般のタクシーはボラれることが多く、観光客には不向き」ってご丁寧に解説してくれてるけど、そらそうだ。だって、ホテルタクシーの値段もクーポンタクシーの値段も、ぼったくりタクシーと(料金だけ見れば)変わらないんだもん。特に、今滞在してるM.Oホテル! 全ての料金が立派ですが、国際的なチェーンホテルは国の物価に係らず、徹底して同じような料金を貫いてますので、ま、仕方ないっちゃぁ、仕方ないでのしょう…。それでも甘んじて受け入れるのは「安心価格」と思うなればこそ。どいつもこいつも足下見やがって!

[空港] ←→[各地点]までの金額

A空港のクーポンタクシー:530ペソ
B一般のメータータクシー:117ペソ
C個人交渉(空港付近のレンタカー業者):480ペソ
Dホテルタクシー(マンダルヨン地区の外れ:星3つ):500ペソ
Eホテルタクシー(マカティ地区:星5つ)から:1,500ペソ
Fホテルタクシー(エルミタ地区:星3つ)から:500ペソ

A〜F地点のどれからも、空港まではほぼ大差ない距離です。なぜこの金額が計れたかってのは、後回し。
ちなみに、Bの一般のメータータクシーというのは、Eホテルのエントランスにたまたま空港からお客さんを連れてきた一般タクシーがいたので、それに乗ったわけです。行き先はNayong Pilipino(ナヨン・ピリピノ)。Eホテルのセキュリティの人は、「ナヨン・ピリピノへ行ったことがあるのか? えぇ? 初めてだって…? ひとりでいくのか? 何しにいくの?」とずいぶん訝しがられました。それからそのタクシーのドライバーさんにしっかりと、行き先を伝えてくれて、
「車が走ってあの角を曲がった時に、ちゃんとこのメーターが動いているか確認するんだからね。動いてなかったら降りなさい。それから、ドアロックも忘れずに。はいっ、これがこのタクシーのナンバー!」
といって紙切れをくれました。ドアのロックは、フィリピンのタクシーでは常識らしいが、何度もメーターのことを念押しされ、そこまで言われたら逆に不安になるので、しっかりメーターを見つめていたものの、角を曲がってもメーターが動かない。
「運転手さん、このメーター動いてます?」と聞いた頃に、ちゃんと動き出したのでした…。運転手さんもそこまで疑われたら、笑うしかない…。景色や場所の案内をしてくれながら、ナヨン・ピリピノへ向かってくれたのでした。着いたら117ペソ。この後に知ることになる金額から考えると、なんだかなぁ、って感じだけど、やっぱりあんなに念押しするにはそれなりの訳があるんだろうな…。

さて、ホテルのセキュリティの人が訝しがった「ナヨン・ピリピノ」。「ナヨン」とは「村」の意味だそうで、マヨンボルケーノ、ビコール、コルディリェラの3つのエリアからなる公園で、フィリピン各地の文化や風俗、景色が凝縮されているのだそうだ。景色が凝縮、ってのはままその通りで、縮小で再現されているというか、なんというか…。ディズニーランドのアドベンチャーランド、みたいな感じで世界遺産でもあるバナウエ棚田! やビコールのマヨン火山! などフィリピンの自然遺産がスケールダウンされた景色が広がっているのです(笑) 園内にはラグーンもあって…云々。この日はピクニックだ、って意気込んでホテルのデリで昼食を仕込んできました。
で、私が見たいものは、おそらくこの先にあるはず。で、でも…ひと気がなくって、足を踏み入れるのがちょっと怖い。それでも、ザクザク雑草と枯れ木を抜けるとそこは!
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

使えないJTBのガイド本には、空港から車で3分のところにあると紹介されています。「マニラ国内空港の滑走路の横に位置し、園内からも飛行機が発着する様子がみえる」とも。そうなんです、ここはマニラでいうところの「城南島」。

あ…きたきた。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

でも…「なんか、スネがチクチクする!」と思ったら小粒の白いヒルのような、カメムシのような…謎の虫が3匹並んで張り付いてる! 気持ちわる! 出なきゃ。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

なぜか突如、廃墟ホテルが…。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

よく見ると「INTERNATIONAL DEPATURE」?!
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

颯爽とした廃墟の風格とでもいいますか、ノーテンキな南国のせいか怖さも軽い。正面から。立派なホテルだったのでしょうね。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

もっと間近に、と園内に響く音を頼りに探索してると…、国際線ターミナルに出た! ニ、ニ、ニノイ・アキノ空港じゃないかっ! ガイド本の地図のスケール感がまるで分かりません。っていうか、国際線は地図からはみ出していて、載っていないのです。予想外の風景。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

離発着者本人以外は、中に入れません。出迎えの人はこうして外から眺めて探すのみ。建物は立派なのに、これじゃぁ自国の人に対して、あんまりだよ…。暑いしね。それゆえ見学デッキも見当たらず。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

ぐるっとひと回り。また、公園に戻ってきました。実は空港の西側駐車場と繋がっていたのです。知りませんでした。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

暑いなか探索してたので、避暑地を求めてラングーンらしき森へ。家族連れがちらほら。原生林っぽい雰囲気の森の隙間から、737や小型機なんかが飛び立って行くのが見えます。気づくと、セキュリティの若いお兄さんがマウンテンバイクを引きずりながらずっと背後をついてくる。私がベンチに腰掛けると視界のギリギリのところでその人も腰掛ける。なんだか10mとか20mくらいの距離を保ちながらずっといる。見ないようにしていても40分くらいずっとそんな感じ。気味が悪いので、家族連れから離れないようにしたり、また別の家族連れの目の届くところにいたりして、それ以上森の深くには入らないようにしてました。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

ちなみに、フィリピンでは、ショッピングモールやスーパーはもちろん、スタバに入るにも、コンビニに入るにも、ファーストフードに入るにも、ありとあらゆるところにセキュリティの人がいます。彼らは民間のセキュリティらしいのですが、みな小型の拳銃やライフルを持っています。

やがて行商のアイスクリーム屋のおじさんがやってきて、そのセキュリティのお兄さんはアイスクリーム屋さんと合流。それでも、離れているところからずっとこちらを見てるのが分かります。「今のうちにこの森から出よう!」と決心してベンチを立ったところ、そのセキュリティのお兄さんとアイスクリーム屋さんとが一緒になって遠くから私に、「あっち、あっち!」とゼスチャーしています。ふたりの方へ歩み寄り、「あっち、あっち!」の手の方へ行くと、なんとそこは滑走路と平行してるフェンス越しの、大パノラマ・ビューだったのです! いやぁ、これには釘付けでしたね。感動しました。それでも今度は5mくらいに距離を縮め、私の真後ろにいましたが。
写真が撮れないもので、伝わずにすみません…。
Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

Nayong Pilipino(ナヨン・ピリピーノ)

それにしても、なんでずっとついて来てたのか不思議。そしたら彼いわく、「女の人がひとりなのは危ないよ」と、ごもっとも。さらには「僕も飛行機が好きだ」ってさ。
それまでそんな話してなかったけど、一瞬にして、「ごめんよ」って思ったよ。
そしてその警備員さんに、「警察官なの?」と聞いたら、今度は無線で警察官を呼んでくれました。バイクに乗って現れた警察官のおじさんは制服姿ではなくシャツでした。そのおじさんが、広大な園内をバイクで案内してくれました。ただ、おじさんの腰に手をあててたんですが、不安定な吊り橋を渡るときに手がシャツの下のピストルらしき固いものに触れてしまって、その途端、急に怖くなってきて「森に連れてかれたらどうしよう」なんて、早く降りたい気分になってしまってろくに喋れもしない英語で、めちゃくちゃ喋りまくってましたね。一応、IDも見せてもらってましたが、凄く気が張ってしまったのです。結果は、セキュリティのお兄さんやアイスクリーム屋のおじさん、それから公園の清掃員の方々に、なぜかゴールインを拍手で迎えられたのですが。
今思えば、乗り物の乗り入れ禁止の園内を風を切って、再現された山を越え、丘を越え、これもなんかの再現であろう歩行者のいる吊り橋までもすり抜けて、職権乱用とも思える方法で、一気に見渡しました。新宿御苑というか代々木公園というか、想像以上にその庭園は広くって、歩くのは到底無理でした。

最後に。これからマニラ空港で撮影したいとお考えの方は、廃墟になってしまった「Philippine Village Hotel」を目印にしてください。羽田空港第2ターミナルにある「エクセル東急」みたいな感じでそびえています。車で3分どころか、空港の端から徒歩3分。難なく歩いて行ける距離です。ターミナルでいうとフィリピン航空側、出口を出てすぐをひたすら右に。ターミナルの建物の端に小さなオープンカフェのようなボックスが出てきます。それを通り越すと、高架橋にかかる階段がすぐに出てきますので、それを降りる。その階段のふもとにも小さな喫茶室があるのが目印。階段を下りると空港の駐車場が広がっていますので、右手に連なるレンタカー会社のボックスを見ながら駐車場を抜けると、そこがナヨン・ピリピーノ。あとは分かると思うので思う存分散策してくださいね。
ただ…。自分が気が張ったからって言うのもなんですが、やっぱり女性の一人旅なら相当の用心が必要です。今回のナヨン・ピリピーノでの話とは関係ないのでこの話はまたいずれ。

とてつもなく長くなりすみません。

※このターミナルについて補足します。国際線フィリピン航空のターミナル(第2ターミナルになります)。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

羽田空港に新しい土産もの屋

2月20日、羽田空港第2ターミナルの3Fに、新しいコンセプトの本屋っちゅうか、土産もん屋が出来た、っていうので、かなり期待して行ってきました(マーケットプレイス3F、ソニープラザと丸善の間。元「GINZA」の跡地です)。
編集型店舗っていって、立地に合わせた本やグッズが並んでいる店舗なんだ。っちゅうことは…飛行機の本やグッズもいっぱいなんだろうなと思って、行く前から気分が高揚してたんだが! …六本木ヒルズの「アートアンドデザインストア」と品揃えが一緒じゃんっ!! さらには、国立新美術館のミュージアムショップと品揃えが一緒だよっ! あれも、これも! ん…。東京の土産もん屋っていうか、東京グッズのセレクトショップだから、よく見るもんってのは当然か…。あ、「編集型店舗」ってのは、セレクトショップのことかぁ〜、なんて、今風言葉の、さらに今風だったんで、気づかなかった。

店員さんはきれいなおねいさんがたが多くって、しかも制服を着ています…。ブラニフ航空を意識したっぽい感じの、襟の大きなレトロフューチャーな制服。グラウンドホステスみたいです。だけど、飛行機関連書はまず、といっていいほどない…。ないじゃないか!! …ブックス・フジに直行決定だな。

ただ、日本の地域ごとの選書が、なかなか面白かったかな。「北海道へ行くなら」とか、「東京を歩くなら」とか、「四国をまわるなら」とかって、これから飛び立つ人に向けたセレクト。るるぶとかタビリエ的な直球勝負の旅行本ではなくって、建築ガイドだったり、風土史だったり、それから例えば「東北」コーナーに「書を捨て、街へ出よう」の寺山修二(青森)なんかが置いてあたりする。でもって、その東北コーナーの上の棚には、なんと!

こけしがっ!!!

しかも、このこけし、CAなんですよ…。16,800円也。
東北のこけしスッチーバージョン

真隣には、丸善がありますが、丸善はビジネスマン向けの本が多いので、こっちのお店は「旅行」目的で羽田を使うときに、良いかもしれません。ちゃんと棲み分けしてるんだなぁ…感心、感心。
あと面白かったのは、新書に混ざって、古書が置いてあったりします。その古書がけっこう面白くてですね、読みたくなるんですよ、また。でも…それがバカ高い! チェックだけしてAmazon直行だな。

一応、飛行機関連グッズもあったりします。棚ひとつだけ。置いてあるのは何故かコンコルド(コンコルドの安全のしおりが5,800円也…相場らしいが)だったり、パンナムグッズだったりして、こりゃまたANA FESTA/ブルースカイ直行だな。↓これがその棚。小さい上に、ゆったり配置。
飛行機の棚

そうはいっても、いろいろ買っちゃいましたよ(笑) 飛行機とは関係のない本ですが。

お土産もんのおすすめは、東京タワーを象ったミネラルウォーターかなぁ。立派なペットボトルでした。300円程度で手頃だったし。っていってもその300円をケチって、買いはしなかったが。ま、そんな感じでステーショナリーグッズも多いし、価格帯が広いので、本当に東京土産が欲しいときには、このお店は喜ばれるかもしれませんね。おすすめします。

気になっていたのは、青山ブックセンター六本木店のバイヤーを経て、これもまたその近くにできた、TSUTAYA六本木の選書を手がけた幅允孝さんていう人が携わった店ってとこ。好きでもない六本木ヒルズにちょくちょく行くのは、実はこのTSUTAYAがお目当て。店内にスタバもあるしね。駐車場もあるんで、ちょいとお遊び帰り、休日出勤帰りの夜中でも、安心して、じっくり本が買える。でもって、選書がナイス! なんだよ。ちょっと脱線するけど、地域の選書が秀逸なのは、新宿のジュンク堂書店。6Fのふるさとの棚へ行くと、旅行へ出かけたくなります。

このお店のコンセプトは、空港の高揚した気分に訴求する商品棚作り、ってことで、なるほどなぁ、とはおもいました。ついつい買っちゃうかもしれませんね、関係のないものを。でも、空港や飛行機の本やグッズをもうちょっと取り揃えてもらえると、空港の高揚した気分ついでに飛行機ファンを増やす、ってことが出来るかもしれません! よろしく!

ということで。
ばいばい。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

Tokyo's Tokyo
■Tokyo’s Tokyo(トーキョーズ トーキョー)
■第2旅客ターミナル マーケットプレイス 3階
■9:00〜19:30 03-6428-8732